自分の番
テーマ:教育
2012/07/15 17:06
最近の報道番組はどこを見ても必ず出てくるのは、昨年10月の大津市立O中学校2年生生徒の自死の問題です。この様な大事件に発展した原因は、O中学校及び教育委員会の初期対応にあります。
この事件で思うことは相田みつをさんの「自分の番」という詩です。
うまれかわり
死にかわり永遠の
過去のいのちを
受けついで
いま自分の番を
生きている
それがあなたの
いのちです
それがわたしの
いのちです
この詩は、30年以上も前から私が学校に在職中教室や廊下に掲示したものです。道徳の時間にも度々活用しました。
地上の総ての人々は、過去無量の「いのち」のバトンを受け継いで今ここにかけがいのない「いのち」を「人」として授かったものです。
その尊さを、親が、先生が、周りの人々が子どもたちに伝えているでしょうか?
さらに、「人」として授かった奇跡の「いのち」を、心豊かな「人間」に高めるために、親も、先生も、周りの人達も本当に係わってきたでしょうか?「自分の番」を立派に生き抜く力を付けてきたでしょうか?
自問自答する昨今です。
それにしても、記者会見にポロシャツ?で出てくる学校長はいただけないですねェ!