なんかおかしいよな

テーマ:よもやま話
朝日新聞の窓という論説委員のコラムを読んでいて「あれっ?おかしい」 朝日だから毎度のことだけどね。

国歌斉唱を起立しなかった教師を、個人の信条は権力によって犯されることはない、無理強いをしなければならないのか・・・なんて話。しかし、これは全体主義の象徴たる君が代を認めるか認めないかという右や左の問題ではない。

教師なのだから、生徒には「社会や集団生活のルールをまもれ」と教え諭すべき立場の人間である。そして国旗や国家には敬意を持つというのは、礼儀だ。たとえ五星紅旗が個人的に気にくわなくても、公式の場所では敬意を持って対処するのが社会儀礼というものだろう。こういうことを教えていないから、オリンピックの表彰台の真ん中に立って、帽子をかぶったまま国旗掲揚と国家演奏を受けるという恥知らずなことをするはめになる。

個人の信条を個人的な立場でそれを主張することは、日本では言論と表現の自由として認められている。しかし、教師という公の立場で、個人の信条を公の立場に優先させて良いものではないだろう。「授業を座って受けるのは自分の信条に反する」といって寝て授業を受ける生徒を認めるのか?ルールは守りましょうということを教える立場の人間でしょうが。

ソクラテスは「悪法も法なり」と言ったが、法治国家とすれば当然のことなので、法に問題があるなら民主的議会の手続きを持って改正すべきだからで、無視して良いと言うことではない。30km制限を38kmで捕まったとして「38kmで捕まえるか!」と、取り締まりに憤りは感じながらも、違反は違反である。

そんな当たり前のことと、国歌問題を一緒にしないで欲しい。ましてや、国旗も国歌も民主的手続きを持って認められているのだから。それがどうしてもいやなら、日本では職業の自由も認められているのだ。

小・中・高とPTA会長をさせていただいて、そんな社会常識を欠いたアホな先生は無かったとホッとするのだけど、大多数の先生はまっとうな常識人であり、それにもとづいた振る舞いをされている。

大新聞の「論説」委員が論理より情緒を優先させてどうするのかね?

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2011/04      >>
27 28 29 30 31 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ブログランキング

フリースペース

ねむりはかせのキャラクターの名前はネムタといいます。なまけものです。
元サンリオにいらっしゃったキャラクターデザイナー井上・ヒサトさんの作品をご厚意でお借りしています
ネムタのホームページはこちら

通販サイトはこちらから
眠りのプロショップSawada 楽天市場店

ショップの地図はこちら
長浜の曳山博物館の前です

Facebookページ


ビデオクリップYouTube
店のプレゼンテーション
滋賀経済Now紹介
ヒュスラーネストの説明
プレジールのエアーピローの説明

アーカイブ

HTMLページへのリンク

プロフィール

ネムタ1

ねむりはかせ

曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

眠りのプロショップSawada

最近のトラックバック

参加コミュニティ一覧