爺爺放談
日曜の朝は6時から仕事の前に、TBSの時事放談を見ています。今日は藤井民主党顧問と野中弘務氏でした。先週は渡辺民主党顧問と誰だったかな?、来週は中曽根康弘氏と堺屋太一氏です。福田さんではないですが「客観的に見る」ために一線を退いた人が話されます。だから、「他人事(ひとごと)」のように話されているように聞こえてきます。まさしく年寄りの「爺爺」いや「爺示威」「爺自慰」放談になるときがあります。放談とは「気ままに話すこと。」それでいいのかもしれませんが。
今日の中身は、リーマンブラザーズ破綻の折にも、ショーみたいにやっている総裁候補たちに「喝」ではないですが、二人が色々いっていました。一人、与謝野大臣だけは「こんなことしている場合ではない。」と戻り経済諮問会議に出ていたそうです。それなら、テレビだけにしておいたらと思うんですけどね、どうせ一般国民には選挙権がないのだし。事故米の太田元大臣は野中氏にいわせれば「頭のいい、まじめな人、ただ緊張すれば要らんこというので最後はなんであんなに。」などいっていました。民主党の無投票当選に対して二人が立場の違いから都合のいいようにいっていました。私もこういうのはいい勉強させてもらっています(ハハハ)
さて、先日、麻生氏の「岡崎でよかった・・・。」失言に対し油甚さんが野中氏に対する差別発言について書かれていました。私も調べましたら、本当にひどいことを麻生氏は言っていて、当時の自民党の総務会で野中氏は麻生政調会長(当時)に正しているんですね。麻生氏は後に「あれはない。」と言っていますが・・・
そのせいか、今日の最後に司会の御厨貴氏が「新総裁に望む事。」を聞けば二人とももう麻生新総裁と決めつけまず藤井氏が「金持ちの坊ちゃんで国民の痛みがわかるのか・・・。」と非難、野中氏もそれに近い事を言っていましたがいつものしめくくり美人アナウンサーの小嶋慶子が「残念ながら時間となりました・・・。」のことばを野中氏が話している中にいれ、視聴者にそのことはあまり触れさせないようにしました。
ただ、野中氏はいつも「日本をあの戦争への道に再び歩ませてはならない。」といっています。そのことばは今の政治家のセンセイ方は肝に銘じて欲しいものです。