始動
昨日(3日)は教え子たちの同窓会(南中と東中)が二つ重なり困惑。偶然会場が同じで時間帯が30分違いということが当日の朝に分かり、南中に30分ほど顔を出して記念写真と乾杯に参加。その後、東中の同窓会に参加しました。
東中の彼らは今年50才です。私の隣に座ってくれたT君の言葉に驚きました。彼の中学時代は大変な悪ガキでしたが今は自営で土木関係の仕事をすると共に立派な社会人として活躍しています。
彼と今日の社会状況等を話す中で語ってくれた言葉
“政府は確かに我々の事業への支援もして欲しいけど、それより先に今は環境問題等に力を入れるべき時だ。そうでないと子や孫の代が辛い思いをしなくてはならないと思う”
この言葉を聞いて私は感動しました。
国を憂える市民は、今日の苦しい経済状況の中においてもしっかりと日本国のあるべき姿を見据えていることを改めて知らされました。
一方では、国と地方の借金をトータルすると800兆円を超えます。これは国民一人当たり600万円を超える借金だと言います。これは主要先進国の中では最悪の水準となっています。
こんな日本国の状況の中で、多くの国民は当座の受益を望み、その国民にポピュリズムでにじり寄り奪い取った現政権は、参議院選挙前にいよいよ公約通り40兆円を超える国債発行と共にばらまきをしようとしています。(政府の中にもこれを良としない人も多数いるとは思いますが?)
彼らは野党時代国債発行には強く反対していたはずです。しかし現政権が続く限りこの言行不一致の状況は続くでしょう。となると、国家の破綻が目前に迫っているのではないでしょうか?
一体誰が莫大な借金を返済するのでしょう?私の家庭ではとても返済力はありません。政府はこの問題を如何に解決するのかを国民に明確に示すべきです。
年の初めから良識ある市民の思いと、政府に対する大きな心配事がのしかかってきました。