寝耳に水、耳を疑う
昨日、例年通り、湖北町速水の八朔大祭に行ってまいりました。今年は20年振りの幡母衣行列があるということで油甚さんのブログにも紹介されていっるように長浜からもたくさん来ておられました。
今日のNHK近江610にその様子が紹介されていました。実行委員長の杉田信男さんの息子さんの高徳さんが写真のような武者行列に参加されていまして、その密着取材と言うものでした。
「まつりはみんなが元気になれる、だからなくてはならないもの。」と言われていたのが印象的でした。それにしてもすごい、行列は20時30分から始まり23時終了、足止め踊りを23時から行って初日終了という、ホンマに値打ちなまつりです。実際は日付が変わりました。
そんな行列の真っ最中に「福田首相辞任表明」の速報が流れました。しかし私たちはまつりの最中、集まっていた親族は誰もその事を知りませんでして翌朝、昨夜が遅かったので眠い目をこすっていたらびっくりした次第です。
昨年に続いて投げ出したなどといわれていますが、安倍さんと違うのは福田さんは自民党が選挙に勝つために考えての事なのでしょうね。つまり、国民よりも党利党略を優先したのだと思います。福田さんはある意味、柔道の石井(金メダリスト)がいうように腹黒くなく、ナンバー2タイプなのだと思います。ただ、国民より党というのは情けないですね。
また、小泉待望論がありますが、私が思うに彼は確かに国民に痛みをあじわせながらも構造改革を行いある程度の成果は上げたように見えます。しかし天下りや族議員の利権や公務員制度改革など肝心なことを結局解決せずに、むしろこれから年金などの厄介な問題などが起こるという事を予想してまだ人気があるうちにうまいことやめた。そしてあとの安倍、福田両首相がその尻拭いに弱ったという感じがします。ある意味、途中で投げ出したのは小泉さんであり、構造改悪無責任内閣であったと思います。そんな人をなぜ待望するのかわたくしにはわかりません。
マスコミも政治化の政策論争など本当に大切な情報提供をすべきであり、それをせずにスキャンダルなどワイドショーに陥っているのは、日本の恥のような気がします。