雪の中の三日間でした

テーマ:日常
13日午後から断続的に降り出した雪は、17日の朝がピークとなりました。今日(19日)は雪は降らず午後には晴れてきました。おかげでだいぶと雪も解けました。さて、16日から振り返ります。
 16日は、スポ少「長浜パンサーズ」の子どもたちのうち参加希望者32名と保護者8名、スタッフ4名でバスを借りてV・プレミアリーグのパナソニック・パンサーズ対東レ・アローズのゲームを大阪枚方市の松下電器体育館まで見に行きました。男子の迫力あるゲームをフロアーで見ることが出来、さらに山本や宇佐美を目の当たりにして、子どもも保護者も感動してくれました。18時30分過ぎに帰宅しました。
 17日は朝からものすごい雪で、とてもスポ少の練習が出来る状態ではなく早速連絡網で中止の指示をしました。9時過ぎから門の前と歩道の除雪、午後は駐車場の除雪と、まことに疲労困ぱいでした。
 18日は10時からびわ町商工会の皆様とプロジェクト21との話し合いのため、雪の状態が心配で9時20分に家を出ました。商工会の皆様から次の項目に関わる意見を聞かせていただきました。○上下水道の課題について○道路整備について○土地利用について、その他・市職員の改善提案について・温水プールについて・武道館建設・施設の効果的利用について等、多くの意見を頂きました。これ等の問題は整理して会派として具体的に取り組んでゆきたいと思います。昨日の話し合いは、私にとってとても有意義な時間でした。有難うございました。
※写真は本堂の屋根から落ちた雪の状態です。

1市6町合併に向けて思うこと

テーマ:市議会

 長浜は一昨日の夜から断続的に雪が降り、3年ぶり?の除雪の必要な積雪で約30cmです。
 さて、以前に触れましたが今日は1市6町の合併について、思いの一端を述べたいと思います。
 合併問題は将来の道州制や各市町の財政状況・少子高齢化・地方分権の進展、さらには広域化・多様化・高度化する行政課題をクリアーするためには避けては通れないと思います。ただ、交付金に目が眩み野合になってはなりませんし、地域のエゴがあってもダメです。最も大切なことは、住民が議論を尽くし後々禍根を残さないことです。また、合併するに当たっては、期待される効果、心配される課題を住民に示すことも大切です。とりわけ大切なことは、我々が生まれ育った湖北の地をどうするのかと言う、住民の多くが同じ方向を向くことが出来る共通のビジョン(バックボーン)を示すことだと思うのです。ビジョンのないところにマネージメントは出来ないのですから。
 そこで、私は合併に向けて話が進むのであれば、「琵琶湖の水源を守る」といった大きなビジョンを掲げてもらいたいと思っているのです。琵琶湖は生きています。決して近畿の水がめだけではありません。先人が守り伝えて下さった琵琶湖という財産を、美しいままで子々孫々に伝え残してゆくことこそ、我々の責務だと思うのです。如何でしょうか。
 美しい琵琶湖を守るためには湖北の山々や森林・河川を管理してゆかなくてはなりません。これを1市6町でそれぞれが管理してゆくことははなはだ困難です。合併のあかつきには、知恵を出し合い住民こぞって湖北の山々や森林・河川を守り、より以上に他人を呼べる町にしたいと考えています。細かいことはその後に考えればいいことだと思います。
 この詳細は、2月29日(金)から始まる平成20年度第1回本会議の一般質問で市長に質問してゆきたいと思っています。
※自宅の前から西(長浜駅の方向)を見た今日の様子です。

中国製冷凍餃子中毒事件から思うこと

テーマ:政治・経済

連日中国製冷凍餃子の中毒事件が各メディアをにぎわせています。私個人は冷凍食品を好みませんので家にはほとんど在りませんが、多くの家庭では不安を持っておられることと思います。
 この事件から思いますことは、日本の食糧自給率の問題です。ご承知のように食料自給率は年々減少をたどり、昭和36年の78%から今や40%を切る状態です。これは主要先進国の中では最下位です。すぐ上の国はスイスで49%です。一方、英国の食料自給率は昭和36年頃42%であったが平成15年には70%に伸びています。このような日本の食糧事情が今回の事件の背景にあるのではないかと私は思うのです。心配することは、この状態が続けばいよいよ外国に対して物が言えない国になるのではないかということです。その理由は、現状の日本は海外からの食料輸出を止められれば餓死を待つのみだということです。中国にしてもどの国においても、日本を攻略するには一切の武器の必要はないのです。兵糧(ひょうろう)攻めで総て解決するのです。はたしてこの状態で良いのでしょうか。
 政府は、食料・農業基本法に基づいて平成22年までに食糧自給率を45%とする目標を定めていますが、はたして本当に実現するのでしょうか。せめて主食である穀類(米・麦・豆等)は100%の自給を目指さないと、外交においても対等に物が言えないのではないかと常々案じています。しかし、日本の現状は穀類自給率28%です。これは175の国・地域中124番目、OECD加盟国30か国中25番目です。ちなみに、英国では穀類自給率ほぼ100%です。北朝鮮においても78%です。せめて穀類100%の自給率がないことには何時までも媚中外交・媚米外交に終始し、日本の国体がいよいよ崩れてゆくのではないかと案じています。私は何時も日本の生命線は外交と防衛だと考えています。特に戦後の外交わけても近年の外交の貧弱さは目を覆うものがあるように感じています。これは明治政府に大いに学ぶべきだと思います。
 もう一点付け加えるならば、私たちはできるだけ地産地消に心がけて地元の生産物を購入することが大切だと思います。地元農家はその土地に合った食材をその土地に合った栽培法で育てておられます。鮮度は輸入物とは比べ物になりません。私もよくびわ町や塩津の「道の駅」などへ買い物に行きます。このような形がしっかりと出来れば、生産者にとっても消費者にとっても利を得ることが出来ると思うのです。
 中国冷凍餃子事件を契機に、日本政府も私たちも今本腰を入れて食糧問題を考える時だと思うのですが・・・・。
※上記の各データーは農林水産省「食料需給表」によります
※写真は少し雪を頂いた今日の霊峰伊吹山です。このように殆んど雪のない状況が今年の現状ですが、淀川水系の最上流にある琵琶湖のためにも、また田畑のためにももう少し雪が欲しいと思うのですが。

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プロフィール

君が代

脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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