いきかた変えたら面白い
「いきかた変えたら?」といっても生き方を変えるのではなく今回は大阪へ行く方法を変えて見ました。昨日大阪豊中の庄内で講習会があり、行ってきました。普段は大阪まで新快速(もしくは新幹線)に乗り、梅田から阪急電車に乗ります。今回はちょっと変えて京都まで新幹線、京都から高槻まで普通、そこから歩いて阪急高槻市駅まで行きそこから十三経由で庄内へ行きました。高槻の町が見たかったのでそうしたのですが、普通で行ったためサントリーの工場のある山崎にも停車、水のきれいなとこらしいのですが大阪にはないのどかなところで降りたくなりました。
帰りは阪急で京都の河原町まで乗り、高島屋を見てきました。高島屋も売上は多いのですが、梅田の阪神や阪急と比べ静かなものでして、そのあと歩いて大丸まで行きましたがこれも梅田に比べたら落ち着いていて買い物も楽でした。そこから京都駅へ行くには四条烏丸からは地下鉄が一般的ですが、なんと京都駅行のバスがあるではありませんか。私は地下鉄が嫌いなので(何も見えないから)バスで京都駅へ。本当は河原町から京阪(三条か四条)まで行き、山科か大津方面(膳所、石山)まで行ってから東海道線を考えたのですが遅いのでやめました。
京都・大阪方面へは醒ヶ井駅でシャトル切符を買うと、往復新幹線自由席が片道分にわずか足せばいいだけでいけます。米原ー新大阪は新幹線自由席で4200円、シャトル切符は往復で4800円(醒ヶ井駅から)です。別に醒ヶ井からでなくても米原西口からなら乗れます。(なぜなら西口はJR東海だから)また、切符は利用する日付で売ってくれます。ただし、新幹線がストップしたら払い戻しで来ませんので注意してください。それと醒ヶ井駅は17時くらいで閉まり、後は無人駅になります。切符を買う時間は注意してください。
ちなみに長浜ー大阪の切符は長浜ー京都、京都ー大阪に分けて乗ったほうが60円得です。
ちょっと気分が変わる出張でした。
お彼岸、秋分の日
今日は秋分の日、日本の祝日法でも「先祖を敬い・・・。」と意義が語られております。父が亡くなってから母は春秋のお彼岸と盆近くの命日の御参りには必ず門徒先のご住職にお願いして参ってもらってます。「ここまでやらんでも・・・。」と言ってましたら、今日住職は「忙しいしうまく行っているからお参りなど頭になくなっている、急に御参りに来ると先祖が逆に心配するとも言われますね。」とのこと。でも、年に2回のお彼岸は昼夜が逆転するころですので、節目節目で振り返り、思うのがよいのかもしれません。
昨日、ある学びの会で一緒だったM君の通夜が行われました。先月29日に心筋梗塞で急に倒れ、手術は成功しましたが昏睡状態に陥り、今月20日、約3週間頑張りましたが35歳の短い生涯を終えました。35歳、お父さんと社長を替わろうかというころでした。彼の心臓につながる3つの管のうち2つがすでにつまり残りの1つで動いていた、だから心臓は小さくなり既に老人のようであったとの事。ただ今回の病は自覚症状がないだけにどうにもならんということでした。
導師をつとめられたご住職は「ことばになりません、本来は通夜布教をしなければならないのですが、こらえてください。」とつまられ、喪主のお父様などに挨拶して出られました。こんな事は私も初めてでした。M君の無念さ、息子に先立たれたご両親、そして最愛の奥様と6歳と3歳の子供たち、私もことばが出てきませんでした。
わたくしも年齢は彼よりちょうど一廻り上ですが、ご存知のように最近、命の危険を感じるところへ行きました。肉体的にはもちろんですが精神的にも健康に注意してしっかり管理して彼の分まで努力してよい経営者として生きたいものです。
ヤンキースタジアム
アメリカメジャーリーグ・ニューヨークヤンキースのヤンキースタジアムが老朽化のため現スタジアムでは今日が最後の試合になり松井がヒットを打ったというニュースがありました。
