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ビッグブラザー:FaceBook

テーマ:コンピュータ
昨日は長浜青年会議所のメンバー有志が企画してくれたFacebookの講習会。
流行っているらしいで、ということで登録したFacebookであるが、講習会を聞いてアウトラインが理解できた。

ビッグブラザーとはオーウェルの「1984年」に出てくる独裁者?の名前である(らしい・・読んだことがない)が、ネットのモニタリングソフトの名前にもなっているらしい。佐藤史生のマンガ「ワンゼロ」に出てくるスーパーコンピュータ「マニアック」がそう呼ばれていたっけ。

Facebook自体は非常に便利なものではあるが、どっぺりつかってしまうと、その人の交友関係や嗜好、行動パターンみたいなものを全て掌握されることになる。AMAZONのおせっかいリコメンドをさらに強くしたものになる可能性がある。

これはコンピュータ・ネットワーク社会の当然の帰結かもしれない。Facebookのみならず、ツィートやブログ、よく見るWEBページ、買い物の購入履歴、メール、携帯のGPSデータから得られる行動履歴、そういった累積されたデータから、ある日突然自分が丸裸にされるというリスクを抱えなければならないからだ。

ちょうど原発みたいなものだね。利便さとリスクが並立している。

もうちょっと身近なもので言えば、ポイントカード。たまにしか使わないものはともかく、あるスーパーで日常の最寄り品(食品等)を購入しているとしよう。すると、購入履歴から、その家の食生活が丸裸になってしまう。実際にはやっていないだろうが、「お宅の米はあと13日、醤油は22日でなくなります。いま、コシヒカリのセール中です」なんてレシート上で提案することは難しいことではない。

私の店でも1983年8月からのお買い上げ記録はほとんどコンピュータの中に入っている。もっとも、布団屋という業種は平均来店頻度が8年に1度というから、昔のデータを持っていないと「あのときに買ったのと同じサイズのカバーが欲しいんだけど」なんてことがしょっちゅうあるからだなのだが・・・。

コンピュータがみんなの嗜好を分析して、勝手に流行を作り出す日が来るのかもしれないな。

震災の際にチェーンメールが出回ったが、そうと知らずに片棒をかつぐことになるかもしれない。
と考えると、安直に「いいね!」を押すのが躊躇われてしまうのだけど。

ちょっとむし暑くなったら・・・リネン

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
雨が降ったりするので、妙に蒸し暑さを感じるこの頃。
夜も少し蒸した感じがするのだけど、かといって夏装束までは行かない。

こんな時期に一番気持ちがいいのが、リネン麻のシーツとカバー。
麻は熱伝導が良いので、熱がこもりにくい。麻には大きく分けて、日本古来からあるラミー(苧麻)と、ヨーロッパが中心だったリネン(亜麻)の2種類ある。本当は大麻(ヘンプ)も、ジュートのそうなんだけど、大麻は当然取り締まりの対象になるので、国内ではでまわらない。

ラミーはシャリ感が強いので、より夏向きだ。今ぐらいの時期はリネンが気持ち良い。
毎日着るシャツも、つい先日までは綿のオックスフォードだったけど、今日はリネン混。一度リネンの味をしめると、手放せない。

もっともリネンのカバーは糸が太いと重くなる。通常販売されているリネンのカバーは30番手、40番手がほとんどだが、このクラスは少しどっしりして下に敷くシーツには良いのだが、上に使うには軽快さに欠ける。
ということで、おすすめは帝国繊維さんで織って染めてもらったオリジナルの60番手のリネン。これなら、カバーにしても実に軽やかだ。今の時期、これに匹敵する素材といえば、これもオリジナルの綿ボイルの生地だろう。
触感の良いカバーは、睡眠の質を上げてくれる。

パジャマもリネンが気持ちいいが、リネンのニットのパジャマがあるともっと良いんだけどな。

江 ふたたび

テーマ:よもやま話
PremiereProを手に入れたから、というわけでもないのだけど、江の第1話のダイジェスト版を作ってみようとトライ。(内緒でっせ)

