熱意
今朝(31日)の産経新聞の1面「政府 尖閣購入額20億円打診」の見出しが目に飛び込んできました。その後に、「地権者拒否『都と交渉』」とあり、当然のことと思いました。
さて、ロンドン五輪待望の金メダル第一号がやっと誕生、おめでとうございます。そんな折しも、今日の新聞に「公立の星 県立和歌山北高」の記事がありました。
内容は、“県立和歌山北高等学校は昭和38年にスポーツ中心の学校運営を目指して創立された。今回の五輪には体操、フェンシング、陸上に5名の選手を送り出している。
私立のスポーツ強豪校のような特別な施設や運動部への優遇予算もない中での成果。学校関係者は「心の底から誇らしく思う」と胸を張っている。
・・・。施設の不十分さは熱意でカバーする。同校ではほとんどのクラブが授業前の午前7時頃から約1時間半の朝練習を行い、担当教諭や生徒400人近くが参加。
今年のインターハイにも9競技に選手を送り込んだ。田村校長は「5人から刺激を受け、在校生もいずれは世界を目指して欲しい」と期待する。”
何れの成就も、目標を持つ生徒とそれに応えようとする指導者があってのことです。どのような学校にも様々な可能性を持つ生徒がいます。可能性を引き出すのは先生方の熱意です。
近年部活動の顧問を避ける先生が多くなったと聞きます。学校教育は教壇から教えるだけではありません。様々な体験を通して、その中から個々の生徒の最高の可能性を引き出してあげていただきたいと念じています。
親育
私のところは御門徒さんの数が少ない小さな真宗寺院ですが、この猛暑の28日(土)29日(日)の両日、三つの法事があり体力のなさをほとほと感じたことでした。法事の席では、いじめ問題を踏まえて「人間の教育」についてお話しをさせていただきました。
過日記しました岡本道雄先生や東井義雄先生等のお話しを思い出し、自分の体験を通しての話をさせていたことです。
学校での「いじめ問題」は、いじめる生徒に問題があるのですがその子の育ちを考えることも大切だと思います。「思いやり・優しさ・慈しみ」を育てられてきたのかと言うことです。
「人間が最初に出会う教師は母親である」と云いますが、その母親が人生の教師として大丈夫だったか?
「人間は人間を浴びて人間になる」と言いますが、大人たちは泥水のシャワーを浴びせることはなかったか?
世の大人一人一人が罪悪甚重の我が身に気付き、許されて生きていることに気付いたならば、日々感謝の暮らしとなりその姿はシャワーとなって子どもに降り注ぐことでしょう。
躾は、「人間は人と一緒でないと生きられないのだ」、「人間は一人ではいられないんだ」ということを教え、だからこそ「人のことを考えることが大事なのだ」と云うことを刷り込むことが一番大事なことなのです(自他の区別と他者を思いやる心)。このことを8歳までに刷り込んできたか?
我々の親の世代は、「人様に迷惑をかけるな」「恥ずかしいことをするな」と常に子どもに言い聞かせていたように思います。何時の頃から日本人が大切にしてきた「心」(思いやりと恥の文化)が失われたのでしょう?
今こそ「親育」の必要を強く感じる今日この頃です。
死去
今朝(27日)の報道に、岡本道雄元京大学長死去とありました。先生は中曽根内閣の時に設置された臨時教育審議会の会長をされました。
今から30年以上前、当時私が勤務していた中学校は何時荒れても不思議でない学校でした。そんな時に出会った先生(師)方に、東井義雄先生、田中繁雄先生、石川洋先生、そして岡本道雄先生がおられます。
岡本先生には、「人間は人間をあびて人間になるんだ」「人間は一人では生きられないんだ」ということを学びました。
先生は脳解剖学の専門家として前頭前野について、「この部分は遅く発育してくる総合野です。その時期は3歳から4歳、、7歳から8歳と自分を主張するようなときにします。その時期に躾をすることが大事なんです。
躾というものはどういうものだと云いますと、人間は人と一緒でないと生きられないこと、人間は一人では居られないものだと云うこと、人のことを考えることが大事ですよと言うことを教えてやることが、やっぱり躾の一番最初ですね」と話されています。
あの時代、先の先生方との出会いから学んだことが、「心を耕し、命を輝かす教育」という当時の中学校のメインテーマに結びついたことを懐かしく思い出しました。
さらに、「人間が最初に出会う教師は母親である」の教えを思い出しました。これらは、今日の親育や学校教育にそのまま通じるのではないかと思います。
岡本道雄先生のご冥福を謹んで御念じ申しあげます。
怨念?
