長浜市の対応
今日(13日)は東京と川崎のバレー関係の先生から電話が掛かってきました。昨日から大津市のいじめによる自殺問題の中学校名が出たことで驚いてのことです。
さて、昨日(12日)の滋賀夕刊のトップ記事は「長浜のいじめ対策は?」の見出しでした。そこには私の考えるところも記されていました。
そこで、長浜市教委から「いじめ」と報告された件数を記します。
平成22年度;小学校3件、中学校4件
平成23年度;小学校9件、中学校4件
23年度の内訳は、からかいや悪口6件、無視や仲間はずれ5件、メール等での誹謗中傷2件です。これらは教師の目にはなかなか見えない問題です。暴力はないようですが実態は分かりません。
長浜市の学校では、授業中や休み時間に廊下巡視や校内パトロールを通して子どもたちから目を離すことなく、子どもの側に寄り添いアンテナを高く上げて児童生徒の変容にいち早く気づけるよう先生方は頑張っています。
さらに、年3回から6回各学校の実態に応じていじめのアンケート調査を実施していると聞いています。勿論学期に一度は教育相談を通して子どもの思いを聞き出しています。
ネット上の問題については、専門のプロバイダー業者に実態調査を委託して早期対応に効果を上げていると聞きます。
この様に、生徒指導で最も大切な「先手必勝」に向けしっかりと対策を立てていただいています。学校教育を預かる者にとって最も大切なことは、「その子がわが子ならどうする?」です。
この二点を踏まえてしっかりと取り組んでいただいている長浜市教育委員会には敬意を表したいと思います。ただ、市内のすべての幼・小・中学校に徹底されているかというと?が付くように感じています。是非とも徹底していただきたいものです。
子どもたちも保護者も学校と先生を信頼し、何時も安心と安全な長浜市立の幼・小・中学校であっていただきたいと念じています。