<前    1  |  2  |  3  |  4  |  5  

花火のボランティア

テーマ:まちづくり
花火協賛会が開催するというスタイルでは最後の花火大会。
(雰囲気的にはカタチを変えて続けるみたいだな。。。)

私も最後のご奉公と、商店街からボランティアに参加。なにをするというのでもないが、有料観覧席の誘導と整理。「昔は酔っ払いにどつかれたことあったよな~」と思い返しながら、花火が始まったら、後ろの空いた特等席で見ることができた。

この距離で見ることができる長浜の花火というのは値打ちだと思う。ただ・・・単一価値の肥大化という問題は常に存在するわけで、連発するスターマインも、最初は「おお」と感動しながらも、後半になると感激が薄れてきて・・・そのうちうとうとしかかっている自分に気がつく。
最後の超大スターマインは凄いのだけど、なんかもの足らない。

たぶん昔はスターマインが少なかったのだ。それゆえにフィナーレの感動はすごかったのだろう。

じんとにっく氏のブログにあったように場所取りのテープはこの上なく下品だし、公園からの帰りのゴミの多さ、平気で道路にゴミを捨てる、なんともしようのないマナーには辟易する。毎年恒例で、明日の朝は西中の生徒達がボランティアで清掃に汗をながす。彼らにとっては、良い反面教師なのだろうけど、いったいなんだこれは・・・。こういうモラルやマナーを見るたびに、花火を継続するのが良いのか疑問に思ってきた。

ゴミが散乱したら来年はやらない、って決めるか?場所代は1㎡あたり1万円と有料にするか?
そんなことをしなくちゃならないのかい? そんなことまでしてやるべきなのか?

見る人の美学を誘うような、花火大会ならやってみたいね。

羽毛原料事情の続き

テーマ:羽毛ふとんのお話
昨日は休日を社員の研修にあてたので、今日は振り替え休日だが・・・休日明けは結構お問い合わせも多いので一人で出社して、ほそぼそと営業。結構お越しいただけて、一人でバタバタ・・・。

ビラベックさんが来られて、日本のビラベックは40周年になるのでいろいろキャンペーンのお話し。40周年ということは日本の羊毛ふとんが40周年ということである。世界で最初に羊毛ふとんを作ったのがドイツ・ビラベック社。その良さから、日本へ輸入されたのが40年前ということになる。

上海の展示会の話やら、いろいろと情報交換をするわけだが、昨日のブログで述べたような羽毛原料の状態については、ご存じなかったので情報収集をお願いした。今期の羽毛の手配については終わっているが、来期については通常は1月、ドイツのハイムテキスタイルから始まるわけだが、状況によっては早い目に手を打たないといけないかもしれない。

世界の羽毛の産地は中国が大きくて、高級産地といえばヨーロッパ、そのなかでもポーランド・ハンガリーが有名だ。ポーランドは個人農場が多く、ハンガリーは大規模飼育農場が多いと聞くが、どちらにせよハンガリーの飼育数が1/10というのはとんでもないことなのだ。しかも20週を超える飼育がほとんどない、ということは、嵩高18cm以上のプレミアムゴールドクラスの原料が激減するということになる。

といっても、最上級クラスは私の店が必要とする程度の量なら、コストさえかければ手に入れることは難しくないかもしれないが、嵩高16.5cmの中の上クラスの羽毛が不安である。コストとのバランスを要求されるだけに、お手頃クラスの品質確保が難しくなることが予想されるからだ。

その嵩高性表示は従来の高さ表示から、ダウンパワーという体積表示へと変更される。測定器も経年変化の影響を受けないような新しいものになるそうである。やっかいなのは、これも一時的にパワーアップすることが可能なので、単純に数字だけを信用するわけにはいかないところだ。

数値で優劣を付けようとするのは客観的で正しいのだけど、その裏をかく奴が必ずでるからなのだが。

河田フェザーさん工場訪問

テーマ:羽毛ふとんのお話
私の店の羽毛ふとんに使われている原毛は、スリープウェル・カウフマン社と河田フェザーさんのを使っている。

河田フェザーは日本の羽毛原料の草分け的存在だ。現在JIS規格などで定められている羽毛の性能評価についても、その評価方法に大きなかかわりを持ってきた会社であり、日本の羽毛業界でも「河田さんなら間違いない」といわれるほど、安定した高品質の羽毛を提供されている会社である。

今日はスタッフ全員を連れて工場見学。新しいスタッフにとっては初めての経験だし、私にとっては、最新の情報を得る場でもある。

工場設備は日本でもトップ。原料の確保から、輸入、洗浄、乾燥、除塵、選別工程に至るまで、一貫して高品質の羽毛を提供するというポリシーに支えられている。長年のお付き合いだが、正直な会社なので安心して仕入れができる。

