<前    1  |  2  |  3  |  4    次>    

認知行動療法って?

テーマ:眠りのお話
先日枕をお求めいただいたお客さまが睡眠についてかなり詳しいようでしたので、「どんなお仕事をなさっているのですか?」とお聞きしたところ、彦根のお城の近くでCBTセンターという認知行動療法をなさっている心理カウンセラーの西川さんとのことです。

認知行動療法については名前だけかすかに知っていましたが、中身についてはまったく知識を持ち合わせていません。最近はうつなどが多くなっていますが、そういった心理的な解決をめざすものだそうです。詳しくはCBTセンターのホームページをご覧になって下さい。

いままで睡眠に関しては、医学的なアプローチからの日本睡眠学会、工学的なアプローチからの日本睡眠環境学会があって、お互いが連携すべしなので両方の世界に首をつっこんできましたが、心理学的なアプローチも必要なのだと教えていただきました。また、勉強することが増えそうです。

眠りのトラブルはいろいろあります。
寝具や温湿度・光・音など睡眠環境の不備によって、睡眠の質が悪くなるもの→これは睡眠環境の問題
生物時計のリズム障害や無呼吸症候群など、人間の生理的な問題による睡眠障害→これは睡眠医療の問題
寝られないといった強迫観念、実際には寝られているのに不眠であると感じているなど→これは心理楽的な問題
現実にはいろんな要素が絡み合っているケースがほとんどです。

最近とみに思うのは、「睡眠の質を上げることで、日常生活の質が大きく変わる」ということですね。
お客様に対する睡眠向上の精度をどのように上げていくかを日々問われる毎日です。

がんばろ



むっちゃ気持ち良いリネンとラミー

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
本麻クール敷パッドの項でご紹介しましたが、夏さわやかな麻にはリネンとラミーがあります。

正確には麻にはいろいろな種類があります。リネンは亜麻、ラミーは苧麻、それ以外にヘンプ(大麻) ジュート(マニラ麻)等々。麻は木綿より以前から布に使われてきた歴史の長い繊維です。

日本の麻といえば、ラミーのことです。腰があってシャリ感の強い生地なので、蒸し暑い日本の夏には最適といえます。近江の麻はちぢみと呼ばれるシボ加工を施すことにより、皮膚との接触面を少なく空気の流通を良くして涼感を出しているのが特徴です。

一方、リネンはヨーロッパ発。亜麻は知らなくても「亜麻色の髪の乙女」は有名ですね。向こうはもともとベッドシーツはすべてリネンでした。ですから、ベッドリネン・リネンサプライなどリネンを使わなくても(ほとんど綿)、いまなお名前に残っています。昭和天皇がリネンのシーツを好まれたのは有名ですが、王侯貴族はリネンを使っていたのです。リネンは汚れにくいこともあり、ランチョンマットやテーブルクロス、ナプキンにも使われます。ランジェリーも語源はリネンだそうです。
ラミーに比べるとソフトな肌さわりで、一度使うととっても気持ちがいいので、年中使う方も少なくありません。リネンのシャツも同様で、ファンが多いです。
アイリッシュリネンが最高とされていますが、ヨーロッパではベルギー、リトアニアあたりが主な産地です。

リネンの良さは説明が難しいですね。ラミーなら涼しいくてさわやか、と表現できますが、リネンは気持ちが良いとしか云えませんねぇ。私もリネンのシャツには目がなくて・・・ついつい買ってしまいます。

日本で最上級品は帝国繊維のもので、掛カバーが33,600円、シーツが13,650円。ちょっと手が出にくいですけど、確かにいいです。
今年はリネンの生地が値打ちに手に入りました。
限定品ですがオリジナル掛カバー(もちろん国産)で9,900円、11,900円 B品(両端に染料落ちあり)のシーツで3,990円。特に11,900円のカバーは帝国繊維の31,500円のカバーに匹敵する肌さわりでおすすめです。

一度リネンの世界をのぞいてみませんか?


あるジレンマ

テーマ:まちづくり
今日は虎高同窓会である姉水会の理事会でした。来年に迎える90周年についての会議です。

この3月に卒業した虎高生は全県一区になって最初の卒業生。全県一区になって、彦根など南の高校へ生徒が流れるので、と学力低下が心配されましたが、入試実績は例年以上で関係者も一同ほっ。先生方のプレッシャーも半端でなかったでしょう。頑張った生徒さんたちに拍手。

という反面、地域にとってはジレンマがだんだん大きくなってきます。それは
優秀な人材が地域へ帰ってこない

地域に優秀な子が増えて、良い大学へ入っていく、という自体は褒められこそすれ、悪いことではありません。一方で、優秀な故に都会へ行ってしまって返ってこない、地域の後継者がだんだんと少なくなっていくという事実があります。個人のベストを追及していくと、一方で地域にとってはマイナスになってしまうのです。

