検閲拒否
今日(15日)の報道を見ていますと“中国国内からサイバー攻撃を受けていたインターネット最大手「グーグル社」による検閲受け入れ拒否が、中国のネット利用者の間で大きな反響を呼んでいる”とありました。
そのせいか、13日民主化運動の「天安門事件」時の映像など従来局側に配慮して自主規制していたと見られる情報が、中国国内からの検索に解禁され始めたようです。
今後チベット仏教に関わるチベット人への、また新疆ウイグル自治区におけるウイグル人への弾圧問題が公に報道されることを期待したいと思います。
中国国内におけるサイバー攻撃は、中国共産党独裁を批判する中国人権活動家に対するもののようです。今後グーグルと中国政府との話し合いが進み、少しでも「言論統制」が解除され、正しく自由な報道がなされ少しでも民主化運動が進むことを願うばかりです。
チベットには行っていませんが、平成16年は敦煌方面、18年はカシュガル方面へシルクロードをたずねて砂漠の周辺にそれぞれ1週間ずつ行きました。そこで見たウイグル族の生活は日本も明治の頃はこうではなかったかと思う様子でした。
日本以上の格差是正と民主化は中国国民多くの願いだと思います。一刻も早く自由に物が語れるインターネットの世界になって頂きたいものと念じています。