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子どもは動いて当たり前

テーマ:眠りのお話
お子様の寝具をお求めいただいた大阪のお客さま。お子さんの寝返りが多くしょっちゅう移動することをご心配のご様子。

ご安心あれ。子どもは睡眠時に動いて当たり前なのである。
睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に分けられる。このうちレム睡眠は脳を創る睡眠とも云われ、情報の整理や記憶の定着が図られている。この時に夢を見ている訳だ。
一方ノンレム睡眠は深睡眠ともいわれるが、脳を休める睡眠である。脳波の状態によって1~4の段階に分けられる。

生まれたての赤ちゃんは、約半分がレム睡眠で、成長し大人になるにつれその割合が減少する。
睡眠時間
睡眠教育ハンドブック「睡眠教育のための生活指針」滋賀医科大学睡眠学講座・滋賀大学教育学部発行より引用

レム睡眠時には、身体の筋肉は弛緩する。よく電車で眠っている人がこっくりを始め、急にがくっとなることがあるがこれがその印だ。これは、レム睡眠時に見る夢に身体が同調しないようにするため。夢でボクシングをして、実際に隣に寝ている人を殴ってはたまらない。

ところが、子どもはこのメカニズムが十分でないので、寝ぼけたりする。つまり、レム睡眠時にも動くわけだ。大人がそうなると「レム睡眠行動症候群」という立派な病名になる。

子どもはもともと代謝量が大きく、身体の活動が活発なので動いても心配ないということである。
それより、早寝早起きは徹底されたい。成績に大きく関係してくるという睡眠学会の報告がある。特に幼児からくせにすることが大切だ。三つ子の魂百までというが、この時期が重要なのである。

レシートが・・・あった

テーマ:よもやま話
夕方、一番下の娘が「お父さん、壊れたみたい」とウォークマンを持ってきた。
本体が壊れたというか、ホールド設定をするスライドキーのラッチが壊れたみたいで、ホールド状態が保持されてしまいキー操作を受け付けない。

「え~、保証期間やったっけ、保証書あるか?」・・・保証書はあるがハンコは例によって押していない。
買った店は昨年消滅してしまった。「どうする?レシートって残ってたっけ?」
こういう状態になると、私はちゃらんぽらん。「お父さんが払った?そんなら残ってへんわ」と言い出される始末。確かに指摘通りではあるが。

「こんなのスイッチのところが壊れたるだけや、中を開けて直したる。ネジが見えたるやないか」と強気の私。
「あかん!やめて!」と娘。

確かにノートパソコンでも、A4サイズぐらいだと分解も難しくはないが、B5やネットブックサイズになると難易度が上がってしまう。

結局、嫁さんが家計簿に保証書日付のレシートを残していたので、サービスセンターに持ち込むことで一件落着。

ばらしてみたかったな・・・

P.S. 店で使っているハイビジョン対応のメディアプレーヤーが10ヶ月で故障。うんともすんとも云わない。ばらしてみたが、コンデンサと動画プレーヤー用のチップだけで表面的には異常なし。コンデンサが飛んでいる可能性が高いが、だいたい部品が手に入らない。こうなるとお手上げである。しかも、保証は2ヶ月だと・・・。くそ~

思考停止のこわさ

テーマ:よもやま話
愛知・名古屋の結果はご承知のようにワンサイドゲームだったわけだが、正直怖いなぁ。

勝った方から言えば「してやったり」ということなのだろうけど、この程度のレベルの争点で一方的になるというのはあまり健全とはいえないだろう。いや、この程度の争点だからワンサイドになったのかどうか・・・
もとはといえば、自民党政権の末期から民主党政権に至るまで、おおよそリーダーシップというものが見られない、ことが引き起こしたようなものだろう。

かつての小泉首相のように判りやすい言葉が求められてしまった。これは歴史に学ぶとすれば、ナチスの台頭がそうだろうね。衆民の思考停止をポピュリズムと呼ぶ。

価値観が多極化しているのに、エントロピー値を下げるような今回の現象をどうみればいいのだろうか?

