プロ野球クライマックスシリーズ1stステージ終了
震災で開幕が遅れたため、プロ野球は本来なら日本シリーズが終了しているのに、まだクライマックスシリーズです。パリーグはぎりぎりで3位に入った西武が2位の日本ハム2連勝のストレートで下しました。セリーグは1勝1敗で迎えた今日、2位のヤクルトが3位巨人を下し、あさってからの中日とのファイナルステージに進みました。
確かに敗者復活の要素が入ったため最後までペナントレースを楽しめて面白いということはあります。
ただ、セリーグはヤクルトと中日は負け数が一緒でゲーム差は2.5ですので、まだ許せますがパリーグはいけません。
西武とソフトバンクは勝ち数がソフトバンクが20多く負け数は西武が19多い、つまり19.5ゲーム差です。これで、ひょっとしたら昨年のロッテの様に6戦中4回勝てば西武がパリーグ代表ですからね。
ファイナルステージはソフトバンクの興行権があるので、西武も辞退するわけにはいかないかもしれませんが、6戦全勝でもしない限りパリーグの代表権はソフトバンクにするべきでしょうね。
何度も書きますが昨年は3位ロッテと優勝のソフトバンクは2ゲーム差でしたから、まだ意味があります。今回は、はっきり言ってクライマックスシリーズの意味はありません。もし、ソフトバンクが負ければこの制度は改められるでしょうね。
祝い!100万人突破!!
お江博覧会の入場者が本日、100万人を突破したということがテレビや新聞で報道されています。浅井会場でしたか3姉妹のお子様を連れたご家族に、今日、藤井市長から記念品が贈呈されたようです。
やはり、3姉妹で行かれたかなという感じですね(笑)。
今回は過去2回の博覧会(秀吉、一豊・千代)のときのように多くの人が長浜に来ていただきました。秀吉のときは旧・長浜市、一豊・千代は浅井・びわとの合併の時、そして今回は伊香・東浅井との合併の翌年ということで、夢の広がりを感じます。
過去2回と今回が違うのは歴史ブームであるということでしょうか?今は歴女と言われる人が多いようですね(その割には若い人はあまり見かけませんが)。それと、これは私が思うのですが2年前の「天地人」で直江兼続の盟友として石田三成が取り上げられました。これも大きかったと思います。
石田三成は西軍の大将としては知られていますが、直江兼続との関係は私も知りませんでした。今年の春、タクシーに乗る機会があり運転手と話していると「石田へ行きたい。」という女性が多いそうです。
「小栗旬はいませんよ(笑)。何もありませんよ。」と言っても「それでも行きたい。」と言われるそうで、石田町の顕彰会の方も嬉しいことだと思います。
この湖北は美しい自然と歴史にあふれたところです。2つがそろうところはそうありません。この豊かな湖北の風土をさらに盛り上げていきたいですね。
来年の大河ドラマは「平清盛」。湖北とはあまり関係がないように思われますが、西浅井の深坂地蔵は清盛が夢見て作らせようとした敦賀と琵琶湖を結ぶ運河が、この地の岩盤が硬くて断念したというところです。
戦後間もないころ琵琶湖運河の計画があったようですが、平安時代に考えられていたのはすごいことだなと思います。
それと米原ですが、伊吹の甲津原は平家の落ち武者の里と言われます。湖北各地には平家の落ち武者伝説がありそうな気がしますけどね。
とにかく、この盛り上がりを来年以降にもつなげていきたいですね。
連続優勝
プロ野球、セリーグは中日が昨年に続いて優勝。なんと初めての連覇です。プロ野球が始まったのは昭和9年。今の読売ジャイアンツ(巨人)が大日本東京野球倶楽部として設立されました。
その後、大阪タイガース(今の阪神)、名古屋軍(今の中日)や阪急(今はオリックスになりました)などができたようです。そんな長い歴史を誇る中日ですが連覇は初めてとのこと。いかに連続優勝が難しいかがわかります。
ちなみにこれまでセリーグで連覇を成し遂げたのはは巨人と広島、ヤクルトのみ。なんと阪神はまだ連覇は成し遂げていないのです。巨人はV9など特別の存在ですね。連続日本1となると巨人以外は私の好きな広島だけです。ヤクルトは連続日本1はありません。
