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セガンティーニ展-光と山-

テーマ:よもやま話
佐川美術館で開催されているセガンティーニ展に行ってきた。ちょうど日曜美術館で、この展示が紹介されていたのでタイムリー。
先々週のフェルメール同様、嫁さん同伴である。その昔、新婚旅行の時にルーブルの代わりにルイヴィトン連れて行けとのたもうた、うちの嫁さんも絵心が付いてきたか・・・。

チケットは・・・佐川さんをいつも利用しているので、招待券をゲット。琵琶湖大橋のそばにある佐川美術館はいつもはメインが平山郁夫画伯だが、今回はレイアウトを変更している。

セガンティーニといえばアルプスを描いた画家として有名だが、スイスのサンモリッツにあるセガンティーニ美術館には「生」「自然」「死」という有名な三部作がある。(一度行ってみたいな・・ベルリナ特急に乗って) 今回はそのセガンティーニ美術館にあるコレクションを中心に60点というから、こういう機会は少ない。

セガンティーニ1


日曜美術館の番組で知ったのだけど、スイスへ来る前、イタリアでのセガンティーニの絵は結構暗い。それに比べてスイスでの絵のコントラストあふれる明るさはなんともいえない。この対比が面白い。

セガンティーニは原色を細い線で重ねて色を出すという分割主義という技法を使う。上の絵「アルプスの真昼」の空や衣装のブルーは特に印象的だ。
この原色を重ねて絵を描くというのは同時期に点描で描いたスーラなどと同じ考え方なのだけど、スーラが平面的なのに対し、セガンティーニはとっても立体的。

一番良かったのは「虚栄」と題された象徴主義の一点。
バックのあざやかな黄緑と緑にたいして、少女の髪のオレンジや藤田嗣治ばりの乳白色の裸体のコントラストが印象的。

セガンティーニ2

チューリッヒ美術館蔵というから・・・見たはずなんだけどなぁ・・・記憶がねぇ。

セガンティーニは佐川美術館のゆったりとした空間にもぴったりで、値打ちだった。カフェは一杯で、1日12限定というスイーツが食べられなかったのは残念。


帰りにピエリ守山に寄ったけど、こちらは沈みゆく船だな。

使わなくなったiPhone

テーマ:コンピュータ
先日、カメラを使う必要があってカバンに入れていたiPhone4を出してみると・・・電池が切れている。
「あれ?充電忘れたっけ・・・」と記憶を辿ると4~5日間使っていないことに気がついた。

電波が弱いSoftbankは、このあたりではしばしば使い物にならないので通常の携帯はDocomoを使っている。iPhoneはスケジューラーと、PCのメールチェック。。。時々ネットサーフィンという使い方だったのが、iPad2購入以来、これらの作業は、やはり画面が大きい方が楽だ(近年とみに・・・目の老化が・・・)

ネットへの接続はポケットWifiだから条件同じ。となればiPhoneを使う理由はカメラしかない。(さすがにiPadでの撮影はやりにくい) それとiPodの機能ぐらいか(こちらもiPadでは図体が大きい)

かくして最新テクノロジーも陳腐化するのである。

といってもiPhoneは分割購入して9ヶ月/24だから、まだまだあるしなぁ。


虎高姉水会

テーマ:よもやま話
今日は虎姫高校同窓会である姉水会の総会。
会長の国友さんが先々月お亡くなりになられたのと、90周年も終わったので役員改選。・・・いろいろありまして、副会長の一人に(僕より若い理事が誰もおらんのだもんな・・・)
昨年導入した11台の電子黒板に加えて、4台を追加し15クラス全部で電子黒板が使えるようになった。

高校再編の話も話題に出るが、当事者でないので「大変やな・・・」ぐらいになってしまう。新しい高校のコンセプトが見えないとよく言われるが、じゃあ良い高校って、なんなのと感じることがある。
世間一般には虎高のような進学校が良いのかと思われそうだが、立場を変えてみれば、良い大学へ行った奴はあんまり帰ってこないので、人材の一方的流出といえる。「長男が帰ってこない地域社会」の行く末はどうなるのか・・・いや長女でもいいけど。

うちは娘ばかりだから余計に思うのかもしれないが、適当に学校出て地元にとどまってくれた方が、どれだけありがたいか。

明治初期からの中央集権なら、優秀な人材を中央へ集めれば良かったが、地域主権といいながら人材確保をどうすればいいのだろう。もちろん、人材確保は世界レベルになってしまっているから、日本だけということもないのだろうけど。

1945年の敗戦以降、イエやマチ・ムラより個人の価値が尊重された結果、2世代が入れ替わった60年後、地域のコミュニティは崩壊寸前まで至っている。

これからどうしたらいいのだろう?

