餡飯゜男のつぶやき

　日馬富士（はるまふじ）が貴乃花以来の2場所連続全勝優勝で横綱昇進を決め、昨日、伝達式が行われました。

　白鵬が朝青龍が不祥事で引退してから5年近く一人横綱でしたが、モンゴル出身としては3人目の横綱となり、久しぶりに東西の横綱がそろいます。

　横綱昇進の条件は「大関で2場所連続優勝もしくはそれに準ずる成績」であり、「実力並びに品格が抜群であること。」です。朝青龍のひどさから、それが疑われるとこですが、白鵬や日馬富士は、姿勢が素晴らしいと思います。

　さて、日本人横綱の誕生が待たれていますが、非常に難しいとしか言えませんね。何しろ平成18年初場所（1月場所）の栃東（現・玉ノ井親方）以来7年近く日本人力士の優勝はありません（2場所前優勝の旭天鵬は日本に帰化していますが）。大関で優勝しないと横綱になれませんので、横綱は遠いということになります。

　今外人力士は一部屋に一人と規制がかかっていますが、もしオープン化すると大関どころか三役に日本人なしということが起こるかもしれませんね。

　今の大関である、琴奨菊や稀勢の里に頑張って欲しいものです。

　昨日、知り合いのＮさん、Ｓさんに誘われて、この秋（１１月２日よりロードショー）公開の映画「のぼうの城」の試写会に彦根のビバシティ・シネマに行って来ました。

　これは戦国時代に豊臣秀吉が天下統一に向かい、最後の戦となった小田原城攻めのときに、北条方にあった忍城の水攻めの実話に基づいた物語です。昨年に封切の予定でしたが、水攻めの場面などがあり、震災の後であったことから、１年公開が延期されました。

　忍城の城主の甥の成田長親は「でくのぼう」の殿様から「のぼう様」と言われた、はっきり言ってバカ殿様候補。しかし、領民からの人気は絶大。

　豊臣に内通して北条氏を裏切り、戦を避ける予定だった成田氏でしたが、豊臣軍からの軍師、長束正家（後の五奉行の一人）の傲慢な態度に怒った長親はわずか５００人の兵力と農民も合わせて３０００人弱で豊臣の石田三成率いる２５０００人の軍に対峙します。

　忍城は湿地帯にあり、この地の利を生かした成田勢に苦戦した、石田軍は高松城に習って忍城を水攻めにします。

　私も水攻めというのは今まで高松城しか知りませんでした。実際に水攻めというものは、水の勢いに耐えられる堤防を作らねばならず、莫大な費用がかかるものです。

　この時の水攻めは、石田軍が水攻めの堤をを完成させたのちに、水攻めの堤の外にいた農民たちが、密かに堤に穴をあけて、堤防の破壊に成功して、忍城の兵と領民は助かります。そうこうしているうちに小田原城が落城します。北条氏が滅びたので忍城は開城することになります。

　石田三成は２万で５００を破れなかったことから、愚将扱いになりますが、この映画では三成の器の大きさを知らしめるものでした。

　映画鑑賞後のセレモニーで監督が言っていましたが、「この時期は石田三成が秀吉につかえて頭角を現してきたころであり、ある意味若者が一生懸命な頃、今回三成役を演じた上地雄輔も俳優としてそんな時期、二人をオーバーラップさせた感じで仕上げている。」と言ったのが印象的でした。お馬鹿さんで有名な上地君ですが本当に素晴らしい三成を演じていました。

　それと、のぼう様（成田長親）を演じた野村萬斎。素晴らしい演技でした。

　久しぶりに面白い映画でした。

　トップとしての、のぼう様の振る舞いは本当に勉強になるものでした。

　こんな面白い映画は久し振りです。是非とも、１１月２日からの公開後は見に行っていただきたいですね。

　長浜が生んだ石田三成の知らない部分を知っていただきたいですしね。

　昨日、高校野球の秋季大会が行われ、彦根球場に見に行きました。

　というのは、バタコの妹の子がＩ高校で４番打者（エースかどうかは知りません）出ているので、今まで土曜日曜などは休めないので見に行ったことがなく、こういう機会に、最高学年だし見に行こうかということで行って来ました。

　彦根球場の中に入ったのは高校３年の時の夏の大会の１回戦、虎姫対高島の試合でした。そのあとは近くまで行ったことがありますが、中に入ったことはありません。３３年ぶりの彦根球場は高校時代に比べ本当に綺麗で大きな球場になっていました。しかし、スコアボードやメンバー表は私の目が悪いせいもあるのですが、見難かったですね。

　試合は３－１でＩ高校が勝ち、２回戦に進みました。次も見に行きたいけど行けるかな？できたら、近畿大会に行ってほしいな。

　「魚は頭から腐る。」といいますが、日本の国もトップがどうでもいいことでやりあっているうちに、何か日本人がおかしな行動をする人が増えました。

　「私は大丈夫。」と思っていても実際に「魔が差した。」ということから取り返しのつかない行動をする人も多いようです。

　さて、最近の事件で東京の有名な裕福な人が行く大学と言われるＳ大学の学生が小学生の女の子をカバンに入れてタクシーに乗り、運転手の機転で女の子が助かり大学生が逮捕されたニュースがありました。

　犯罪者の大学生には憤りを感じますが、マスコミもなぜ大学名を出すのかなと思いました。大津のいじめの事件でも中学校の名前は隠していたのになぜなのでしょうかね。

　実は当社でも１０年前のことになりますが、当社に単身赴任で来ていた人が私どもが以前使用していた家に住んでいました。それが夜、コンロに火をかけたまま、うっかり眠ってしまい、ボヤを起こしてしまいました。

　幸いにも発見が早かったのと近所の方の助けにより本人は無事で、隣家にも被害を及ぼすことはなく沈火しました。

　翌日の新聞や地方夕刊にその記事が載りました。殆どの新聞は会社員・Ｉさんで載せましたが、ある新聞だけが当社の名前とＩさんと載せました。

　私は新聞社に抗議しました。当社の名誉のためではなく、火事を起こした当事者が会社に対してどう思うのかということを、言いました。当時その新聞に広告を出していましたが、けじめとして掲載をお断りしました。

　マスコミも公務員や教師なら名前を出さないとか、有名な民間会社なら＊＊社社員＠＠＠さんなどと、必要のないことまで書くことがあります。

　さっきのことでも、大学生だけで十分だと思いますが、Ｓ大というのはＳ大の学生にとって迷惑ですし、その若い学生にも余計な負担となります（したことは確かに許せませんが）。

　そのあたりを考えて報道機関は、適切な報道をしていただきたいと思います。

　長期休業に入ってから１７日目。ただ告知が不十分なためか、お客様から注文の電話をいただくことがあります。

　そのたびに、事情を説明すると驚かれていますが、それだけではなく、中には「寂しいね。早く新しい店ができないかな。」とか、「元気にしていますか？」と私たちの健康を心配してくださる温かい電話もあります。

　本当にありがたいですね。

　毎日が休みみたいなもので、少しボケて来ているところもありますが、毎日後片付けなどが大変です。「ようこれだけ無駄なものを溜めたな、金が貯まらんはずや。」（笑）と思いながら片づけております。

　それにしてもお客様というものは本当にありがたいですね。「今まで、なぜもっと、お客様との絆を大切にしてこなかったのかな。」と反省しております。

　ＨＯＷ　ＴＯではなく、お客様に本当に喜んでいただけることを、楽しくもっと考えないといけないと改めて感じた次第です。

　自分たちができるお客様に喜んでいただけることを色々と考えて頑張っていきたいと思います。