自分の番

テーマ:教育

最近の報道番組はどこを見ても必ず出てくるのは、昨年10月の大津市立O中学校2年生生徒の自死の問題です。この様な大事件に発展した原因は、O中学校及び教育委員会の初期対応にあります。

 

この事件で思うことは相田みつをさんの「自分の番」という詩です。

 

うまれかわり

死にかわり永遠の

過去のいのちを

受けついで

いま自分の番を

生きている

それがあなたの

いのちです

それがわたしの

いのちです

 

この詩は、30年以上も前から私が学校に在職中教室や廊下に掲示したものです。道徳の時間にも度々活用しました。

 

地上の総ての人々は、過去無量の「いのち」のバトンを受け継いで今ここにかけがいのない「いのち」を「人」として授かったものです。

 

その尊さを、親が、先生が、周りの人々が子どもたちに伝えているでしょうか?

 

さらに、「人」として授かった奇跡の「いのち」を、心豊かな「人間」に高めるために、親も、先生も、周りの人達も本当に係わってきたでしょうか?「自分の番」を立派に生き抜く力を付けてきたでしょうか?

 

自問自答する昨今です。

 

それにしても、記者会見にポロシャツ?で出てくる学校長はいただけないですねェ!

最近の記事一覧

アーカイブ

カレンダー

<<      2012/07      >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 1 2 3 4

ブログランキング

総合ランキング
9位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
7位 / 816人中 keep
日記/一般

HTMLページへのリンク

プロフィール

君が代

脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


最近のコメント

お気に入りブログ

このブログの読者

読者になる
読者数:17人

参加コミュニティ一覧