東京2-BAUHAUS展[東京藝大美術館]
テーマ:よもやま話
2008/06/14 00:51
東京へ行きついでに、東京藝大美術館で開催されていたバウハウス・デッサウ展を見てきました。
バウハウスは第1次大戦敗戦後のドイツ・ヴァイマールで生まれた学校で、芸術と工業製品の統合をめざし、その後の工業デザインに大きな影響を与えました。19世紀末のウィリアム・モリスが始めた「アート&クラフト運動」も同じ系譜といえますね。
名前とそのすごさは何回も聞いていますが、実際にどんなところだったのかを知らなかったので、良い勉強になりました。今なお通用するデザインが多いのですから・・・
さすが東京藝大というべきか、見に行く人は少ないかと思いきやまわりは大学生ばかりで、藝大生かどうかはわかりませんが、みんなユニークですね。東京都美術館と違いおっさんやおばさんは非常に少ないのです。
先日の秋葉原の事件で東京藝大の女子学生がお亡くなりになっていますが、本当に残念なことです。
ミュージアムショップにパウルクレーの「天使のドリームブーケ」と「天使のモーニングサプリ」という本があったので買い求めました。眠りの魔法と目覚めの魔法だそうで、こういうとこはめざとい。
パウルクレーもカンジンスキーもバウハウスの色彩の先生だったそうです。これも初耳。
バウハウスは第1次大戦敗戦後のドイツ・ヴァイマールで生まれた学校で、芸術と工業製品の統合をめざし、その後の工業デザインに大きな影響を与えました。19世紀末のウィリアム・モリスが始めた「アート&クラフト運動」も同じ系譜といえますね。
名前とそのすごさは何回も聞いていますが、実際にどんなところだったのかを知らなかったので、良い勉強になりました。今なお通用するデザインが多いのですから・・・
さすが東京藝大というべきか、見に行く人は少ないかと思いきやまわりは大学生ばかりで、藝大生かどうかはわかりませんが、みんなユニークですね。東京都美術館と違いおっさんやおばさんは非常に少ないのです。
先日の秋葉原の事件で東京藝大の女子学生がお亡くなりになっていますが、本当に残念なことです。
ミュージアムショップにパウルクレーの「天使のドリームブーケ」と「天使のモーニングサプリ」という本があったので買い求めました。眠りの魔法と目覚めの魔法だそうで、こういうとこはめざとい。
パウルクレーもカンジンスキーもバウハウスの色彩の先生だったそうです。これも初耳。
東京-インテリアライフスタイル展
テーマ:眠るための道具・寝具のお話
2008/06/14 00:15
12、13日と東京へ行ってきました。有明の東京ビッグサイトで開催された「インテリア・ライフスタイル展」です。
これは、1月にドイツ・フランクフルトで行なわれたハイムテキスタイルの日本版。日本で行なわれるライフスタイル系の展示会としては一番レベルの高い見ごたえのあるものです。
ただ、ライフスタイルというと、どうしてもリビングやダイニングが中心で、ベッドルームはまだまだ少なく、カバーやラグマットといったものが中心です。眠りという切り口から提案されているブースはまだまだ少ないなぁというのが実感です。
ドイツのビラベック社もドイツブースで出展していました。ここに立ち寄ると、なじみの仲間も多く、夜は遅くまで議論が続きます。こうやって情報交換するのも展示会に行く大きな目的ですね。
今回は、同じようなテイストとクオリティを目指しながら、それぞれ違う2社が印象的です。一つはファイバーアートスタジオの西田さん。8年前にパリのメゾン・オブジェで出会ったテキスタイルデザイナーです。もう一つは雑貨店で人気で、トレンドの追い方が早いファブ・ザ・ホーム。
両者とも、質感の高い無地のサテンのカバーやシルク混のカバーなど、毎日使うと本当に気持ちの良いカバーの提案をしていますが、西田さんは品質と風合いにこだわって国産品、ファブ・ザ・ホームは値ごろを狙って中国製で良いものを、と分かれます。もちろん国産品のほうが価格は1.5倍になり、中国製の方が売りやすい価格です。
ただ、「さりげなくオーガニック」を謳い国産で素材にとことんこだわりながら、国産にしては非常にリーズナブルな価格を実現している西田さんのものづくりの姿勢に共感があります。特に今回出た綿毛布の風合いは絶品です。
帰りに大丸東京店の寝具売場を見てきましたが、相変わらずブランド展開が多いですね。一番新しい売場なので期待をしてみたのですが、空振り。
これは、1月にドイツ・フランクフルトで行なわれたハイムテキスタイルの日本版。日本で行なわれるライフスタイル系の展示会としては一番レベルの高い見ごたえのあるものです。
ただ、ライフスタイルというと、どうしてもリビングやダイニングが中心で、ベッドルームはまだまだ少なく、カバーやラグマットといったものが中心です。眠りという切り口から提案されているブースはまだまだ少ないなぁというのが実感です。
ドイツのビラベック社もドイツブースで出展していました。ここに立ち寄ると、なじみの仲間も多く、夜は遅くまで議論が続きます。こうやって情報交換するのも展示会に行く大きな目的ですね。
今回は、同じようなテイストとクオリティを目指しながら、それぞれ違う2社が印象的です。一つはファイバーアートスタジオの西田さん。8年前にパリのメゾン・オブジェで出会ったテキスタイルデザイナーです。もう一つは雑貨店で人気で、トレンドの追い方が早いファブ・ザ・ホーム。
両者とも、質感の高い無地のサテンのカバーやシルク混のカバーなど、毎日使うと本当に気持ちの良いカバーの提案をしていますが、西田さんは品質と風合いにこだわって国産品、ファブ・ザ・ホームは値ごろを狙って中国製で良いものを、と分かれます。もちろん国産品のほうが価格は1.5倍になり、中国製の方が売りやすい価格です。
ただ、「さりげなくオーガニック」を謳い国産で素材にとことんこだわりながら、国産にしては非常にリーズナブルな価格を実現している西田さんのものづくりの姿勢に共感があります。特に今回出た綿毛布の風合いは絶品です。
帰りに大丸東京店の寝具売場を見てきましたが、相変わらずブランド展開が多いですね。一番新しい売場なので期待をしてみたのですが、空振り。