9月の雨
9月最後の日、台風が近づいているのと、それが前線を刺激しているのとで冷たい雨が降っています。台風のもたらす雨は通常、蒸し暑くなるのですが、今回のは上空の冷たい空気とのぶつかりで冬みたいな感じですね。
今日は店は休みで、他の仕事はあるのですが何か静かな感じです。そういえば忘れていましたが、西武ライオンズの優勝セール行かれましたか?私は、すっかり忘れていました。クライマックスシリーズでリーグ優勝の感激が薄れているのでしょうか、それとも野球の人気が落ちているのでしょうか、昔ほど盛り上がりませんなー。
以前、長浜楽市に当社も店を出していました。平成2年からのライオンズの黄金時代には当たり前のようにセールをしていました。なんか愉しいセールで、1回だけリングドーナツ1個10円(但し1人5個まで)の優勝セールをしましたらすごい行列。それで、自分で袋詰めしていただくようにし、10個欲しい人は5個で精算して、もう1度並んでいただくなんてしました。私が西武ファンならそれでよかったのですが、広島ファンなのでちょっと寂しい。平成3年などは日本シリーズで広島を破ってのセールですから、「ああ悔しい。」でした。
そんな西友もリストラの嵐で大変ですね。当時も考えられないリストラをしていましたが、アメリカのウオルマートの傘下になり、また大規模なリストラをして20店舗ほど閉鎖するとのこと。アメリカのリーマンショックで本当に冷たい9月の雨ですね。(9月の雨は太田裕美さんを思い出します。)
値上げの雨嵐
またも値上げの嵐がやってまいりました。嵐が何度も吹き荒れるので、皆さん少々の嵐では驚かなくなってしまっているかもしれません。
パン業界は値上がりしないものは水と塩くらいなもの、粉、油脂、砂糖、イーストなど基本的な物だけでなく調理パン関係に使う具材が値上げ。コロッケなどは一気に1個当たり10円上がったことも。ということは、100円で売っていた物を単純に110円にしても何も儲けなし、むしろ利益率は下がります。
7月に市街地で洪水が起こったとき、後始末をした後でふと思ったのですが、まるでパン業界の構図と一緒だなと思いました。材料メーカーや問屋は値上げの雨嵐を我々に降りつける、しかし我々は値上げ分をお客様に流していくことは今の時代大変困難であります。当然、値上げ分をまともに被りいつかは、抱えきれずにあふれてしまいます。
そうならないために、新たな口(販売先)をつくる。口を大きくする(高くても買ってもらえる商品開発をする)。排水溝を掃除(無駄を削減)する。新しい建物を建てる(新規事業)。など色々な方法があります。
さて、本日の国会で麻生首相が所信表明演説をしました。少し見たのですが、かなり民主党に向けて挑発的でありましたが、わかり易いような感じで、所信の流れがまるで青年会議所の会頭や理事長が言うような感じ、やはり青年会議所会頭を唯一3年連続しただけあるなと思いました。
国の行方に無関心ではいけませんが頼るのではなく、何が私たちが出来るのか、行動していかねばならないと思います。
上海タイフーン
中山前大臣、いくつかの発言の真意はいったいなんでしょうね?単に賢くないだけであんなことするとは思えないので、なにかあるぞ。なかったら単なるばかということですかね。
さて、本日のタイトルはNHK土曜ドラマの上海タイフーンについて。不幸が似合う脇役女優・木村多江が主演で上海で一つ仕上げる敗れてしまった三十路過ぎの女性の役をやっています。
上海に住む日本人はなんと約4万人、県内なら野洲くらいの人口でしょうか。その中には、色々事情があってやってきて成功した日本人女性がけっこういるようです。所持金百万円以下、中国語まったくだめ、知り合い・コネなし、特に技術なしでやってきて3年でビジネスを立ちあげている人も少なくないそうです。(NHKのHPから)
ドラマでは30歳を超えて、自分勝手でうまく日本でやっていけず、プロポーズしてくれた恋人にまで振られてしまう美鈴(木村多江)が、上海に渡り挫折して人間として変化して逞しく生きていくのを描いています。詳しくはNHKのHPで見られたらよいと思います。
