原油九斗

テーマ:石油
昨日、長浜信用金庫さんの第85回通常総代会が北びわこホテルグラツィエで開催されました。相変わらずの堅実経営で重畳の至りでございます。

理事長がご挨拶の中で原油高騰の話題に言及されまして、「原油はバレルという単位で取引きされとるわけですが、1バレルは大体<きゅうとう>ほどっちゅうわけです。」とおっしゃいました。「だから原油が急騰するんです」なんてしょうもないことはおっしゃいませんよ、この理事長さんは。

私は一応石油業界におりますので「バレル」については存じ上げておりますが、一応説明しておきますと元々原油(石油)は樽に入れて運搬されておりまして、バレルとはこの樽のことであります。米ペンシルバニア油田で用いられていた42ガロンの樽が基準になっておりまして、約159リットルであります。


と、これくらいの知識はあったわけですが、理事長のおっしゃる「きゅうとう」は瞬間的に理解できず、やや時間が経ってから「九斗」つまり1斗缶9缶分すなわち18ℓ缶約9缶分ということがわかりました。これはなかなか新鮮な発見です。

で、今NY原油が140ドルとか何とか言ってますが、あれは18ℓのポリ缶9個分の原油が140ドルってことです。で為替を110円程度と仮定すると、ややこしい話は抜きにして、140ドルに0.7をかけていただければ、リットル当り大体何円になるかわかりますよ。まあ100円くらいです。

これ位でやめておきましょう。これ以上説明しますと、石油業界の実態が

「バレル」

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