ただ、今日聞いた情報はかなりショックだった。
一昨年来から、羽毛のプラッキングに関して動物愛護団体がやり玉にあげて、やらせのようなTV番組も含めヨーロッパ中でバッシングを行っている。

プラッキングとは、生え替わり寸前の鳥から手で羽毛を採取することをいう。ハンドピックとも呼ばれる。機械で採るのに比べ、ホコリや未成熟ダウンが少なく良質の羽毛が採取できる。ところが、反捕鯨団体と構図は同じなのだが、これが動物虐待だといって反プラッキングのキャンペーンがヨーロッパを席巻した。

その結果どうなったかというと、ハンドプラッキングが行われないようになってしまったのである。さらに、良質のものは、25週間ほど飼育して、3回目の秋摘みと呼ばれるものから得られるのだが、飼育日数が15週間程度まで短くなってしまった。さらに、これらのキャンペーンの影響もあって、農家のモチベーションが低下し飼育数が激減しているとのことである。ハンガリーといえば羽毛大国であるが、ハンガリーの飼育数は1/10まで激減したという。しかも良質のものが非常に得られにくくなっている状況だ。羽毛原料の崩壊と云ってもいいかもしれない。

今年の一月にドイツで羽毛の産地偽装が話題になっていたが、これもハンガリーなどから原料の手当ができないために、ルーマニアやウクライナ産の原料をハンガリーに輸入して、ハンガリー産と表示したということなのだろう。


はっきりしたのは、良い原料が非常にタイトになってきている、ということと、当然価格が上がっているということだ。さらに最大の産出国中国での羽毛ふとん需要が非常に増えていて、毎年倍々ほど増えているという。原料確保はさらにタイトになってしまう。

また、現地での原料確保が難しくなっているために、従来は区別がしっかりしていた、グース羽毛へのダック羽毛の混入が増えている。ヨーロッパでグース表示はダック30%まで、ピュアグースはダック10%の混入までが認められているために、ダック混入率の高い羽毛が増えているそうだ。(ちなみに河田さんは5%混入まで、上質のものは混入なし(=微少)である)

我が社とすれば、原料の品質確保は生命線なので、「とにかく、良いレベルの原料を確保してください。」とお願いした。ただ現在、河田さんの原料買い付けレベルでハンガリー産などは50%近くもアップしているということなので、今たちまちの値上げ云々は別にしても、中長期的にみれば原料高騰は覚悟しなければならない状況だ。

頭痛いなぁ・・・。

節電対策中なれど・・・

テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
今朝の新聞を見ていたら、需要電力予測がかなり多めに脚色されている云々があって、逆にほっとしているのだが、当店も節電対策中である。

電力を食っているのは
1.照明 LEDや蛍光灯タイプに交換しているが、ハロゲンなどが結構ある
2.空調 ハロゲンが多いおかげで、冷房効率が悪い(冬はいいけど)
3.羽毛リフレッシュ機 乾燥時に大電力を食う
4.パソコン5台・・・ これは知れているか

6月から、2階売場の電気を間引きしてエアコンをOFF 来客時だけON
1Fの照明もわからないように間引き、できるだけLEDや蛍光灯へ変更
羽毛のリフレッシュはピーク時をはずして、午前か夕方に

やってみて、やっとこさ5%の節電。15%なんてとてもとても・・・2Fを全部閉鎖して、1Fのハロゲン全部止めたらなんとかなるか。って、これでは営業できない。

エアコンを最近のインバーターにすると、かなり効率が改善するそうだが・・・費用がばかにならない。
とりあえず、足りているので良いとするか。

<前    1  |  2  |  3  |  4  |  5  

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2011/08      >>
31 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 1 2 3

ブログランキング

フリースペース

ねむりはかせのキャラクターの名前はネムタといいます。なまけものです。
元サンリオにいらっしゃったキャラクターデザイナー井上・ヒサトさんの作品をご厚意でお借りしています
ネムタのホームページはこちら

通販サイトはこちらから
眠りのプロショップSawada 楽天市場店

ショップの地図はこちら
長浜の曳山博物館の前です

Facebookページ


ビデオクリップYouTube
店のプレゼンテーション
滋賀経済Now紹介
ヒュスラーネストの説明
プレジールのエアーピローの説明

アーカイブ

HTMLページへのリンク

プロフィール

ネムタ1

ねむりはかせ

曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

眠りのプロショップSawada

最近のトラックバック

参加コミュニティ一覧