先日の辻谷工業の社長の話しではありませんが日本と中国のビジネスに関する考え方など色々と出ていてなかなか面白いドラマです。NHKの土曜ドラマは、何回か見ていますが面白いです。イチローのオリックス時代のコーチの高畠さんのドラマフルスイングはイチローが尊敬する人物だけあり、感動しました。トップセールスも面白かったです。ハゲタカは見逃して残念。仕事やイベントの関係で見逃してしまうシリーズも多いのですが、今回のドラマはお勧めします。HPであらすじを見ておけば今からでも理解できるのではないかな。
演説について
中山大臣、失言のオンパレード。政治家の人は大変ですね、特に大臣になるとことばも噛み締めていわないと、失言になる恐れが。政治家の人は話しがうまい人が多いのですね。特に口達者の政治家に多いですね。それも、小泉元首相のようにうまくごまかせる人もいれば、森元首相や麻生首相のように懲りもせずはきまくる人もいて、失言は日本史の中で衆議院解散や革命につながるものもありますから、心して欲しいものです。
さて、演説のうまい下手について、考えてみると色々あります。うまい演説を分けて見ると
1、理路整然と、わかりやすく、ことば明瞭に、弁舌さわやかに話す人
これは、海部俊樹元首相などが代表的ですかね。早稲田大学雄弁会出身で本当にいつもうまく話されました。あと、知性的であったのは宮沢元首相
2、情熱的に話し、人々をひきつける話し方の人
けっこう政治家に多いですね。絶叫に聞こえる人もありますが、やる気がありよしこの人にと思わずなりそうになる。田中角栄元首相や竹入元公明党委員長。
3、ことばを短く、わかり易いフレーズを使い、人々を引き込むいわゆるアジ演説に近い人
小泉元首相はわかりやすかったですね。中曽根元首相や麻生首相もこれに入るのかな、ヒットラーや麻原彰晃はそれの典型的な例。一歩間違えば怖いタイプ?
4、朴訥そうに話す人
小沢民主党代表、民主党の鳩山氏、福田前首相など、しかし何考えているかわからない、寝業師のような感じの人たちでもあります。
5、いわゆる口が軽く、饒舌で、うまい話し方
森元首相などは典型的な例、彼も早稲田雄弁会ですね。小渕元首相も雄弁会出身ですね。ただこの二人、小渕さんは誠実な平成のおじさんという感じでしたが森さんは失言が多く、なんか人間性は違うような気がしますね。麻生首相はこちらに入るのかもしれません。小渕さんは1ですかね。
私は、緊張シーと早口で話しがうまく出来ないので困ります。早口なので早口の人の通訳をする事はよくあります。もう、年齢が年齢なので直らないと思いますが、誠実でわかりやすく人々を納得させられるHさんみたいに話せたらなと思います。
広島勝ち越し(巨人に)
昨夜、久しぶりにテレビで広島ー巨人の今シーズンの最終戦を見ました。結果は広島が5-4で接戦をものにし今期このカード勝ち越しを決めました。広島市民球場は28日のヤクルト戦を最後に老朽化のため取り壊され、来年からは新球場がカープの本拠地となります。
この巨人戦は広島の昭和50年代、初優勝からの黄金期のユニフォームで試合をしました。着用経験者は22年目の緒方一人でした。広島球場のカープ側ブルペンには炎のストッパー・津田恒美投手のプレートがかかっています。津田投手は私より一学年上、山口南陽工業から社会人の協和発酵で3年プレーした後、準地元の広島入り、途中で先発から抑えの切り札となりましたが、水痘症に犯され、32歳でこの世を去りました。本当に快速球をビシバシとテンポよく投げる気持ちのよい投手でした。
その他にも思い出があります。私は昭和55年、広島が2年連続日本1になるのですが、たまたま広島に旅行に行ったとき、広島は本拠地20連勝がかかった試合があるということで市民球場へ行きました。3万人しか収容できませんので、もう既に満員、入れませんでした。ダフ屋がいて、私の妹(当時小学校6年)が、「あんなひとらがやーるであかんのや。」とぷんぷん怒っていたのを思い出します。
昨日、解説の田淵幸一が言うように選手やコーチが広島からたくさん他のチームに行っています。何でも、甲子園のジェット風船、元は広島球場で始まったとか。阪神は選手だけでなく、応援システムも取ってしまうのかいな。ともかく、プロ野球の球場としてはどうかとはいえ、ファンが間近で選手と接する事が出来る球場が一つ消えようとしています。