何のために?
どうも麻生首相の会見によると、解散は来春になるとか。それが、ひょっとして年明けの国会冒頭もありえるとか。何のために解散するのでしょうね?
麻生首相、最近のばら撒きの定額給付金でも、あっち行ったりこっち行ったり。評論家の方が口をそろえて言われるのは「何のために行うのかがはっきりしない。当初の目的はなんだったのかを考えるべき。それでないのなら、やめたほうがよい。」ということです。「それなら代案を出せ!」と偉そうに言い返すされそうですが、もし今代案が無いとしても明らかに目的がはっきりしないものには投資はできないと思います。
わたくしも、色々な団体に所属した事がありますが、よく言われたのが、経営でも奉仕活動の事業にしても「何のために?」を問う事が必要と言われました。また、奉仕活動の事業(青年会議所など)では事業の案を役員会に上程したら
1、この事業の目的は何か?
2、(目的がはっきりしたら)手段は適切か?
3、(手段が適切なら)予算は適正に執行できるように組まれているか?
を役員会では問うものである。これを間違えてはいけないとある税理士の先輩から言われた事があります。
福田前首相が当時の国会の現状で「私(福田さん)では選挙を戦えない、国民に人気の高い(どう高いかはわからないのですが)麻生さんでないと。」と言うことで辞任(これもおかしな話しですけど)して、国民に信を問うために解散するはずだったのでしょう。それが、「今空白を作れない。」といって逃げる。もし任期満了が今年なら、いやでも総選挙をしなければならないし、これが空白と言うのでしょうかね。現にアメリカはこんなときでも大統領選挙をしているではないですか。
麻生首相には国民に「日本を今どういう方向に行かせようとしているのか。」
「そのために何をしなければならないし、こういう目的でやる。」というのを示していただきたいと思います。
食物アレルギー
本日昼に、讀賣テレビのミヤネ屋を見ておりましたら、食物アレルギーについて放送していました。何年か前に、小麦・たまご・落花生・乳・そばの5品目が特定原材料の中で表示が義務付けられましたが、来年でしたかね、えびとかにの甲殻類が追加されます。もともと原材料は経済産業省の法律でいくと全部表示しなければなりません。特定原材料は厚生労働省の管轄表示で、両方から法律がくくられているのでほんとうにややこしい。役所の方は、はっきりいって、違う管轄の表示については、答えていただくのは難しいです。自分で調べるのと他の表示を見るのが一番だと思います。
さて、本題、特定原材料は現在5品目が表示義務ですが推奨義務も含めると20品目以上あります。えびやかには怖いですね。先日、豊川悦二さんが大変なことになったらしくて。特に鍋などは色々なものが入りますから余計に怖いもので、何のアレルギー科の特定はむずかしくなります。
アレルギーは、体の中に異物が入るとどけようとして抗体ができます。それがある時に過剰反応しておかしなことになるらしいのですが、子供は慣らしたりして何とか直るみたいです。しかし大人はもう下手に逆らわないほうがいいようです。鍋などでおかしくなったら、一度医者で、何のアレルギーか調べたほうがいいようで、それに対しては避けるのが一番だとか。症状が出た時によく食中毒と間違える人がいるようです。アレルギーはすぐに出るのに対して食中毒はすぐに出ないことが違いであるということです。
食品の安全が叫ばれるようになって久しいのですが、日本はどうしても食品業者に対して厳しいようです。以前、油脂業者の営業の方から聞いた話しですが、ある洋菓子屋さんのケーキを食べたお子さんが、そばアレルギーでおかしくなったそうです。洋菓子ですから、そば粉などは使っていません。それなのになぜと思ったら、お店の周りがそば畑、その影響であろうと言うのです。
この責任を洋菓子屋さんに問うのは酷ではないかと思います。最近の環境の変化は考えられないものが多く、一零細業者の対応では難しいものがあります。
行政として、大きな目で環境問題に取り組んでいただかなければいけません。虫をよけるために薬品をばら撒いた環境の中で作られた作物や製品が本当にいいのか?アレルギー問題は、本当に奥の根のところを絶つようにしないと解決しない気がします。
奥田会長のおどし
船浅さんが書いておられますが、奥田氏が会長を務める厚生労働省のなんかの団体の席上、「最近の報道は厚生労働省の非難ばかり、偏った報道の会社のスポンサー降りたろかいな。」と言ったのに不適切、良くやったの2つの声があります。私も、最近の報道の「弱いものいじめ」「自分の悪いところは隠す」の姿勢にはいささか憤慨していますので、奥田氏のことばにある意味賛同しかけましたが、もう少し考えて見ると、これも「強いものの力をかさにきた、脅し」による言論封じととることもできます。