ヤンキースタジアムは私も思い出があります。昭和61年の4月末、パン学校(東京)を修了し、まだ皆が当てにせぬうちにと思ってアメリカへ単独旅行に出かけました。当時私はメジャーリーグの試合が見たいと思っていました。今と違ってインターネットなどありませんのでパン学校の授業の合間に千代田区にあるアメリカ観光局に行き、メジャーの試合日程表を手にいれました。そして、学校修了後、アメリカへ旅立ちました。
ニューヨークに着いたら私、思ったより英語が聞き取れない、学生時代に比べ能力が落ちたのですね。NYのケネディ空港で警察官から「東京とNYはぜんぜん違う、ベリーベリーベーーーリーケアフリー。」といわれてNYのホテルへ。
翌日はボストンへバスで移動、ボストンではフェンウエイパーク(レッドソックスの本拠地)へ行きました。試合は19:30からで雨、まだお客さんはぜんぜん来ていませんでしたが色々とグッズを買いました。バスでワシントンへ向かう途中、球場が見えましたが雨の中で試合をやっていました。
ワシントンを見たあと、ニューヨークへアメリカの新幹線メトロライナーに乗ってNYへ移動、車中でマツダの現地社員(アメリカ人)と一緒になり、マツダがオーナーの広島カープの話し。その2年前、初の日米ワールドシリーズとして広島とボルチモアオリオールズが対戦しました。広島は初戦は川口が完封で勝利、2~5戦はオリオールズが勝ちました。そのことを話すと、彼はぜんぜん知らなかったそうで、「日本は野球の歴史が浅い、何年かしたら追いついてくるだろう。」といっていたのを覚えています。
そして、待望の試合見物。ヤンキースタジアムへ同じホテルに泊まっていた人を連れて行きました。ヤンキースとクリーブランドインディアンスの試合はインディアンスは前年までヤンキースにいたナックルボールの名投手ニークロが先発。試合は日本のようなやかましいなりものの応援ではなく、声援と口笛などで球音が聞けてよかったです。インディアンスがホームランを打っても静かなもの、「あれファールだったかな?」と思ったら選手はダイヤモンドを走っているので、まさしく先日の甲子園よりすごい、ビジターの応援は誰もいません。
試合前に先ほどのニークロとヤンキースの名選手ウインフィールドが出てきて握手、何をしているのかわからないので隣の観客に「あれは誰だ。」と聞いて観客は「ウインフィールドだ。」私が「あれがウインフィールドか。」というと「そうだ、グッドプレーヤーだ。」野球を楽しむのは日米関係ありません。
今はどこでもどのスポーツでも当たり前のウエーブ。これが日本でも当たり前になる10年以上前に経験しました。またこの日はアンブレラデーでヤンキースのかさを入り口でもらい、観客と一緒に開いてまわしたりして声援。写真はあるのですがスキャンできずにお見せできないのが残念です。
今ではテレビでいつも放送されるのですが、あのころ殆どの人が見ていなかったメジャーリーグの試合。いい思い出の一つの舞台が今消えようとしています。
爺爺放談
日曜の朝は6時から仕事の前に、TBSの時事放談を見ています。今日は藤井民主党顧問と野中弘務氏でした。先週は渡辺民主党顧問と誰だったかな?、来週は中曽根康弘氏と堺屋太一氏です。福田さんではないですが「客観的に見る」ために一線を退いた人が話されます。だから、「他人事(ひとごと)」のように話されているように聞こえてきます。まさしく年寄りの「爺爺」いや「爺示威」「爺自慰」放談になるときがあります。放談とは「気ままに話すこと。」それでいいのかもしれませんが。
