イベントの秋
夏休みが終了したなと思っていたら、もう9月も半ばを過ぎました。10月にはいると、長浜は色々な行事が目白押しです。毎年10月の第1土曜日から2日間(本年は4日、5日)の日程でアートインナガハマ(AIN)が開催されます。それから11月まで豊公まつりや着物園遊会など。その他の地域でも様々なイベントが開かれるとか、愉しい秋の到来です。
さて、今日散らかっている部屋に入ったら、平成3年の琵琶湖直流化イベントに関するものをまとめた報告書の冊子が出てまいりました。長浜青年会議所で活躍されたS酒店さんが当時事務局員だったKさん(Yちゃん)とイベントの司会進行だったか何か宣言文を読み上げているのかわかりませんが、お若い姿がありました。そのころ私はボーっと過ごしておりましたのであまりそれらに関わっていませんのでその熱い心を共有する事は出来ていないので残念ですが、冊子からは本当に熱さがにじみ出ていました。
私が大学を卒業してから1番楽な道(実は一番つらい道)を選んですぐ当社に入社したころ商店街は「このままではあかん。」といって諸先輩方は様々なイベントをしておられました。どこの商店街でもやっているいわゆるダサいイベントですが思えばあのときの情熱があったからこそ、現在の長浜の成功事例と言うものが出てきているのだと思います。考えれば現在より当時の商店街のほうがまだ、地域の人には根付いていました。それでも時代の流れには逆らえませんので、もしあのまま放っておけば現在の大型店にすっかり飲み込まれてしまい街はゴーストタウンになっていたと思います。
さて、昭和60年に豊公園で始まったアートインナガハマ(当時はアートインザホー)も20年以上続いてきました。会場が商店街に移って久しいのですが、形、内容も変化して来ております。本年はいつも初日の夜に行う、作家と市民の交流会をナイトアインという形で一部の作家の方にそのまま夜も続けていただき、気楽な形で芸術談義に花を咲かせていただけるように考えております。芸術は変化があり、愉しい、本年のアートインナガハマに期待しましょう。