議会の役割を考えさせられる、という側面はあっただろう。先日愛知県のある市議さんの団体がまちづくり視察にこられたのだけど、「世間の目は非常にきびしくなりまして・・・」とのお話だったが、議員は政策立案者でも実行者にもなりにくい、基本はチェッカーだからポジションがなかなか難しいよね。

銀河英雄伝説という有名な小説があるけど、あれは英邁な君主をいただく専制政治と衆愚政治に陥った民主政治のアイロニーが面白い。

いつ何時でも思考停止をするなということか。



博覧会:興行と運動

テーマ:まちづくり
1月15日からオープンした江・浅井三姉妹博覧会

運営委員会正副や事務局メンバーには毎日メールでレポートが届く。入館者も3館合計で4万人に手が届くところまできて、12~13日頃には5万人ぐらいになりそうだ。控えめに作った最低限の数字からいうと倍以上なので、まずまずといえるだろう。とにかく赤字を出す訳にはいかないのだから。

NHKの大河ドラマ館である浅井・江のドラマ館が一番多いのは当然として、雪のために小谷城趾へ登るバスが運休している小谷・江のふるさと館会場が悪条件にもかかわらず健闘している。入館者数は長浜の黒壁歴史ドラマ50作館とそれほど変わらない。

「そんなの当たり前。本物を体験しに行くという時代ではないか」と出島先生はのたまう。春になり清水谷の雪が消えると、1話に出てきた小谷城からの琵琶湖の風景に出会うことができるだろう。逆に言うと、賤ヶ岳の周りの城砦群は雪の残っているうちに賤ヶ岳合戦を追体験するツアーをするとおもしろいだろうな。

さて、こういったイベントには興行と運動の2側面がある。入館者数は興行の一部であるが、本来博覧会は興行のためにするのではない。来年へ、その先へと繋げていく運動を始める場である。

次代を担う人材発掘と育成、おもてなしをする地元ガイドの育成、じっくりと北近江を味わっていただくツアーの醸成、と課題はきりがないがこれからの課題なのだ。


掘出物じゃあ!

テーマ:羽毛ふとんのお話
綿花相場が上がり続けている。昨年の今頃は65セント前後だったのに、現在(2/5)は168セント。つい数日前に180セントを超えたので、ちょっと一服という所だが、それにしても2.5倍以上とはちょっと異常な値動きだ。
エジプトは世界最大の綿花輸出国だそうだから、今回の騒乱も影響しているのかもしれない。エジプト綿といえばGIZA45に代表される超長綿の中でもとりわけグレードの高い綿花を産出する。スイスヤーンというのは、このエジプト綿を使いスイスで紡績される高級糸のことである。

このあおりを食って、昨年末~年当初から生地の価格は上がりっぱなし。IBENAの毛布(綿60%)も価格が出せない状態が続いている。弱ったものだ。羽毛の生地も軒並み上がるので、年末には60サテンを300m先買いしたところである。

そんな中で、掘出物の羽毛側を見つけた。
バイオシル生地

東洋紡の抗菌防臭加工であるバイオシルのロゴ入り、無地の羽毛布団側である。さすがに東洋紡がバイオシルロゴを入れているだけあって、50番手のツイルだが非常に生地の打込みがしっかりしている。もちろん、純国産の綿100%の生地だ。

60枚ばかり、ある羽毛工場の倉庫にずっと眠っていたらしく、おそらく当時の価格からいえば半値八掛けぐらいの価格で手に入れることができた。中国プリントのもっと程度の悪い側でもこの春以降は、こんな価格で手に入れるのは難しいだろう。

そこで、春先の新生活向けにスペシャルプライスでご提供。

嵩高15.5cmのピレネーダックダウン90%を入れて 29,900円
嵩高16.5cmの四川省グースダウン93%を入れて 39,900円
手持ちの羽毛布団をリフォームしたい方は足し羽毛入れて 24,900円

バイオシル加工なので汗を吸ってもニオイが臭いにくい特徴がある。サイズはシングルロング150×210cmのみで、キルトパターンは4×5立体キルト。限定数合わせて60枚である。
もちろん、1枚1枚を店頭で全て手作りする。襟元や中央部尾厚めに作るのは従来通り。場合によってはお仕立てに数日お待ちいただくことがある。

コブログ読者に先行提供。お問合せは info@sleep-natura.jp まで。
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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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