<前    1  |  2  |  3  |  4  |  5    次>    

旅日記6 都市の中心性とは

テーマ:まちづくり
今回訪れた、アウグスブルグ、ネルトリンゲン、ディンケルスビュール、ローテンブルグいずれもが中世の街の構造をほぼそのまま現代に残している。いずれも半径300~500m程度で、長浜も同じように考えて良いだろう。

特にアウグスブルグは人口が25万人ではあるが、都市の中心はどこかと問われれば、迷わず市庁舎もしくは市庁舎前のマルクトプラッツになるだろう。行政の中心であり、その前には週末には市が開かれる広場があり、教会があるという3つ揃い。周辺の人口も多いのだが、都市機能は中心部に固まっている。それゆえに、多くの人が中心市街地に集まってくる。足になるのは車も多いが、トラム(路面電車)やバスの便も悪くない。特にトラム(路面電車)はなれてしまうと非常に使いやすいといえる。

ローテンブルグ、ネルトリンゲン、ディンケルスビュールは城塞外に駐車場が置かれていて、観光客はそこへ置いて歩いて入る。内にもあるが、地元の人向けのようだ。長浜もモデルにしたいところだが。

長浜も広域になったが故に、これからどのようにして都市の中心性を作っていくかという戦略思考が必要だ。中心市街地の指定をすれば中心市街地に自動的になるわけではない。それは木之本も同じテーマなのである。

ヨーロッパが全て良いわけではないだろうが、こと都市の中心性ということに関していえば、ヨーロッパの都市は実にうまくやっているといわざるを得ない。


旅日記5-2 Festival

テーマ:よもやま話
続き

ローテンブルグは中世の街並みがまるっと残っている。このマイスタートゥルンク祭りは、人間も中世に帰ろうということで、顔をわざと汚して汚そうな昔の服装をした地元の人々が街を練り歩く。
結構リアルなので、一方で中世の暗いヨーロッパを連想させるところもあるが・・・・

いずれにせよ、みんな酒を飲んで楽しんでいる。見ながら、まつりのメンタリティって一緒だよね、と感じた。どこか晴れやかで、楽しくて、そして少し疲れてしまう。ジョッキを飲みながら楽しそうに練り歩く彼らの1人に、今年の曳山祭りでお旅所で、にこやかに一升瓶を持って歩いていたF氏の姿がダブるのである。祭りの中身より、彼らの有様に強いシンパシィを感じるのだ。

当日がお祭りらしいということは、直前になって知った、まったくの偶然。ホテルもアイゼンフットという、皇太子殿下も立ち寄られたという由緒正しいホテル。祭りの日に、しかもあんなに安くなぜ取れたのかは不明、ラッキーとしておこう。もっともこのホテル、宿泊者の90%が日本人であった。

旅日記5 Festival

テーマ:よもやま話
アウグスブルグでの行事を終えて、今回の主目的は充分に果たしたといえる。アウグスブルグ側もいろいろと歓待していただいた。

ロマンチック街道はフュッセンから大津の姉妹都市ヴュルツブルグまで、アウグスブルグはその途中だ。
22日はバスで、そのロマンチック街道を北へ辿る。 クレーターの後にできた円形の城塞都市ネルトリンゲンを訪れ、続いてディンケルスビュールで昼食休憩。ちょうどお祭りのようで、昼食のカフェ前でブラスバンドの演奏を楽しむ。

そして本日の目的地はロマンチック街道の都市、ローテンブルグ。
ちょうど1人に1度のマイスタートゥルンク祭りの日である。長浜で言えば曳山祭りの14日に来たようなものである。
町中に中世の衣装を着けたいくつものチームが更新をしていたりする。

まもなくザルツブルグへのフライト。続きは後で

旅日記4 Augsburg

テーマ:よもやま話
霧にむせぶノイシュバンシュタイン城とヴィース教会は後に回して
アウグスブルグへ到着。

イールスペルガーさんと原さんがお出迎え。昨年11月に来浜されたプッペンキステの人形劇場に連れて行ってもらう。
実は昨年11月には見ていない、今回は人形劇に持っていた先入観が完全に打ち壊された。最初に博物館に案内されたが、内容がハンパでない。濃い。旬でもあるホワイトアスパラのおいしい食事をいただいた後は、人形劇を見る。といっても夜19時30分の部に子どもは皆無。内容は政治風刺やウィットに富んでいて、面白い・・・はずだがドイツ語がわからないでは、そのおもしろさは1/10になる。メルケル首相をはじめとする閣僚や他党の党首のパロディは大受けだが、みんながどっと笑っていても、わからないのはちょっとつらい。が、面白そうだ。