今日の中身は、リーマンブラザーズ破綻の折にも、ショーみたいにやっている総裁候補たちに「喝」ではないですが、二人が色々いっていました。一人、与謝野大臣だけは「こんなことしている場合ではない。」と戻り経済諮問会議に出ていたそうです。それなら、テレビだけにしておいたらと思うんですけどね、どうせ一般国民には選挙権がないのだし。事故米の太田元大臣は野中氏にいわせれば「頭のいい、まじめな人、ただ緊張すれば要らんこというので最後はなんであんなに。」などいっていました。民主党の無投票当選に対して二人が立場の違いから都合のいいようにいっていました。私もこういうのはいい勉強させてもらっています(ハハハ)
さて、先日、麻生氏の「岡崎でよかった・・・。」失言に対し油甚さんが野中氏に対する差別発言について書かれていました。私も調べましたら、本当にひどいことを麻生氏は言っていて、当時の自民党の総務会で野中氏は麻生政調会長(当時)に正しているんですね。麻生氏は後に「あれはない。」と言っていますが・・・
そのせいか、今日の最後に司会の御厨貴氏が「新総裁に望む事。」を聞けば二人とももう麻生新総裁と決めつけまず藤井氏が「金持ちの坊ちゃんで国民の痛みがわかるのか・・・。」と非難、野中氏もそれに近い事を言っていましたがいつものしめくくり美人アナウンサーの小嶋慶子が「残念ながら時間となりました・・・。」のことばを野中氏が話している中にいれ、視聴者にそのことはあまり触れさせないようにしました。
ただ、野中氏はいつも「日本をあの戦争への道に再び歩ませてはならない。」といっています。そのことばは今の政治家のセンセイ方は肝に銘じて欲しいものです。
クライマックスシリーズ
プロ野球も終盤に入り、セリーグは北京五輪で生き返った選手を持つ巨人が阪神を追い抜いて奇跡の逆転優勝へあと少し。昨日両者の対戦成績は並びましたが、それまで巨人はヤクルト、横浜、パリーグとの交流戦のみの勝ち越しであとの3球団には負け越し。このままいくともし優勝したら負け越しの方が多い初の優勝者となるところでした。
さて、何年か前から導入されたクライマックスシリーズ(以下CS)。年間1位が優勝者になれない弊害が出ていてぺナットレースを何のためにやるのか意味が問われていますが、興業的には成功でして今年の広島のように優勝は無理でも3位ならわからんということで消化試合が減っているよさはあります。パリーグは5位までわからんという感じですね。ただ、3位にはいればひょっとしたら日本一になれる可能性があるわけで実際3年前、3位の西武はペナントレースを負け越しでしたがプレーオフに出ています。(幸い2連敗しましたが、ひょっとしたらわざと負けたのかもしれません。)
今までオールスターゲームが終了すると優勝の可能性のあるチームとないチームの試合は大抵結果が見えていて可能性のあるチームが3連戦なら3連勝します。たまに負けると「痛い取りこぼし。」となっていたのがCS導入から消化試合が少ないため、試合に無気力感が少なくなりました。ただ、3位までというのはどうかと思います。2位まででいいのではないかな。また上位チームへのアドバンテージをもう少し考えるべきではないかと思います。
とにかく、私の好きな広島カープにも可能性があるのでうれしいことです。ただ、貯金(勝ち越し)がせめて8以上あればCSに出る資格はあると思いますが5割をかろうじて超えるくらいなら4位でいいと思います。広島は阪神などに選手を取られてあの戦力でよくやってくれたと思います。それで十分です。
さて、記録マニアの私から一口メモ、今まで一番優勝者から最下位まで接近したのはいつでしょうか?答えは昭和48年巨人がV9を達成した年、甲子園で阪神ー巨人で、阪神引き分け以上、巨人勝利で優勝が決まるというとき。結果は巨人が高橋一三が阪神を完封、9-0で巨人が勝って優勝。悔しがった阪神ファンがグランドに流れ込み、巨人の選手がベンチに逃げた年です。ちなみに優勝した巨人と最下位の広島とは6・5ゲーム差。これくらい接近していたらクライマックスシリーズも価値がありますね。