パリーグは楽天とロッテ以外は連覇は成し遂げています。連続日本1は西武と阪急時代のオリックスです。オリックスになってからはパリーグの連覇はありますが連続日本1はありません。
中日は落合監督が本年限りで退任です。数年前に日本一になっていますがその時は2位でクライマックスシリーズで阪神・巨人をストレートで下して日本シリーズに行き前年(この年はセリーグ優勝)に敗れた日本ハムに雪辱して日本1になりました。だから、セリーグの優勝チームとしてもし、日本1になれば昭和29年以来の完全日本1ということになります。
それにしてもクライマックスシリーズは、下手したらペナントレースの苦労を水の泡にする恐れがあるんですね。
パリーグは1位ソフトバンクと2位日本ハムとは17ゲーム差。3位西武とともにクライマックスシリーズは辞退したらいいのに。
著名人の講演
新聞などに広告が出ていますが、今月28日(金)にテレビなどによく出ておられる金子勝さん(慶応義塾大学教授)の講演会が開かれるんですね。
これは商工会議所の創立80周年の記念で行われるそうで聴講無料だそうです。銀行なども著名人をよく読んで講演会をします。長浜であるものは大概無料ですが、少し有名な人になるとお金をとることがあります。それでも、普通に呼べばすごく高い人の場合ですね。
以前、長浜楽市にいたころ東京で日経流通セミナーでしたか行ったことがあります。これの聴講料は3万円くらいだったかな。もちろん自分では出せませんので会から出していただいております。
さて大学教授の講演会などに行って非常にいい講演を聞いたりすると思うのが「学生時代にもったいないことしていたな~。」ということです。
わが母校には私が在学当時には結構有名な先生がおられました。
最近はあまりテレビに出られませんが国際政治学で有名な須藤真司先生。実は私は在学中は外国語学部教授でおられたことを全く知りませんでした。卒業後、配達中に聴く車の中のKBSラジオでよくニュースの解説をしておられました。わかりやすい説明の内容に、「なんで学生時代知らなかったの。」と悔しい思いをしました。
あとは「たかじんのここまで言って委員会」やニュースで皇室や日本の年中行事になると出られる所功(ところいさお)先生。私は一応先生の講義は取っておりましたが、あまり出席していませんでした(それでも成績は優でした)。
同じ先生に社会人になってから、わずか1時間半くらいの講演に高いお金を払って聞くのに学生は年間何回も聞ける講演(授業)を欠席しているのは、もったいない話ですね。
人間は自分の腹が痛まないと一生懸命なれないのかな。
好敵手(ライバル)
体操の世界選手権の東京大会。終了しました。団体の優勝は成らなかったのですが、日本のエース内村選手が個人総合で初の3連覇を成し遂げました。昔は世界選手権は4年に1回、後に2年に1回(五輪の前年と翌年)となり、今の毎年開催とは一緒にならないとはいえ、すごいことであるのは変わりありません。
また、同じ日本の山室選手が3位に入り銅メダルでした。個人総合で2人がメダルとるということは日本の層の厚さを意味しています。
さて、私が今回素晴らしいなと感じたのは、この内村、山室の両選手の関係です。両者とも高校時代からのライバル。内村選手も「今の自分があるのは山室選手のおかげ。」といいます。
お互いに切磋琢磨しあい、相手の成功を喜び合う。今回も内村選手が最後の鉄棒で会心の演技を決めて優勝を確実にしたとき、それを喜びの拍手でたたえる山室選手が映りました。
甘いと言われるかもしれませんが、優れたライバルの成功を喜べる、それと競える自分を誇らしげに思える人は素晴らしいと思います。
お互いが、憎みあったり蹴落としあう競合関係はビジネスの世界には多くありますが、そんな情けないことではなく尊敬しあえるライバルというのは素敵だなと思います。
人が成長するにはいかに好敵手を持つことが大切かを再認識させられた大会でした。