日馬富士大関昇進
「日馬富士」これ読める人いるでしょうか?「はるまふじ」と読むそうです。大相撲九州場所で13勝2敗で、横綱・白鵬と優勝同点で3役でここ3場所で34勝(45戦中)の好成績をあげた伊勢ケ浜部屋の安馬が昨日の番付編成会議で初場所からの大関昇進が決まりました。
安馬という名は彼がモンゴルからやってきたときの伊勢ケ浜親方は安治川親方でしたのでその一字をとったのに加えモンゴルでは馬がとても大切にされます。それで、安馬と名づけられました。当時は体が小さく(今も大きい方ではありませんが)安い馬と酷評されたようです。それでも努力の甲斐あって大関昇進を果たしました。それで、四股名がいつまでも「安い馬」ではいけないのでこのたびの改名になったということです。
それにしても日本人は横綱はおろか、大関でも魁皇と千代大海は引退間近、琴光喜も、横綱は難しいところ。稀勢の里や豊ノ島は、まだまだ難しく、もしこの3人の大関が引退したら、日本人の横綱どころか大関もいなくなる気配であります。
それでもモンゴルは日本人のルーツといわれていますし、日本人・外人ということは関係なしで真の意味で相撲道を貫いて欲しいものです。実際に今場所休場した朝青龍は稽古を昔のようにしなくなったためか体が腐ってしまっているのかもしれません。それと、マスコミなどに叩かれすぎて嫌気がさしているのでしょうね。来場所復活しても昔のような強さは難しいと思います。
大相撲は祭りと同じで伝統に基づいていますので、非常に美しいですね。学生相撲やアマ日本選手権を見るとわかるのですが、大相撲は行司ですがアマは審判、審判服に蝶ネクタイをして両手に白手袋で審判します。行司は軍配を持って、美しい装束をする。幕下までの行司は裸足ですが、十両の関取格になると足袋をはけます。そして上へ上がるとぞうりが履けるようになり、装束も立派になって行きます。立行事になると短刀をつけます。これは、差し違え(ミスジャッジ)をしたら切腹の覚悟というところからです。
実際こんなにたくさん着たら裁けるのかいなと思うのですが、それがやはり能力も上がるんですね。また力士はちょんまげですが十両に上がると大銀杏がゆえ化粧まわしがつけられます。このような美しさは他のスポーツにはありません。ボクシングやプロレスのチャンピオンベルトぐらいでしょうか。
また、礼も大切。日本の武道は礼に始まり礼に終わる。相撲も柔道も礼を失したらお仕舞いです。日馬富士は私の大好きだった、元大関・貴ノ花を尊敬しているとの事。ただ、あのサーカス相撲は力士生命を縮めるのでやめて、千代の富士のような力士になって欲しいものです。そして、いい意味で日本の心を持った大関になってもらいたい、そして大相撲は美しい大相撲を復活して欲しいものです。