漫画で読む名作
竹内書店さんのような本屋さんではありませんが本を紹介させていただきます。蟹工船という小林多喜二のプロレタリア文学が読まれているというニュースが出て久しいのですが、私は小学校のころ社会が好きで漫画日本の歴史全18巻を買いまして、何回も読んだ事があります。
漫画日本の歴史の中で第17巻の戦争への道で小林多喜二の話しが出ていました。特高に獄中で拷問を受け死んでしまい、漫画の中でひどすぎると人々が非難している場面がありました。それで、私も興味を持ち、中学か高校のころ買って読んで見ました。そのころの純粋な私には内容が難しかったのか内容はあまり覚えていません。何かくらい話しだったのは覚えています。
そうして何年か過ぎて、今、派遣社員が切られるなどのニュースが相次ぐ中、この小説が注目を集めるようになりました。そうしているうち、過日、西武ライオンズ優勝セールで西武百貨店へ行った時、百貨店内の書店でこんなものを見つけました。
漫画で読む名作です。実際にあれだけの内容を集約して編集するのだから大変ですね。しかし、おおまかな内容はとてもよくわかりました。もう一つ、同じ蟹工船の漫画がありましたが、少し文章も入っていました。麻生首相のように漫画好きな方は、こういうものならすぐ読めるでしょうね。漫画で読む名作、他にもたくさんあるようです。トルストイの戦争と平和などまであるようです。確かに本物をしっかりと読むのは大切ですが、これを読んでから本物を読んでもわかりやすくいいかもしれません。
よく、母がいうのですが「あんたは漫画日本の歴史で歴史を覚えたんやな。」と。確かにそうですね。思い返せば、理科などでも学研の科学と学習などでワクチンの由来などを覚えたものです。私がよく「つまらんどうでもいい事をよく知っているな。」というのは、幼い頃の漫画や学研の学習と科学で覚えた知識が多いようです。
いろいろと意見はあろうかと思いますが漫画を使った物は確かに覚え易いですね。実際に日本経済入門や会計入門、法律入門などがあります。
私もかつては月に10冊ぐらい本を読みましたが、最近は文書の洪水の山ですのでとてもつかれて本を読むのが困難になっています。こういうのを利用して読書の手助けをするのもいいのかもしれません。