コンピューターと人間
今日の油甚さんのブログにもありましたが、あんな優秀な人でも、「電気関係は苦手じゃ~。」とおっしゃるのでわからないものです。私の母などは、何もわかりもしないのに、私に何も言わず、パソコンを買っていました。テレビなどでインターネットをしている姿を見て買ったのでしょうが、業者もこれ幸いと、売りつける。こんなことではいけません。
私の妹や従弟にはコンピューターをかなりよく知っているものがいます。しかし、私と母、妻は全くあきません。おかげで、変なサイトを見ても履歴から妻や母にばれる事がないのはラッキーなのですが(?)
私も何とかワードやエクセルが使えるようになりました。あるとき、コンピューターに詳しい従弟が「パソコンに嫌われないようにせなアカンのや。」と言った事があります。なるほど、そうだと思います。コンピューターは人間の頭脳を機械化したものです。やっていると人生によく似たものだと思う事があります。
私はコンピューターはすごい物ですぐ反応すると思っていました。しかし、ご存知のように能力が機械によって違います。コンピューターの反応を無視して打ち続けるとフリーズしたり反応が遅くなる事があります。人間と同じであります。ゆえに、私や母のようにいい格好して、キーを打つとコンピューターが私たちを馬鹿にしたり、すねたりして反応が止まる事があります。これがコンピューターに嫌われるということなのでしょうか?
また、使っている内に反応が遅くなったりします。人間も年を取れば、色々な事があって、なかなか思い出せない事があったりするのと同じであります。そういう時に整理して反応を早くする。人間も時々人生を振り返り、整理するとよいのと同じです。
私も、パソコンを始めてから、「なるほど。」と思わせられることが何回かありました。なにはともあれ、わからなければ人に聞く、苦しいと思わずに愉しむ。これが、大切な事なのかもしれません。