今日という日
去る10日、新党「たちあがれ日本」が誕生しました。揶揄する人もいますが、平沼代表の「このままで日本は本当に大丈夫なのか。政治生命のすべてをかけて尊いこの日本のために汗をかいていかなければならないとの思いで立ち上がった」の言葉には、心打たれるものがあります。その趣旨と綱領にも納得できるものがあります。
そんな折、「文芸春秋」5月号において民主党副幹事長生方幸夫氏は、「幹事長室中央集権体制」を強く批判しています。さらに、民主党議員は発言することで睨まれて公認を外されたり、選挙資金に強弱がついたりと不利益を被ることを恐れている。最後に、「強権政治」によって抑圧されている声なき声が民主党を覆っているのだ、と断じています。
「正論」5月号には、民主党衆議院議員長尾敬氏が「夫婦別姓法案ごり押しの裏舞台を暴く」を寄稿しています。その中では、この問題について氏は国民的議論を強く求めています。この法案提出を目論む者達にも触れています。(推進派代表千葉景子法務大臣、ジェンダーフリーを掲げてきたフェミニズムの大御所上野千鶴子、「私は、子どもが18才になったら、“家族解散式”をやろうと思っていると語り事実婚の夫の両親とは一度も会ったことがない」と自慢する福島瑞穂消費者行政担当大臣等)
氏の文章中で感動したことは、“両親の血を受け継いだ我が子から感謝される親でありたい。親になれた喜びを与えてくれた我が子に感謝したい。そして、先祖(妻の先祖も含めて)に感謝する家族でありたい。子孫から感謝される家族でありたい。これが私の理想とする「日本の家族像」である”との結びの言葉です。
民主党にも憂国の士は居るのです。決して捨てたものではないと思っています。首長の人達も新党を考えているようです。政界再編を期待しつつ、国政の動きに注目してゆきたいと思います。
このような日本政界の動きの中、今朝は、4年前の平成18年4月12日の夜、その年の7月に行われる新長浜市市議会議員選挙に出馬することを決意した日であることを思い出しました。是非出るべきだとの皆さんの御意見を聞きながら、何人かの方と相談しながら一ヶ月を経て決断した日です。
あれから4年が経過しようとしています。その間私は市政において教育問題を中心に取り組んできましたが、地域のために何が出来たのか、今後の課題は何かを終日考えました。
この4年の間には、1市6町の合併問題もありました。この問題については、地方分権が進む中において湖北の町が生き残るためにはスケールメリットを活かした行財政計画を建てることの必要性を考えて合併の推進に努めてきました。
今日は心新たに次に向けて取り組む決意をする、そんな一日でした。