外国人参政権Ⅲ
昨日(22日)衆議院予算委員会において、小池百合子議員が外国人地方参政権問題について質問しました。この問題の経緯と私の思いを記したいと思います。
04.6.30日の民団新聞に
“・・・。民主党に政権を取ってもらい、民主党の政権下でこの問題を解決していただくのが早道だと思う。
民主党のマニフェストにも永住外国人の地方参政権付与については賛成している。昨年11月の衆議院選挙で敗れたものの、議席を増やし善戦している。
民主党の政権獲得まであと一歩だ。来る7月11日の参議院選挙がある。地方参政権獲得運動の一環として、民主党を総力をあげて応援しようではないか。・・・。”とあります。
10.1.12日、昨年夏の衆議院選挙時の民主党選挙対策委員長だった赤松広隆農水相は民団中央本部の新年パーティーで
“「民団団長をはじめ民団の皆様には昨年、特にお世話になった。投票はしてもらえないが全国各地でいろんな形でご支援いただき、308議席、政権交代に繋がった」と語った。
さらに「民主党中心の政権で地方参政権問題が解決するとの思いで応援してくれたと思う。その意味で公約を守るのは当たり前だ」”と参政権法案の通常国会成立を約束しました。
但し、民主党は意見集約が難航し、衆院選のマニフェストに、外国人参政権付与を盛り込んでいません。
私は永住外国人への参政権付与について反対する者ではありません。但し日本国に忠誠を誓い日本国籍を取得することが条件だと考えています。
理由は、民団の綱領にあります。五つの項目がありますがその一番目に
《大韓民国の国是を遵守する》とあります。これは、「在日韓国国民として大韓民国の憲法と法律を遵守します」と言うことです。
国籍は母国(韓国や中国等)にあり、日本国の政治に介入することを是として良いのでしょうか。現状で是とするならば、やがて日本解体に繋がる原因の大きな一つになると危惧します。国民に充分説明をした上で議論を交わし是非を決定して頂きたいと思うのです。如何でしょうか?