私は、最近の食品に対する報道の行きすぎた事には疑問を持っています。それにKテレビの「****大辞典」、事典でしたかね。うそを報道すると言う報道機関が一番してはいけないことを、そのままにしていることに憤りを感じました。そんなものにこそ、トヨタがスポンサー引き上げをして欲しかったですね。
学生時代に大河ドラマ「徳川家康」で幼少期の家康に今川義元の軍師・雪斎禅師が孔子の「君子は兵・食・信を満たすのが仕事」の教えについて教えているところが忘れられません。よく、食で行き過ぎた全面回収には疑問を持ちますが信を満たすために仕方ないのかと思います。
それだけに、国民の間に信頼関係がなくてどうして国がよくなるのでしょう。これを思うと報道機関は大切だと思います。脅しなどがなくても国をよくする、国民が明日への活力が湧く報道をしてもらいたいものです。
わけがわからないばら撒き
本日、麻生首相が言っておられた給付金(いわゆるバラマキ)の詳細が決まったとのこと。例の如く、「給付の制限は地方に任せるが、年収1800万を最低限とする」でしたかね。国は合併でも最後は「地方の意見が大切」と言って最後の責任を逃げる。こんなことでどうしてよくなるのでしょうか。
このばらまき、何年か前の「地域振興券」を思い出します。貯金せずに絶対に使わせるように、それも地域で使うようにと言う事で商品券にしたんですね。結果は手間がかかるは、何もならなかった。今回はそれを反省してか現金。しかし、亀井氏が言うように「税金を使った選挙前の買収」と言われても仕方ないと思います。まあ亀井氏のような悪役商会(悪役顔)が言うとなんか説得力がないのですが・・・
このばらまき、国民が金を使って、景気浮揚と言うのですが歴史を日もといても日本と言う国は、こういうときの政策は下手ですね。学校教育で習いますが(右系の人が聞いたら怒るかな)1929年の世界恐慌の時、アメリカはFルーズベルトがニューディールで成功、テネシーダムの建設は公共事業で景気浮揚の手始めとなりました。それに対しライオン首相・浜口雄幸は金解禁、貿易を促して景気浮揚を狙うも世界中が不景気で貿易が伸びず、ますます深穴に落ちたということになり、戦争への道を歩むことになります。
昨日電車の中で週間ポストの中吊り広告にありました。麻生ヤミ金政策年利58%とかなんとか。2兆円撒いても3年後に消費税3%アップ。消費税が8兆円上がる事から年利58%というわけです。
難しいことでしょうが、こういう時期はもっと足元を見る政策をするべきだと思います。風下から進むときはまっすぐ向かうはず。ちなみに、船の水難事故は救助は風下から行います。
それでもいただけるものはいただきます。それでも、うちは家族が少ないから少ないなー残念ですねー。
ライオンズ優勝セール
本日、昼過ぎから先週に引き続いて、電車に乗って大津方面へ。西武百貨店のライオンズ優勝セールを見に行きました。
業界再編で優勝セールも様変わりしております。昔で言う西武流通グループと西武ライオンズは全く別の系列ですので、もともと、商標利用料を流通グループはライオンズに払ってセールを行っています。近年の業界再編で西武百貨店はそごうと統合、完全に別のものになりました。しかし、お客様がそうは思わないと言う事で、優勝セールをしています。また、西友はアメリカのウオルマートの傘下になりましたので、優勝セールはしていません。それに対しセブンイレブンやヨーカドーがしています。コンビニならファミリーマートだったのですけれどね。ちょっと複雑になってきました。
最近では球団を持たない業者も、例えば平和堂が阪神優勝セールを行うなどやっていますが、盛り上がりませんね。
以前、星野阪神と王ダイエー(現ソフトバンク)の日本シリーズでダイエーが日本一になりましたが、甲子園球場のそばのダイエーはどうしたのでしょうか?実際に球団の地元のお店が優勝セールを行ったり、当社の近くの阪神の大ファンのS魚屋さんのように熱狂的なファンが行うのは盛り上がっていいですね。私のような広島ファンは難しいかな?そういえば先日亡くなった筑紫哲也さんとニュースステーションの久米宏さんは大の広島ファンでありました。
思い出しましたが、高校野球で近江高校が決勝へ行った時、彦根の商店街は応援セールを行いました。しかし平和堂は高野連から「待った」がかかったのでしょうか、中止したのを覚えています。プロスポーツと違い、学生スポーツのそういうものは企業の規模によっても変わるのですね。
とにかく、スポーツにより世の中が明るくなり、経済効果が出るのはいいことですね。また思い出しましたが、西武内の書店で、「アメリカはスポーツにより政治が変わる」とかいうタイトルの本がありました。今回は違う本を買いましたので、手元にはありませんが、アメリカでは、そんな事から変わるらしいです。そういえば、カルロスゴーン氏もたくさんの下請けや従業員を切っても、一番金を喰いそうな横浜Fマリノスは絶対に必要だからと消しませんでした。
ともかく、明るい売り出しの優勝セール。いい経済効果を出して欲しいものです。