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オリジナル リネン生地ストーリー

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
昨日に引き続いてリネンのおはなし。(ほとんどモノローグ)

私がリネンにいつのめり込んだか・・・というとあまり記憶が定かではないのですが、比較的に新しい(ここ10年ぐらいでしょうか)と思います。それまでは、麻の本場近江に居ながら、麻のことをよく知らなかったわけです。
パリのメゾンオブジェ展示会に訪れた際に、ファイバーアートスタジオの西田さんにお出会いして、それから代官山の事務所兼ショールームにお邪魔して・・・からのような気がします。
もっともファイバーアートのリネンカバーは非常に気持ち良いんですけど、帝国繊維の生地で3万以上したんですね。少しだけ仕入をして、ほそぼそと売っていました。

当時は雑貨も結構やってましたから、今思えばフレンチカジュアルの走りでしたね。リネンを使ったインテリアグッズが増えまして、私もあちこちへ生地を探しに行きました。

たまたまエディバウアーのリネンのシャツを買って、これがとっても気持良かったのでカバーを使い始めたわけです。

ヨーロッパではテーブルクロスやナプキンなどはリネンが多かったわけですが、結局インテリア系のリネン生地は重くてカバーに適しませんでした。西川がリネンのカバーを出していたので使ってみましたが、重くて・・・・夏は使えません。

それからファブ・ザ・ホームというメーカーが中国製ですがリネンの手頃なカバーを始めて、結構売れるようになりました。
ファインリネン

できれば国産で・・・ということでしたが、一昨年ハイムテキスタイルでリトアニアの生地メーカーを見つけました。
ここが200mロットで織ってくれます。しかも縦糸を白(晒)にして、横糸を何色でも変えることができるという優れもの。しかも、それまで生地巾が150+α cmとカバーを作るのにはギリギリのサイズであったものが多いのですが、この会社180cm巾も織ってくれます。モノは試しと50m4色で織ってもらいました。糸は40番手です。
いままで日本ではない色で好評でしたが、200mロットでは運送費・関税等で倍ぐらいの価格になってしまいます。

たまたまリネン麻と麻わたで作った枕パッドが新聞に紹介されて、それを見て帝国繊維の方がお見えに。それをきっかけにリネンの現状をいろいろと教えていただきました。今や、最高級といわれるアイリッシュリネンというのは無くなってしまったのです。

いろいろありまして、帝国繊維で60リネンをオリジナルカラーで染めることになりました。リネンの柔らかさをイメージして、淡いグレイッシュな感じに上がっています。

触るだけで本当に極上の手触りです。おすすめ



オリジナル・リネン生地入荷!

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
オリジナルで織って染めたリネンの生地が仕上がってきました。

リネンカラー

リネンは麻の一種です。日本古来の麻はラミー(苧麻:ちょま)といって、しゃきっとした感じなのですが、リネンは亜麻(あま)でヨーロッパに多い麻です。
もともとはシーツといえばリネン素材だけでしたので、綿素材がほとんどになったいまでもベッドリネンとかリネンサプライという言葉だけが残っています。

リネンのシャツを使った方なら、その着心地の良さは十分に理解してもらえていると思いますが、とにかく夏に限らず気持ちが良いのがリネンの良さです。

ただ、今までのリネンのふとんカバーは重かったのです。カバーに使われるのは麻の40番手が多く、ちょっとずっしりした感じになります。30番手だとさらに重い。敷用のシーツならともかく、この重さがリネンの欠点でした。

それじゃあ軽いのを・・・といっても60番手の軽量リネンは一般には帝国繊維のクラブハードマンのシリーズしかなく、価格はシングルサイズ34,650円もしてしまいます。そこで、その帝国繊維さんと共同でオリジナルの60リネンを企画しました。生地から手配する製造小売(SPA)で、価格の目標はクラブハードマンの半額。生地巾もシングルサイズが接ぎ無しで作れる162cm巾です。

色も、通常は晒した白と、リネンの生成色であるグレーしかないことが多いので、眠りのプロショップオリジナルカラーの5色で染めました。この色なら、ストライプボイル、ツムギクロスと素材を換えて同色で揃えることができます。

価格は半額だと17,325円ですが・・・最初からズバリ価格でシングルサイズ税込14,700円!。帝国繊維の安いタイプ40リネンで16,800円ですから、おそらく国内最安値でしょう。(というか上に書いたように60リネンの広幅はほとんど出回っていませんので・・・)

さらに記念として5月中ご注文の方は さらに1,000円引の13,700円でご提供いたします。
5月6日に第1陣が仕上がってきますのでお楽しみに、ネットはその後での登場となります。

ウォッシャブルの麻わたを使った夏用本麻ふとんも作る予定です。

両替のコスト

テーマ:よもやま話
一般には今日から5連休  ということで昨日4/30の銀行の混み工合といったら・・・もう。

前にじんとにっく氏が両替について書かれておりましたが、長浜信用金庫は4月から両替機が無くなってしまいました。
3/20ごろのATM休止は数ヶ月前からPRしているのに、こちらは突如抜き打ちです。そんなわけで、いちいち口座から引き出してやらねばなりません。今回は連休に備えて100円を100枚欲しかったのですけど・・・窓口は長蛇の列。12~13人待ちがあって、10分ほど待ってましたけど2~3人ぐらいしか動きません。このままでは両替に1時間かかることになります。
パートさんにお願いしても両替コストは1,000円近くかかるわけで・・・らちがあきません。

あきらめて、振込もあったので関西アーバン銀行へ。こちらは50枚までは無料。引き出しは関係ないのかと思って10,000円分引きだそうとすると、100枚だと315円の手数料・・・・・。仕方なく5,000円分に書き直して、こちらは待ちがほとんどなかったのでスムーズに両替できました。

毎月通っている経営戦略研究会の勉強会で、コピーを1枚する人的コストは100円近いという話を聞いていましたが、両替にかかる手間をどうすればいいのか考え込んでしまいました。

いままではこまめに両替しておりましたけど、どうやら少々お金がかかっても、多めに持たなくてはならないようですね。

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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