今日から無料
今日(4月1日)から公立高校が授業料無償されることが昨日の参議院で可決されました。この他に、矛盾だらけのこども手当も6月から支給とのこと。中身を変えた高速道路の無料化?等も含め、このばらまき行政で国民は本当に仕合わせになれるのでしょうか。
今年度予算の不足分は44兆円の国債発行で賄われます。日ごと増えて行く国の借金は既に900兆円になろうとしています。国民一人当たり約700万円の借金です。誰がこれを返済するのでしょう。当然子どもや孫の代です。これが国のやることでしょうか?
郵便貯金の預け入れ限度額を2000万円に引き上げることも決まりました。これは家庭の資産が民間から郵貯・簡保に流入し、結果「官の肥大化」に繋がるのではないかと心配されています。
このお金を国債等の借金の穴埋めに使おうとするなら、昔の自民党政治と何ら変わるものではありません。この改革に努めたのが小泉首相であったはずです。民主党の引き上げの裏には、参院選に向けての郵政30万票の充てもあるのでしょう。
今後、国民の財産である郵貯マネーについてはその使い道を国民に明確に示していただきたいものです。
結局、鳩山・小沢・亀井の三氏が仕切ったこれらの問題は、総て昔の自民党で席を並べていた人達によってなされたものです。これを先祖帰りと言わずしてなんと言えばいいのでしょう?
今後予定されている法案を考えても、近未来の日本国を思う時とてもじっとしていられる状況ではありません。主権者である日本国民の見識がいよいよ問われるところに来たように思います。