外国人参政権Ⅳ
昨日(27日)夜、鳩山首相は永住外国人への地方参政権付与法案について「連立与党のなかでまとまることが最低限必要だ。国民新党が強く反対しているので簡単な話ではない」と記者団の質問に答えました。
この問題について、25日に憲法記念館で開かれた「永住外国人地方参政権付与に反対する国民集会」で日大の百地章教授(憲法学)が、国内で最初に付与許容説を唱えた学者が自説の誤りを認めたことを明らかにしました。
百地氏によると、外国人の参政権について「国政は無理でも地方レベルなら認めていこう」とする部分的許容説は昭和63年に中央大学の教授が始めて提唱。追随論が噴出し、平成7年の最高裁判所の傍論もこの説に影響を受けたとされている。
昨年、百地氏が著書をこの教授に送ったところ、「外国人参政権は、地方選でも違憲と考えます」と書かれた年賀状が送付されてきた。本人に電話で確認したところ、「修正する論文を発表する」と明言したという。
百地氏は「外国人参政権が憲法違反であると、とうとう我が国最初の提唱者にさえ否定されたことは極めて注目すべきことだ」と強調しました。
さらに「わざわざ憲法を持ち出すまでもなく、我が国の運命に責任を持てない外国人を政治に参加させることは危険すぎてできない」と述べました。
《以上、産経新聞による》
要は日本国に忠誠を誓い国籍を取得すれば何の問題もないことなのです。決して純血主義でも何でもありません。何故それが出来ないのかが疑問になるところです。
外国人参政権問題について、今週号;《SAPIO》のゴーマニズム(小林よしのり)に詳しく描かれています。
そもそも昨年の8月総選挙の時、このような外国人参政権問題を誰が予想したでしょう?このような重要事項は時間をかけて国民的議論が必要です。今こそ一人一人の国民が日本国家のあるべき姿を真剣に考えるときだと思います。