博覧会:興行と運動
テーマ:まちづくり
2011/02/07 02:20
1月15日からオープンした江・浅井三姉妹博覧会。
運営委員会正副や事務局メンバーには毎日メールでレポートが届く。入館者も3館合計で4万人に手が届くところまできて、12~13日頃には5万人ぐらいになりそうだ。控えめに作った最低限の数字からいうと倍以上なので、まずまずといえるだろう。とにかく赤字を出す訳にはいかないのだから。
NHKの大河ドラマ館である浅井・江のドラマ館が一番多いのは当然として、雪のために小谷城趾へ登るバスが運休している小谷・江のふるさと館会場が悪条件にもかかわらず健闘している。入館者数は長浜の黒壁歴史ドラマ50作館とそれほど変わらない。
「そんなの当たり前。本物を体験しに行くという時代ではないか」と出島先生はのたまう。春になり清水谷の雪が消えると、1話に出てきた小谷城からの琵琶湖の風景に出会うことができるだろう。逆に言うと、賤ヶ岳の周りの城砦群は雪の残っているうちに賤ヶ岳合戦を追体験するツアーをするとおもしろいだろうな。
さて、こういったイベントには興行と運動の2側面がある。入館者数は興行の一部であるが、本来博覧会は興行のためにするのではない。来年へ、その先へと繋げていく運動を始める場である。
次代を担う人材発掘と育成、おもてなしをする地元ガイドの育成、じっくりと北近江を味わっていただくツアーの醸成、と課題はきりがないがこれからの課題なのだ。
運営委員会正副や事務局メンバーには毎日メールでレポートが届く。入館者も3館合計で4万人に手が届くところまできて、12~13日頃には5万人ぐらいになりそうだ。控えめに作った最低限の数字からいうと倍以上なので、まずまずといえるだろう。とにかく赤字を出す訳にはいかないのだから。
NHKの大河ドラマ館である浅井・江のドラマ館が一番多いのは当然として、雪のために小谷城趾へ登るバスが運休している小谷・江のふるさと館会場が悪条件にもかかわらず健闘している。入館者数は長浜の黒壁歴史ドラマ50作館とそれほど変わらない。
「そんなの当たり前。本物を体験しに行くという時代ではないか」と出島先生はのたまう。春になり清水谷の雪が消えると、1話に出てきた小谷城からの琵琶湖の風景に出会うことができるだろう。逆に言うと、賤ヶ岳の周りの城砦群は雪の残っているうちに賤ヶ岳合戦を追体験するツアーをするとおもしろいだろうな。
さて、こういったイベントには興行と運動の2側面がある。入館者数は興行の一部であるが、本来博覧会は興行のためにするのではない。来年へ、その先へと繋げていく運動を始める場である。
次代を担う人材発掘と育成、おもてなしをする地元ガイドの育成、じっくりと北近江を味わっていただくツアーの醸成、と課題はきりがないがこれからの課題なのだ。