快眠日記～極上の眠りプロジェクト

夕方ぐらいから、羽毛ふとんのリフォームの作業を始めました。

お預かりした4枚のなかに「ロマンス」の文字が、羽毛の種類はポーランドスノーホワイトと表示され、ダウン95％スモールフェザー5％　1.4kg表示。このメーカーは品番を見ると年式がわかりますので、1994年の企画。14年前ですから、お客様は12～13年ぐらいご使用されています。

ロマンスといえば、かつてはうちでも2番手の仕入先。今でこそオリジナルオンリーですが、当時は羽毛ふとんをよく仕入れたものです。業界でも上位5社に入ろうかというメーカーです。

その羽毛ふとんが、あまりに嵩がない・・・。「おかしいなぁ、この生地のグレードや表示からいっても、そこそこの中身が入っているはずなんだけど・・・」
ふとんの側を切って中身を取り出すと「・・・・・。」「ちょっとこれなんや」
ダウンと呼ぶにはつらい羽毛の中身　「あまり干していないようだったし、汗の油などが付いてへたっているのかな・・・」ということで、羽毛の洗濯も洗剤の量を1.5倍にしてみました。

結局、ゴミだらけの羽毛が残り、当初1.4kgの羽毛はリフレッシュ後は1ｋｇに満ちませんでした。
この羽毛ふとんは私どもでお買上げいただいていないので、ホッといえばホッなのですが・・・このメーカーの羽毛ふとんは、結構数を売っていたので「あちゃー、それはないぜ」

もちろんこのメーカーのものが全て悪いわけではありませんが、といってもあんまりな、という中身でした。その次の大阪西川（現　西川リビング）もハズレ。ここは最近ハズレがなかったのですが、久しぶりのハズレ。

有名メーカーだからといって、中身を信じてはいけないという典型でした。
結局、再度ゴミ取りにかけて、現在2時間です。


先日のカウフマンの羽毛（これはお買上げいただいたもの）は、ほれぼれするような仕上りで、当然ゴミになったロスも5％しかありませんでした。極端ですね。