広島勝ち越し(巨人に)
昨夜、久しぶりにテレビで広島ー巨人の今シーズンの最終戦を見ました。結果は広島が5-4で接戦をものにし今期このカード勝ち越しを決めました。広島市民球場は28日のヤクルト戦を最後に老朽化のため取り壊され、来年からは新球場がカープの本拠地となります。
この巨人戦は広島の昭和50年代、初優勝からの黄金期のユニフォームで試合をしました。着用経験者は22年目の緒方一人でした。広島球場のカープ側ブルペンには炎のストッパー・津田恒美投手のプレートがかかっています。津田投手は私より一学年上、山口南陽工業から社会人の協和発酵で3年プレーした後、準地元の広島入り、途中で先発から抑えの切り札となりましたが、水痘症に犯され、32歳でこの世を去りました。本当に快速球をビシバシとテンポよく投げる気持ちのよい投手でした。
その他にも思い出があります。私は昭和55年、広島が2年連続日本1になるのですが、たまたま広島に旅行に行ったとき、広島は本拠地20連勝がかかった試合があるということで市民球場へ行きました。3万人しか収容できませんので、もう既に満員、入れませんでした。ダフ屋がいて、私の妹(当時小学校6年)が、「あんなひとらがやーるであかんのや。」とぷんぷん怒っていたのを思い出します。
昨日、解説の田淵幸一が言うように選手やコーチが広島からたくさん他のチームに行っています。何でも、甲子園のジェット風船、元は広島球場で始まったとか。阪神は選手だけでなく、応援システムも取ってしまうのかいな。ともかく、プロ野球の球場としてはどうかとはいえ、ファンが間近で選手と接する事が出来る球場が一つ消えようとしています。