パソコン事始(5) DOSに出会う
テーマ:コンピュータ
2011/04/21 17:08
回顧録その5 だんだん話がディープになるなぁ。興味ない人は読み飛ばして。
初めてフロッピーディスクを買ったのは大学4年、バイトしながらである。定価128,000円+拡張インターフェイス75,000円は安くない。当時は1S、すなわち1Side SingleDensity 片面単密度で1枚あたり80Kバイト、フロッピーディスクも1枚1500円もした。それでも、ピーガラガラというカセット記憶に比べると格段に便利に早くなった。
AppleⅡのDISKⅡが入出力ルーチンをフックしてディスクにアクセスするのに対し、TRS-80はTRS-DOSという本格的なDOS=DiskOperatingSystemを備えていた。当時のDOSのスタンダードはDigitalResearch社のCP/MだがTRS-DOSはアーキテクチャーも機能もCP/Mに匹敵していたと思う。コマンドも初期のMS-DOSとほぼ同様で、今で言うFATシステムなどを取り入れたり、ファイルへのパスワードも2種類設定できるなど先駆的だった。
TRS-DOSも逆アセンブルしながら中身の解析を行ったのだけど、当時からディスクプリタを使ったデバイスハンドリングを行っていたとか、メモリが少なかったのでオーバーレイモジュールを必要に応じて使っていたなど、プログラマにとっては非常に勉強になる中身だった。
1980~1982年にはTRS-DOSのコンパチとしてNEWDOS/80とかLDOSといったOSがアメリカでリリースされるのだけれど、アメリカのソフトウェアの奥深さの片鱗を知ることになる。あるルールでデバイスドライバを作ってやれば、DOSの中で、いやDOS上の言語系で使えるのだ、という今では当たり前のことが新鮮だった。これ以降、自分が作るプログラムの作法が、常に標準化をするというカタチに変わった。TRS-80用のCP/Mもあったのだけれど、メモリマップ上の問題とTRS-DOSの出来のよさもあって使うことはなかった。
当時は簡単なプログラムはBASICコンパイラを使い、メモリ領域を少なくして速度を要求されるプログラムはアセンブラを使っていた。一時期FORTHという言語にはまっていたことがあるが、後のページ記述言語であるPostScript言語同様スタックを使う=逆ポーランド記法のような言語だ。
その頃になると、TRS-80も倍速(3.5MH)に改造し、ディスクも片面倍トラック倍密度1DDで320Kバイトまで使えるようになっていたが、1982年 時代は16bitマシンの夜明、日本ではPC-9801が、アメリカではIBM-PCが発売されるのである。
初めてフロッピーディスクを買ったのは大学4年、バイトしながらである。定価128,000円+拡張インターフェイス75,000円は安くない。当時は1S、すなわち1Side SingleDensity 片面単密度で1枚あたり80Kバイト、フロッピーディスクも1枚1500円もした。それでも、ピーガラガラというカセット記憶に比べると格段に便利に早くなった。
AppleⅡのDISKⅡが入出力ルーチンをフックしてディスクにアクセスするのに対し、TRS-80はTRS-DOSという本格的なDOS=DiskOperatingSystemを備えていた。当時のDOSのスタンダードはDigitalResearch社のCP/MだがTRS-DOSはアーキテクチャーも機能もCP/Mに匹敵していたと思う。コマンドも初期のMS-DOSとほぼ同様で、今で言うFATシステムなどを取り入れたり、ファイルへのパスワードも2種類設定できるなど先駆的だった。
TRS-DOSも逆アセンブルしながら中身の解析を行ったのだけど、当時からディスクプリタを使ったデバイスハンドリングを行っていたとか、メモリが少なかったのでオーバーレイモジュールを必要に応じて使っていたなど、プログラマにとっては非常に勉強になる中身だった。
1980~1982年にはTRS-DOSのコンパチとしてNEWDOS/80とかLDOSといったOSがアメリカでリリースされるのだけれど、アメリカのソフトウェアの奥深さの片鱗を知ることになる。あるルールでデバイスドライバを作ってやれば、DOSの中で、いやDOS上の言語系で使えるのだ、という今では当たり前のことが新鮮だった。これ以降、自分が作るプログラムの作法が、常に標準化をするというカタチに変わった。TRS-80用のCP/Mもあったのだけれど、メモリマップ上の問題とTRS-DOSの出来のよさもあって使うことはなかった。
当時は簡単なプログラムはBASICコンパイラを使い、メモリ領域を少なくして速度を要求されるプログラムはアセンブラを使っていた。一時期FORTHという言語にはまっていたことがあるが、後のページ記述言語であるPostScript言語同様スタックを使う=逆ポーランド記法のような言語だ。
その頃になると、TRS-80も倍速(3.5MH)に改造し、ディスクも片面倍トラック倍密度1DDで320Kバイトまで使えるようになっていたが、1982年 時代は16bitマシンの夜明、日本ではPC-9801が、アメリカではIBM-PCが発売されるのである。
ホームページをリニューアル後
テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
2011/04/21 00:21
4月11日にホームページをリニューアルしてから10日。
現在のメインホームページは www.natural-sleep.com で ミラーと古いホームページを www.sleep-natura.jpに置いている。
ホームページビルダー15にはアクセス解析をする機能が付いているし、Googleにはウェブマスターツールという、検索クエリの状況や表示順位を見ることができる機能があるので、ここ1週間はその状態をモニタしていたんだけど結構面白い。もともとあった古いホームページは下位のディレクトリに移ってしまったが、結構検索上位にでるキーワードがある。
例えばGoogleで「寝具の選び方」とやるとうちのページが1番目に出てくる。Yahooも同じ。しかしながら、ここで表示されるファイルは古いものなので、そちらへ誘導するように古いファイル名を残しながら誘導するようにしてやらなければならなかったりする。
ヒットの多いキーワードは自分のサイトの入口になるから、ページを呼んでもらえるように工夫が必要だ。
まだ1週間ほどだが、結構表示は上がっている。ヒットも増えてきた。もっとも同じ内容のものが入っているのに、2つのドメインではずいぶんと違う結果になるのも面白い。
iPhone用も作ってみた。
こうやっていじくっている間にもSEO対策の会社からの電話はよくかかってくるなぁ。いくら外部リンクを増やしたとしても、最終的にはコンテンツが勝負である。
月末までがんばってみよう。
現在のメインホームページは www.natural-sleep.com で ミラーと古いホームページを www.sleep-natura.jpに置いている。
ホームページビルダー15にはアクセス解析をする機能が付いているし、Googleにはウェブマスターツールという、検索クエリの状況や表示順位を見ることができる機能があるので、ここ1週間はその状態をモニタしていたんだけど結構面白い。もともとあった古いホームページは下位のディレクトリに移ってしまったが、結構検索上位にでるキーワードがある。
例えばGoogleで「寝具の選び方」とやるとうちのページが1番目に出てくる。Yahooも同じ。しかしながら、ここで表示されるファイルは古いものなので、そちらへ誘導するように古いファイル名を残しながら誘導するようにしてやらなければならなかったりする。
ヒットの多いキーワードは自分のサイトの入口になるから、ページを呼んでもらえるように工夫が必要だ。
まだ1週間ほどだが、結構表示は上がっている。ヒットも増えてきた。もっとも同じ内容のものが入っているのに、2つのドメインではずいぶんと違う結果になるのも面白い。
iPhone用も作ってみた。
こうやっていじくっている間にもSEO対策の会社からの電話はよくかかってくるなぁ。いくら外部リンクを増やしたとしても、最終的にはコンテンツが勝負である。
月末までがんばってみよう。