引き際
テーマ:ブログ
2008/09/15 19:54
今年限りで引退を表明しているオリックスの清原が9日より欠場しています。なんでも峰か織炎になったとかで、先日の私がバイキンマンにやられたのと同じ病気です。彼の体を見ればわかりますが、まるでドーピングに引っかかりそうなくらいぼろぼろですから、今年限りというのもわかります。何でも大阪ドーム(京セラドーム)での引退試合のチケットはは発売開始後すぐに売り切れたとか、何とかいい引退をして欲しいものです。
今日は敬労の日、私の父のように76歳で死ぬ3日前まで仕事をする人もいれば、50歳前に儲けるだけ儲けてあとは悠々自適という人もいます。実際にどちらがいいのかは人によるかと思いますが、その前の引き際と言うものは大切ですね。
先日の大相撲の北の湖理事長は、後味の悪い引き際でした。彼は現役のときも、現国技館の土俵に立つまではということで、怪我が相次いだ晩年は土俵にしがみついている感じでした。相撲の世界は厳しく、清原や新庄のように「今期限りで引退。」はいえません。引退を決めたら土俵には立てません。それは試合の相手に余計な気持ちを抱かせることになり失礼だからです。北の湖は素晴らしい力士で私は大好きな力士でしたから現役の時は、理由がわかりますが今回のは、相撲の美学に反するのではと思っています。
人生、順調なときばかりではなく、「引く・退く」ということは、どんな人でもあると思います。あるときにおいては人生を左右しかねないときもあります。上手な引き際、潮時というものを先人たちから学びたいものです。