今日(26日)の報道で、小沢一郎は自分の勉強会で、米海兵隊のオスプレイの岩国基地陸揚げをめぐる政府の対応を批判し、日米同盟は対等な関係ではないと指摘し、「日本の国民感情、国内事情をきちんと米国に伝えているのか。伝えられる立場に日本政府はいないのではないか」と述べたとあります。
この発言は、メディアに取り上げられる一部の跳ね上がった?人達の姿を取り込んだ、まさに大衆迎合の姿以外の何ものでもないように感じました。
何故なら、声を荒げメディアに登場する人達ではなく、状況を冷静に見ている圧倒的多数の国民の思いはまったく違うのです。(これは普天間移設問題においても同じです)
「あなたは、オスプレイの日本配備は防衛上必要だと思う?」のリサーチによりますと、回答数45,973票(締め切り;8月2日)の内
必要;44%、どちらかと言えば必要;19%、どちらかと言えば不必要;8%、不必要;27%、分からない;5%
必要、どちらかと言えば必要と云う人が63%を占めているのです。
小沢の云うところの「国民の生活が第一」は、云われているように「選挙が第一」「自分が第一」であって、まったく国民のことを考えていないことがこうしたリサーチからも読み取れます。
もっとい言うなれば、「国民の生活が第一」と云う前にやらねばならないことがあります。それは、周辺国の現状から考えて「国防が第一」です。これなくして「国民の生活を第一」等と戯言を語ることは出来ないのではないでしょうか。
小沢率いる政党「国民の生活が第一」の姿は、私には国民の多くの思いから乖離しているようにしか見えません。あるのは、民主党への怨念だけではないでしょうか?
夏野菜
近年時間を見つけては畑に行くことが楽しみです。今日(25日)も午前中2時間半ほど除草に行きました。この暑さの中ですから私にはそれ以上は無理です。
今年初めてキュウリの粕漬けをしました。そろそろ夏野菜のキュウリやトマト、茄子も最盛期は過ぎたようです。トマトは毎朝堪能するほどよばれました。最近血圧が下がったのはトマトのおかげかも知れません。
今年の誤算はマクワです。4本の苗のうち1本は黄マクワのつもりで買ってきた苗がメロンマクワだったのです。これが大当たりで、本物のメロンより美味しいのです。写真はマクワの栽培の様子です。
完熟のメロンマクワです。
今盛んに成長をしているのは大野の里芋です。色々ある里芋の中でこれが一番美味しいと思います。水やりが大変ですが10月に入れば食べられるかもしれません。
葉狩り等
先週から昨日(23日)まで庭の垣や松の剪定等で結構時間が掛かりました。素人が見よう見まねでするのですから当然と言えば当然です。但し少し高い木はまったく手は付けていません。何せ高所・・・ですから。
暑い時季ですので午前中2時間半ほどで体力が持ちませんから延べ5日ほど掛かりました。やっと昨日(23日)終わりました。写真は小さな松のビフォーアフターです。
今日(24日)は8:00過ぎに家を出てパナソニック・アリーナに向かいました。パナソニックアリーナにインターハイに出場する高等学校3チーム(福井工大附属高校・星城高校・倉敷商業高校)が合宿に来ており、気になる選手の様子を見るためです。
さすがに県代表になるだけのチームで、各チームには光る選手がいました。特に気にしている星城高校の某選手は背丈も190㌢近くになり期待通り成長していました。数年先にはセッターとして日本を代表する選手に成長してくれるものと確信しました。
各チーム、午後にはパナソニックの選手とワンセットずつゲームをしました。きっと良い思い出となることでしょう。
新川と研修
今日(20日)午前中、時間の合間を見て新川の様子を見に行きました。スタートは新川のスタート地点山階大橋からです。写真はその山階大橋から見た新川の様子です。
数日前から川の斜面の除草をしていただいているようですが、川の中央にはまったく手が付けられてなくて、水の流れが見えないところが多々ありました。
そこには葦や蒲(がま)が逞しく成長し、いざというときに間に合うのかとても気になります。さらに、ゴミが各所で散乱し景観を極めて害しています。県には、一刻も早く改善に向けて力を尽くしていただきたいものです。
午後は市役所を12:50に出発し、近江八幡市の県立男女共同参画センターに於い催された「滋賀県市議会議員研修会」に参加しました。
講師は元市川市教育次長;大塚康男氏で、テーマは「「市議会議員としての危機管理」でした。長浜市は議員29名中20名の参加でした。