電子スモッグと放射能

テーマ:眠りのお話
書類を整理していたら、たぶん昨年のケルン国際家具見本市でもらったパンフレットが目に付いた。

電子スモッグ1

記事のタイトルは「電子スモッグ-目に見えない密やかな汚染」とでもいおうか。(毎年行くくせにドイツ語はほとんどダメ) 代表は、携帯電話や電子レンジ、IH調理器などがあげられる。電子スモッグの問題についてはこのようなレポートを読んでいただきたい。オール電化で使われるIH調理器は子どもや・・・特に妊婦には問題が多いとされる。

これはオーストリアのあるベッドメーカーPronaturaのパンフレットの中にあるページだ。Pronaturaだけでなく、HuslernestやRelaxなどは異口同音で、電子スモッグの影響をできる限り避けるため、と彼らは言う。それゆえに、マットレスのシステムはもちろんのこと、ベッドフレームにも金属の金具を一切使わない。唯一、ファスナーのつまみぐらいか。ヨーロッパには、部屋の電磁波や地磁気の状態を一部屋7,000円ぐらいで調査するサービスまである。

なぜ,ベッドメーカーが?というと、人生の1/3は睡眠だし、睡眠は健康を回復するものだから、電磁誘導が起こりやすい金属コイルのスプリングはもってのほかという訳だ。

電子スモッグ2


実際どうなのかというと・・・、携帯電話はそばにあるし、ベッドの周りにも電気製品は多いし、完全に電磁波フリーは無理なんだが、できる限り避けることは可能だ。

ヨーロッパはチェルノブイリを経験したからなのか、有害物質や電磁波、放射能などの障害に非常にナーバスだ。日本ではまだまだ普及していないエコテックス100規格(繊維の安全性を見るもの 1000規格だと製造時からの環境負荷もチェックされる)の認証を取るのは当たり前になっている。

だから、3月末のドイツからの訪問団の人数が当初の1/4になったというのも理解できるわけだ。

日本の現場をみると、放射能に過敏になっている人が、実はオール電化で・・・という方は少なくない。
私見だが、子どもたちへのリスクを考えるなら、寝るまで(それも夜更かしで)携帯ゲームで遊ばすなんて、今問題になっている放射能のレベルよりリスクがはるかに高いと思う。(高輝度のディスプレイは脳神経への刺激が大きく、睡眠の質を著しく阻害する。睡眠の質が取れないと、発達に問題が出たり、情緒不安定=切れやすくなる、などのリスクが高い)

寝具でも、中国産アクリル毛布のホルマリン汚染の問題もあったし、ホコリだらけの羽毛や羊毛や木綿わたなど低級品ほどハウスダストなどを含めた日常生活におけるリスクが高くなる。防ダニにしておけば良いという問題でもない。現状では子どもの寝具の質が非常に悪い(=成長期の一番大切な時期に人生でもっともプアな寝具を使わされている)ので、このリスクも無視できないものがある。

リスクは正しく評価して、冷静に対処すべきだろう。

京都へ

テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
川島織物セルコンさん(カーテン・インテリアメーカーさん)が、ミラノサローネ(という4月にイタリア・ミラノで開催される家具の展示会)の報告会をするというので、朝一番で京都へ。

ただ、今日は支払日なので、普段起きない朝早く(普通の人にとってみればなんてことない時間)に起きて、振り込みの手続きやなんかかんや。総合振り込みは9時以降でないとできないので、それから新幹線使って・・・・着いたのが烏丸御池。

新快速だと眠れるんだけど、新幹線では寝たら新大阪だ。眠るわけにはいかぬ。
ということで、商品説明を受けてからミラノサローネの報告会が1時間。面白いんだけど・・・途中でこっくり、してしまった。
この展示会は一度行ってみたいんだけど、4月の10日ぐらいからなので・・・いつもお祭りとバッティングする。今年は3年に一度の暇番なんだけど、副負担人と云うことでアウト。3年後にチャレンジだな。

四条へ戻り、四条烏丸~四条河原町を往復。ここ何年間で、店舗の様相が変わってしまっている。何が変わったのかというと、昔からある店舗がブランドショップやナショナルチェーンに取って代わられている。四条通りには、非常にアナクロな布団屋さんがあって、「あれだけの立地なら面白い店ができるのに・・・」といつも思っていたのだけど、無くなってしまっていた。ある意味当然だが、残念でもある。

丸井は結構面白いMDをしている。私が見た限りでは、テーマが絞られていて買いやすそうだ。もう一つオーラがなさそうなところがあるけど、結果どうなるかな?
地下に成城石井ができた。何も買わなかったけど、好きなストアである。

久しぶりにロマンス小杉さんへ。仕入れは足で稼がないとダメといわれるが、本当だな。久しく行かなかったのだけど、結構面白いものがある。
帰りの京都駅は大雨。長浜へ帰ってきたら18時30分。
店で羽毛のリフォームを数枚片付けて帰宅。

普段外に出ることが少ないのか、一昨日の花火の日焼けで体がえらい。なさけないこっちゃ。

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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