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旅日記その3 雪

テーマ:よもやま話
年末から聞いておりましたが、今年はドイツは全国的に雪です。
で、日中も氷点下なので、道路の雪は全くと言っていいほど融けません。
その代わり、室内や電車の中は靴に着いた雪が融けてどろどろです。

さて、15日はフランクフルトからベルリンへ移動。ドイツの新幹線ICEを使って4時間のはずが、雪のために30分遅れですが、こんなもんでしょう。
フランクフルトより北にあるだけあって、寒さも雪も増しています。

ベルリンは古くて新しいまち。ドイツのモダンが集まっているという感じで、マーケットリサーチを兼ねての初めての訪問です。

たぶんずっと雪です。今回は。

ハイムテキスタイル2010レポート

テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
ハイムテキスタイルとはホームテキスタイルのことで、ドイツ・フランクフルトで開催される世界最大級のインテリアと寝具の見本市だ。

2010年のメインカラーは紫・ヴァイオレット色と草色。少し前まで中心だったテラコッタ系の赤に比べると、落ち着いたというかシックな色づかいで、特に会場には紫系が目に付いた。(もっとも日本では高貴とされるこの色はほとんど売れないが・・・)

今回は丸二日取っていて、あらかじめ予定されていた商談もそれほど多くはないので、インテリアも含め会場を二回りしてみた。なんせ広いのでタフな仕事ではある。

感想を一言で言うと「Shade of China(中国の影)」とでもいえるだろうか。それは世界の工場としてだけではなく、新しいマーケットとしての中国の存在が年毎ごとに増えているということでもある。中国だけではないインドもそうだ。

ハイムテキスタイルには多くのアジアのメーカーが出展しているが、久しぶりにじっくり見たアジアのメーカーのレベル向上に驚いた。かつてはいかにも安く作りますよ的な展示が多かったが、デザイン・プレゼンテーションなどトレンドを形にしていく編集能力が格段に上がっている。ヨーロッパのトップクラスにはまだまだ及ばないが、中級クラスなら遜色ないレベルの企業がかなり増えた。

ヨーロッパではエコテックス100規格という、繊維の安全性の規格を取るのが当たり前になっている。中国やインドの企業においても、これらの取得を当然のようにとってくるメーカーが少なくない。実は日本ではまだまだなのである。

会場を見渡しても東洋人が多い。特に中国、ブースを見ていると「ニイハオ」と声をかけられる始末。日本からは旭化成や羽毛生地メーカーの蔭山が出店してはいるものの影が薄い。

もっとも、レベルが上がったといっても、中国やインドの企業から買うものはほとんどない。やはり本当に良いものはヨーロッパのメーカーの独壇場である。これはやはり文化というべきで、10年20年で追いつけるものでもない。

会場のフォーラム0で毎年行われるトレンド2010/2010は12月に東京で行われたインテリア・ライフスタイルショーで部分的にお披露目されていたが、実物は毎年さすがと思わせるプレゼンテーションだ。テーマは「UNI[RE]VERSE」で地球環境という要素がインテリアトレンドにも大きく影響している。

オーガニックコットンなどの環境負荷の少ない素材が地味に増えている。今までだと生成やカラードコットンなどの素材色をそのまま出したものが多いのだけど、プリントものでもずいぶんと増えた。いわば普段着のオーガニックというスタイルといえる。

今年は羽毛は全体的に不調。カウフマン社は、昨年に引き続きスーパーマズーリアンは手に入れたが、ブランブランシルバーが無くなっている。非常にコストパフォーマンスの高い羽毛だったが、先行き心配だ。

一昨年から導入を始めたIBENAの毛布は、オーガニックコットンの種類が増え、デザインも斬新なものが出てきた。こちらはこの秋の導入をお楽しみに。



旅日記その2 A HARD DAYS NIGHT

テーマ:よもやま話
シンガポールまで7時間、乗り継ぎに結局7時間、フランクフルトまで12時間と丸一日かけて、午前6時半にフランクフルトに到着。さすがにきつい。

しかもフランクフルトまでのB747は、JALがうらやましがりそうな満席。いつもアイランドと呼ばれる内側の通路側を取ります。そうすると横は空くことが多いのですが甘かった。シンガポールエアラインのCAさんは評判通り若くて別嬪さん揃いですけど、それだけが慰みというおっさん状態です。