たとえば日本ならこんな感じ。某ポッポ首相の顔の蜂が飛び回って、ここにも、あそこにも蜜をあげるよ・・・といってたら、蜜(お金)が無くなってしまい、「ママー、ママー、ねぇお金ちょうだいよ~」とごねる。そこにポッポ弟の顔をして龍馬のかっこうをした蜂が、一緒にごねている。

語呂合わせでシナリオを作っている部分も多く、日本でするならじんとにっく氏に脚本をお願いしたいところだ。

てなわけで、日本でもやってみたいし、これは完全に大人のエンターテイメントだ。

今日は朝から、山岡孫吉翁が寄付をされたディーゼル記念の日本庭園、世界最古の福祉施設フッゲライなどを見て、市役所地下のレストランで昼食、その後は市長表敬訪問で、市長さんの都合で副市長さんが受入、みんなで名簿に記帳をする。

昨年の青年使節団で長浜に来た何名かも来て、そこで義兄宅にホームステイしたクリスチャン・ハイジンガー君に再会。予想していなかっただけに、うれしい瞬間だった。早速、義姉やアテンドした娘に携帯で話をして、懐かしむ。
クリスチャン君

ちなみに今日は表敬訪問ということで、私は着流し羽織の和装。おおのさんで求めた雪駄は履きやすく、当然ながら街を歩いていても注目度が高い。石畳を一日歩いていると、さすがに膝が痛いが、和装は快適で心地良い。

夜は独日協会の方をはじめとしての夕食会・・・・ もう飲めんし、食べられん・・・

アウグスブルグはローマ帝国初代皇帝アウグストゥスに由来し、2000年を越える歴史を誇ったシックで良い街だ。

augsburg01
本当はもっとじっくり楽しみたいところでもある。


旅日記3 Let's Internet

テーマ:よもやま話
日本でホテルでのインターネット接続はタダというのが相場だが、ヨーロッパは多くのホテルの建物が古いこともあって、無線接続でしかも有料というのが一般的。
ただ、この無線接続もなかなかうまくいかないことも多い。

そこで、今回は携帯電話の3G回線を使って、ワイヤレスインターネットが1日使いたい放題というのを借り出した。WIFI

iPhoneを少し小さくしたようなキカイで、WIFI機能によってインターネットへ接続することができる。充電式でカバンの中に入れておけば、駅や空港などでも、バスなどの移動中でも使えるので便利だ。速度はハイスピードでも7.2Mだから、決して早くはないが、充分ではある。

パソコンとiPhoneの両方を使えるので、昨日もアウグスブルグへのバス移動中に、これを使ってiPhoneでカーナビまがいのことができた。街中でももちろん使えるので、便利だ。

使用料が1日1580円と決して安くはないが、1カ国だけで使うのなら便利。今回だと、最後のオーストリアでは使えない。

<前    1  |  2  |  3  |  4  |  5    次>    

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2010/05      >>
25 26 27 28 29 30 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 1 2 3 4 5

ブログランキング

フリースペース

ねむりはかせのキャラクターの名前はネムタといいます。なまけものです。
元サンリオにいらっしゃったキャラクターデザイナー井上・ヒサトさんの作品をご厚意でお借りしています
ネムタのホームページはこちら

通販サイトはこちらから
眠りのプロショップSawada 楽天市場店

ショップの地図はこちら
長浜の曳山博物館の前です

Facebookページ


ビデオクリップYouTube
店のプレゼンテーション
滋賀経済Now紹介
ヒュスラーネストの説明
プレジールのエアーピローの説明

アーカイブ

HTMLページへのリンク

プロフィール

ネムタ1

ねむりはかせ

曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

眠りのプロショップSawada

最近のトラックバック

参加コミュニティ一覧