愚弄するのですか?
昨日(22日)東京地裁は「友愛政経懇話会(鳩山由紀夫資金管理団体)」の偽装献金事件について、有罪判決を言い渡しました。
鳩山由紀夫氏は民主党党首時代、「秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきだ」と発言し厳しく与党を追求しました。当時の自民党のこうした議員は離党もしくは辞職をしました。鳩山氏は・・・・・?
鳩山氏は偽装献金について12月には「検察の解明が終わった段階で、知りうる事実はすべて国民の皆さんに説明したい」と述べました。さらに先月には「裁判が終わった暁には書類の返還を求め皆様に見て頂きたい」と述べています。
しかし一昨日の党首討論では一転して、「資料を出す必要はない」と過去の答弁を翻しました。昨日の高速料金見直し案を見ても、これほど甚だしい朝令暮改を繰り返す例を過去に見たことがありません。
民主党の政治とカネの問題は、この偽装献金問題の他に、4億円の土地購入に関わる小沢問題・北教祖から選挙資金を受けていた小林議員・輿石東の山梨教祖からの選挙資金提供問題等々、何ら説明責任が果たされていません。
小沢一郎については、H17年11月にキャンプ・シュアブから9㌔地点に景観の優れた原野5200㎡の土地を坪2~3万円で小沢一郎名義で既に購入している問題があります。これは購入直前に行われた在日米軍再編の中間報告を受けてのものと思われます。これもおそらく投機目的でしょう。 【ニュースpickup】小沢一郎氏沖縄土地取引続報をクリックしていただくと状況が理解できます。
国民国民と口にする小沢一郎は、結局政治的立場を利用して私腹を肥やすことのみしか考えていないのです。現に、内政・外交共に過去最悪の現状を見れば一目瞭然です。それに足並みを揃えている首相を始めとする民主党をこのまま放置しておいて良いのでしょうか?
私は現状を見る限り、民主党に国民が愚弄されているように思えてなりません。過去には「金権政治打破」を叫んできた民主党議員もいます。彼らは今何をしているのだ。いよいよ民主党は「悪貨は良貨を駆逐する」状況に陥ったのでしょうか?