わけがわからないばら撒き
本日、麻生首相が言っておられた給付金(いわゆるバラマキ)の詳細が決まったとのこと。例の如く、「給付の制限は地方に任せるが、年収1800万を最低限とする」でしたかね。国は合併でも最後は「地方の意見が大切」と言って最後の責任を逃げる。こんなことでどうしてよくなるのでしょうか。
このばらまき、何年か前の「地域振興券」を思い出します。貯金せずに絶対に使わせるように、それも地域で使うようにと言う事で商品券にしたんですね。結果は手間がかかるは、何もならなかった。今回はそれを反省してか現金。しかし、亀井氏が言うように「税金を使った選挙前の買収」と言われても仕方ないと思います。まあ亀井氏のような悪役商会(悪役顔)が言うとなんか説得力がないのですが・・・
このばらまき、国民が金を使って、景気浮揚と言うのですが歴史を日もといても日本と言う国は、こういうときの政策は下手ですね。学校教育で習いますが(右系の人が聞いたら怒るかな)1929年の世界恐慌の時、アメリカはFルーズベルトがニューディールで成功、テネシーダムの建設は公共事業で景気浮揚の手始めとなりました。それに対しライオン首相・浜口雄幸は金解禁、貿易を促して景気浮揚を狙うも世界中が不景気で貿易が伸びず、ますます深穴に落ちたということになり、戦争への道を歩むことになります。
昨日電車の中で週間ポストの中吊り広告にありました。麻生ヤミ金政策年利58%とかなんとか。2兆円撒いても3年後に消費税3%アップ。消費税が8兆円上がる事から年利58%というわけです。
難しいことでしょうが、こういう時期はもっと足元を見る政策をするべきだと思います。風下から進むときはまっすぐ向かうはず。ちなみに、船の水難事故は救助は風下から行います。
それでもいただけるものはいただきます。それでも、うちは家族が少ないから少ないなー残念ですねー。