萌練惣空?

テーマ:まちづくり
昨日商工会議所Yさんのお声掛で、中心市街地活性化協議会の委員として、同じく委員のS酒店さんと3人で大阪の「からほり」というところへ視察に行ってまいりました。

大阪城の外堀があったところで、水がなかったことから空堀と名づけられたそうです。「からほり倶楽部」という市民団体が長屋や古屋敷を改装してテナントを入れておもしろい展開をしているということで、代表の六波羅(ろくはら)雅一さんにお話を聞いて参りました。この方本名ですよ。名前も風貌もカリスマ。

とりあえず彼らがてがけた再生作品、その名も「惣(そう)」「練(れん)」「萌(ほう)」

まず長屋再生複合ショップの「惣」。昔自治的町政として「惣」があったことから独立心にあやかり命名。屋根に草が生えているのが印象的です。

次は御屋敷再生複合ショップの「練」。320坪の敷地に立つまさに御屋敷。高層ビルに囲まれた中で一種異様な感覚が味わえます。六波羅さんの設計事務所もここにある。「和」の中に「洋」、「古」の中に「新」を練りこませる意味で「練」と命名。

裏口から入るとこんな感じ

で最後が直木賞の直木三十五記念館も入った複合文化施設「萌」

ちなみに「もえ」ではありませんよ。「惣」「練」と来たので、先に「ほうれんそう」と並べることが決められて、第3の施設の名は「ほう」と自動的に決定し、「萌」の字をあてたんでしょう?と大胆に聞いてみたら、「その通りです」と六波羅氏は認めた。

色々おもしろい話を聞かせていただいたが、最も印象的だったのは「行政の支援は受けない」ということでありました。理由は「あてにするとえらいことになることがわかっているから」

そんな含蓄のあるアドバイスにもかかわらず、その直後に我々は「行政」の最たるものである「近畿経済産業局」とその子会社みたいな組織である「独立行政法人中小企業基盤整備機構」へ支援を「あてにしに」足を運んだのでありました。

よく見ると空ほり視察者3人の頭文字を並べると偶然にもSKY(空)。明日の長浜は、空(そら)のように無限の可能性が広がっているのか、空(むな)しきものと終るのか。そら知らんて言わんといてね。





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