経営戦略「そうそう、こんな品が欲しかったの」

テーマ:まちづくり
小阪裕司さんとの出会いは、1994年ごろ取引先の寝具問屋の新業態開発の勉強会でした。
今でこそ日経MJで連載したりする売れっ子ですが、当時はまだまだ駆け出し。それゆえに初期の本には寝具店の話が良く出てきます。

彼は「ワクワク系マーケティング」の伝道師(エバンジェリスト)
なぜ人はワクワクすると購買行動を起こすのだろうということを語ってくれました。モノを売るのではなくコトを売るのだということ。まだ3店舗ほどだった「ヴィレッジヴァンガード」で買い物の楽しさを教えてくれたのです。(はまりましたね)
極めつけはワクワク系アメリカツアー、今でも忘れられません。

そんなワクワクする店を作ろうと、1997年に大改装を行いました。雑貨を前面に出したために、当時は「さわだは寝具をやめてしまったらしい」といわれました。今でもいらっしゃいます。なにせ、寝具店は平均すると8年に1度しか来てもらえない業種なのですから。

そんな彼の講演会が10/23(木)に長浜みらい産業プラザの主催でグラツィエで行われます。無料ですから、ぜひ参加してみてください。(申し込みは長浜商工会議所へ・・・会員募集中です)。普通に講演を聴きにいくと1日で4万円ぐらいかかりますから・・・
感性マーケティングとお客さんを楽しませるしかけづくりの重要さを聞くことができるでしょう。

彼の話は多くが実例なので、一見テクニックの話のように感じてしまいますが、本当は「あなたのお店のミッションは何?そのために、お客さんとどのような関係をつくっていくの?」という戦略を問いかけています。

実は行政サービスに携わる人に一番聞いて欲しいんですけどね。

経営戦略「企業から家業へ」

テーマ:まちづくり
なんかのせられたので、調子に乗って書きます。

出島二郎さんにお会いしたのは今から16年前、当時JCで市民会議の担当だった私は、フードピア金沢のプロデューサーであった出島さんに、金沢研修の事前打ち合わせとして講演のご依頼に伺ったのが最初。
「大企業(大都市)は高品質低価格、中小企業(中小都市)は高品質高価格」「近江は子宮である。淡江万葉学こそ私の本懐」という意味のお話をお聞きしました。

「金沢のお菓子と福井のお菓子を東京へ持っていったら、どちらが売れる?その差がブランドとしての付加価値」「これからは小企業の時代」 当時バブルがはじける前でしたが、今を見越した卓見です。 フードピア金沢というイベントを通して、地域ブランドとしての金沢を確立した出島先生とは、その後秀吉博覧会、そして出島塾と続いてお付き合いをさせていただいています。

「フィナーレからプロローグへ」「興行から運動へ」「市民・私民・死民」「企業から家業へ」「売り手を超える買い手」「ブランドの向こう側」 物事の本質をえぐる出島先生の言葉はあまりに強く、私たちはしばしばそのことにうちのめされ、もしかしたらマゾではないかと思いつつも、次の言葉を待つ有様でした。

「まちづくりとはイエ・ミセ・マチの新しい関係を作ること」 中小企業にとっては厳しい経済環境が続きますが、企業より家業にこそ未来価値があるという先生の言葉。昨年まちづくり役場で行った長浜家業研究会は、家業の承継についてより意識される場となったのです。

かつて、大阪の船場の寄り合いの順位は古い商家順、すなわち長く継続している順でした。それが、戦後は売上が順位を決めるようになってしまったのです。でも、サブプライム問題に端を発した金融危機や環境問題のことを考えてみると、売上で順位を決めるって貧しいことだと思いませんか?

「製品・商品・作品」 私たちは何を売るべきなのでしょう?

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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