講演内容は;1.政務調査費 2.議員の発言 3.兼業の禁止についてでした。
1.は補助金であり議員のレベル向上に使うものであり、決して私に使うものではない。
2.について、特に発言通告についてはアバウトにしてはいけない。理事者側がおおよその想定がつく内容を記すべきだ。さらに、議会で何を言ってもいいわけではない。民事責任を問われることがある、とありました。
3.について、議員が市と委託・請負関係を結ぶ会社等の役員をしているときは議員の3分の2の議決で失職になる等の話がありました。
他にも多くの参考とするべき課題を与えていただき有意義な研修会でした。
不要論
今日(19日)、大津市立中2年生男子生徒が自殺した問題をめぐり、大津市長が読売新聞のインタビューに応じ、教育委員会不要論が出ました。概略を記します。
“・・。この問題では、全校アンケートの結果の大半を市教委が公表していなかったことが、今月4日に発覚。市長は「非公表のものがあるとの報告を市教委から受けておらず、報道で知った」と弁明した。
・・。市教委から、まとめ資料ではなく、詳細なアンケート回答を取り寄せて読んだ。男子生徒が同級生から受けた被害がいくつも記されており、「いじめが自殺の原因だと確信した」という。
一方、市教委は男子生徒の自殺後、「全校アンケートは不確かな情報が多く、いじめとの因果関係は断定できない」と主張していた。
市長は「市教委の説明を受け入れてきたけれど、前提となる事実の確認がいいかげんで信用できないと分かった。裏切られたような感じだ」。
アンケート結果の全面公開を渋る市教委に対し、「事実はあなた達が言ってきたことと違う。これは出すべきです」と押し切り、10日以降の公表につながったという。
さたに、これまでの市教委の対応のまずさを改めて認めた上で、その遠因に教育委員会制度の矛盾があると指摘。「市民に選ばれたわけでもない教育委員が教育行政を担い、市長さえ教職員人事などに係われない。民意を直接反映しない無責任な制度は要らない」と述べ、国に制度改正を求める意向を示した。”
以前にも述べましたが、学校教育で最も大切は教師の姿勢は、「その子がわが子ならどうする」です。このことが抜け落ちていた大津市立O中学校の学校教育は、何を言っても後の祭りです。
この際、教育行政の長は教育長とし、教育委員長の姿の見えない教育委員会は諮問機関(第三者委員会?)に改めるべきだと思いますが如何でしょ?
私は3月議会で「いじめ防止条例」制定の必要を問いましたが、長浜市では「長浜市人権施策推進基本計画」を策定し、様々な取り組みをしているから必要がないとのことでした。はたして市民にどれほど浸透していることでしょう?
領土問題
昨日(17日)の産経新聞のトップ記事は「尖閣・大正島は琉球」の見出しでした。抜粋して記します。
“中国は尖閣周辺の石油資源などが明らかになった1970年頃から領有権を主張し始め、71年12月の外務省声明で「釣魚島などの尖閣諸島は昔から中国の領土。早くも明代にこれらの島はすでに中国の海上防衛区域の中に含まれており、それは琉球(沖縄)に属するものではなく台湾の付属島嶼だった」と根拠づけていました。
しかし、この度尖閣諸島のひとつ、大正島について、中国明代から1561年に琉球王朝(沖縄)へ派遣された使節、郭汝霖(かくじょりん)が皇帝に提出した上奏分に「琉球」と明記されていたことが、石井望・長崎純心大準教授(漢文学)の調査で分かった。
中国は尖閣諸島を「明代から中国の領土で台湾の付属の島嶼だった」と主張しているが、根拠が大きく崩れることになる。”
とは言うものの、世界に知られた捏造の国中国ですから今後新たな資料を作って、何を言い出すか分かったものではありません。今後の中国の動向を注視する必要があります。
夏季県大会
今日(16日)は、しっかりと冷房の効いた瀬田公園体育館に於いて滋賀県小学生バレーボール夏季大会が開かれました。
私は10:00に家を出て11:00過ぎに会場に着きました。残念ながら第一試合を見ることが出来ませんでしたが、我が「長浜パンサーズ」はトーナメント第一試合で秦荘チームと第一回戦を行い、2-0で勝利しました。
勝利の後、軽い食事を取り終え次の戦いに備えて只今リラックス中です。
二回戦は、第4試合で大宝チームと戦いました。頑張ったのですが力の差はいかんともし難く、2-0で完敗でした。劣勢の中、監督の指示を聞く「長浜パンサーズ」のメン バー。
今日の悔しさを胸に、秋の大会を目指して次の練習から今まで以上に頑張りたいと思います。