合併も間近ですが、地方分権=地域経営に必要な人材がまずます少なくなっているのではないか、という気がしてなりません。もちろん、必ずしも良い大学=優秀な人材ととはいえませんけどね。

金融資本主義は退場し、世の中の価値観は変わりつつあるというものの、不況ゆえに大手志向はますます強くなるかのようです。中小企業の後継者はますます不足していきます。これからは東大出て地域で起業したり、新しい農業をやる奴が出てきて欲しいなぁ



本麻クール敷パッド

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
先日の記事「給付金を150%生かす方法」で本麻クール敷パッドを書きましたところ、結構遠いところの方からオファーをいただきました。
本麻クール敷パッド

そこで、今日はその開発秘話(秘話というほどのものかはともかく・・・)

もともとはサニセーフというガーゼと脱脂綿で作った敷パッド7350円が始まり。これって吸湿性は抜群なんですが、夏になるとちょっと熱がこもってしまいます。そこで、あるところがこれの別注で片面にリネン麻の生地を付けたものを作りました。これは結構良かったのですが、価格が17,800円とちょっと高すぎ・・

たまたま麻50%綿50%の掘り出し物の生地を手に入れて「これで麻わた入れて敷パッド作ったら涼しいかも」と今から3年前に最初のプロトタイプができました。

2年前に地元(というか東近江市)の麻生地メーカーで150cm巾のリネンの生地があるのを見つけて、最初は熱がこもりやすいという同じ理由で、ドイツ・ビラベック社の羊毛敷き布団に使うべしだったのですが、この生地を使って敷パッドを作ったら大当たり。かなり涼しいのです。10cm角のキルティングだったプロトタイプに対して、丸洗いしても綿が寄らないように5cm角のキルティングに変更、取り扱いもずっと楽になりました。お値段15750円。なんといっても流通コスト0で、しかも地産地消ですから30~40%コストダウンです。

昨年は加えて、近江縮みのバージョンなども増やし、表生地はリネン麻で中わた脱脂綿というお値ごろ10,500円バージョンも新登場。

今年はその麻生地メーカーに掘り出し物が・・・。その生地を使って作ったのが今回の敷パッドです。
生地の値打ちから言えば15,750円いただいても遜色はありませんが、頃合よろしく定額給付金に絡めて12,000円というスペシャルプライスなんです。ホント!値打ちですよ。

地元、近江には麻や真綿など優れた天然素材が多くあります。これらを掘り起こして、寝具の地産地消をやろうというのが密かな狙い。20枚ぐらいまとめて作らなければならない、などリスクもありますが、生地メーカーや加工工場の方とお話をしながら、品質のしっかりしたものを安心価格で提供するために工夫しています。

ネットショップでもお買い求めいただけます。一度お試しあれ。

葛皓展 四居家で開催中

テーマ:まちづくり
うっかりと忘れておりました
長浜にも縁の深いフランス在住の画家 葛皓(かつら・ひろし)さんの絵画展が新装なった四居家で開催中です。
4月26日まで開催です

葛皓展1
立っているのは葛さん

葛皓展2

今回私のお気に入りの絵はカラスウリでこれ
葛皓展3

今回は小品が多いので、比較的お求めやすいゾーンが多いです。(といっても彼の絵は号7万円)

葛さんはアートインナガハマの生みの親、故石井英夫さんを中心に長浜のメンバーが応援をしてきました。AINの事務局を担当するNPO法人ギャラリーシティ楽座の主催で開催しています。
私の店にも葛さんの作品が3点あります
葛

昨晩は葛さんを囲んで、テンペラの勉強会と小パーティ

KATURAHIROSHI

良い作家ですし、家にも飾りやすいので一度お運び下さい

<前    1  |  2  |  3  |  4    次>    

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2009/04      >>
29 30 31 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 1 2

ブログランキング

フリースペース

ねむりはかせのキャラクターの名前はネムタといいます。なまけものです。
元サンリオにいらっしゃったキャラクターデザイナー井上・ヒサトさんの作品をご厚意でお借りしています
ネムタのホームページはこちら

通販サイトはこちらから
眠りのプロショップSawada 楽天市場店

ショップの地図はこちら
長浜の曳山博物館の前です

Facebookページ


ビデオクリップYouTube
店のプレゼンテーション
滋賀経済Now紹介
ヒュスラーネストの説明
プレジールのエアーピローの説明

アーカイブ

HTMLページへのリンク

プロフィール

ネムタ1

ねむりはかせ

曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

眠りのプロショップSawada

最近のトラックバック

参加コミュニティ一覧