曇りで25℃のシンガポールに比べて、フランクフルトは一面雪景色で-4℃と極寒。しかしながら湿気が少ないので数字ほどは寒くありません。朝早かったので、マインツの定宿に荷物を預けて、早速フランクフルトメッセへ。
ドイツの楽しみは屋台のソーセージで2~3ユーロ、これがおいしい。中央駅で朝食代わりにほおばって(この時点でダイエット放棄か)会場へ。

ヨーロッパの見本市会場はここに限らずかなり大きいのが特徴。例えばここの第3棟だけで、東京ビッグサイトの東会場全部分ぐらいあって、それが9棟ぐらいあります。今年は新しく作られた第11棟にカバー関係の有力先が引っ越しです。メインとなるのは8~11棟の寝具系、3~6はカーテンや壁紙などのインテリア系。
広いだけあって中をまわるのもハンパではありません。

朝9時から回って、夕方5時ともなるとへとへとです。会場のショップでじんとにっく氏にぴったりの爆笑グッズを見つけておみやげにゲット。なぜか、こういう時はドーパミンが出ているのか足は文句を言いません。お昼はダイエットを思い出して、好物のグヤーシュというハンガリーのスープとビールだけで我慢。

会場を後にして、電車で50分ほどのマインツへ。会期内はフランクフルト市内は星2つのホテルでも通常の3倍の2万円ぐらいなります。このマインツは紀元前つくられたローマ帝国の防衛線の要衝で、植民都市(コローニア)がそのまま名前になったケルンとともにドイツでも最も古い町です。ドイツの展示会の良いところは、入場券と市内周辺の交通無料券が一緒になっていて、ぎりぎりマインツまではタダ。(もっとも、日本だと招待状で入れるのが2日間で5000円ぐらい必要です。パリはもっと横着で7000円ぐらいしますけど)
ドイツの鉄道は改札がない代わりに検札があって、持っていないと40ユーロの罰金です。

店から電話があって「眠るひつじのぬいぐるみを探せ!?」。4年ほど前にマインツのお店で買ったぬいぐるみを店で飾っていたらなぜか評判で、ほしいというお客様が後を絶ちません。あるわけないだろ、とそれでも雪の中を行ってみたら・・・有ったのでゲット。

夜は、ケバブです。安くてボリュームがあって、結構満腹します。これとワインとつまみを買い込んでホテルの部屋で。全部で10ユーロぐらい。

展示会レポートはまた明日。

旅日記 その1 シンガポール・チャンギ空港

テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
今年も可能な限りレポートしましょう

今回は日本投資政策銀行の藻谷さんをお訪ねするために、最後にシンガポールへ寄ります。
なので、行きもシンガポール経由です。
先ほど17:00(1時間遅いです)に着きまして、22:30のフランクフルト行きまで5時間もあります。
ということで、タダでネット出来るところを見つけてレポート中。
チャンギ空港1
これ何って、空港のバーなんですけど、シンガポールと書いてあるので・・・証明か

27年前にも行きました。その時も大きいな、と思ったんですけど、さらに大きくなっています。
ハンパでありません。

帰りに寄ると書きましたが、チケットを確保した後に時間をみたら
日本→ドイツは12~13時間です
日本→シンガポールは7時間です
シンガポール→ドイツも12~13時間です。
そう、二等辺三角形の2辺を移動するようなモノで、都合25時間ぐらいかかります。
これが旅の楽しさなんでしょうが、座骨神経痛が・・・痛い。

27年前は 伊丹→台北→シンガポール、シンガポール→コロンボ→アブダビ→ロンドンで約30時間ぐらいでした。あんまり変わらんなぁ。

シンガポールエアラインは機体が新しいのとサービスがいいので有名ですが、座席でゲームができるのには驚きました。昼食の後にデザートでアイスクリームが出るのもGoodです。
もっとも旅行中にダイエットすると宣言したので、どうなりますことやら

1月はチケット安いので、これだけ移動して12万円ほどです。
それではまた。

旅行ではなく旅路

テーマ:よもやま話
旅行を英訳するといろいろ出てきます
Tour, Travel, Trip, Journey

油甚さんの方が詳しいでしょうが
Trip というと 行ってすぐ帰るという 小旅行のイメージ
Travel は 目的地へ行って、帰るという往復のイメージかな?
Tour となると いくつかの目的地を周遊的にまわるイメージ
Journey は 目的のないというか、旅路とか行脚とか。奥の細道のイメージ。

でやってみたいけど、なかなかできないのはJourney.

でもTourに出られるだけ幸せとしましょう。
毎年恒例ですが、ドイツの展示会ツアーへ明日から行って参ります。

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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