1話の見所を繋げて作ろうか・・と思ったんだけど、1話は何回見てもほろっと泣けるんだよなぁ。博覧会としては主演の上野樹里さんには来てほしいんだけど(難しいらしいが)、私的には芦田愛菜のほうが印象的だな。

なんで、あんな展開になっちゃったのかなぁ、ということなのだけど、1話だけでも長浜市民としては十分か・・・
第1話を見ると小谷城に登りたくなるわけだ。

1920×1080のハイビジョン動画の編集だが、ストレスはほとんど感じないところがすごいね。

さて夏休みからは長浜城歴史博物館を中心に「江」展が開催される。1月に江戸東京博物館で開催され、現在福井で行われているものだ。江戸で見たが、内容的には十分。 昨日の運営委員会でも博物館の太田さんが「開館以来、もっとも充実した内容の展示物」と言うので期待したい。江の位牌を納める厨子(宮殿くうでん)は場所の関係で曳山博物館に展示される予定だ。

能力を超えるツール

テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
昨日家に帰ると荷物が待っていた。AdobeCS5.5MasterCollectionの無償アップグレード。
形式上は娘のであるが、パソコンは共用で、しかも大部分のスポンサーだから触ってみることにする。

CSmastercollection

ライセンス上2台にインストールできるので、先日組み立てたメインとなるCore i-7 2600のマシンと、前からある Core2Duo-8400に。もっともCore2の方は32bit版だからPremiereProもAfterEffectもCS4を入れることになるが。全部入れると16Gの容量だ。

大河ドラマ50作館の入り口におく映像を編集するためにPremiereProを立ち上げる。が・・・かつて持っていたPremiere6.5とは似ているようだが様子がずいぶん違う。AfterEffectなんかと連携できるようになっているらしいが、今の私には完全にオーバースペック。
実際に行いたい作業は簡易版のPremiere Elementでも十分なのだ。娘に任すことにしよう。

普段一番使っているInDesignは基本は変わらないので違和感は少ないが、このバージョンだとiPadのようなタブレット向けの雑誌のようなデジタルパブリッシングに対応しているらしい。雑誌と言っても、デジタルの場合は動画なども組み込まれるし、もちろんハイパーリンクも使える。紙媒体がなくなるとは思えないが、紙をデジタルに単純に載せ替えたのではない新たなメディアの可能性がある。現状では、まだまだ必要とはいえないのだが今後の展開を考えると一考である。

今現在におけるあらゆるメディア向けの最新のツールということなのだろうが、なんとなく手に負えない気がするな。ちょうど、旧来からの手続き指向型のBasicを使っていたのに、VisualBasicのようなオブジェクト指向型のツールが出たときのイメージ。

概念は理解できる(ような気がする?)んだけど、そこから生まれる事象のイメージがつかめない。

自他共に認めてきた「パソコン使い」の看板を下ろすときが近づいてきたということなのだろうか・・・
それとも、使いこなすだけの時間を持ち得ていないだけなのか・・・


100年企業をめざして理念経営を学ぶセミナー

テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
さてさて、今日も昼から大津行き。大津って遠いよなぁ・・・
経営戦略研究会の幹事会である。数年前から月一回で開催している勉強会である。

今年は7月6日にオープンセミナーを開催することになり、実行部隊を仕切る役を仰せつかってしまった。(毎回このパターンだ)

なんのためのセミナーか。目的は「100年企業をめざすこと」、そのために必要なもの「理念経営」を学ぶため。
今回の講師のビイサイドプランニングの永田社長は、Side by Sideという創業理念と、「元気発信」という経営理念で、社員ひとりひとりがいきいきする朝礼が有名だ。
打ち合わせの中でお話を伺ったが、私たちと等身大に近い企業であるが、その考え方、行動には学ぶべきものが多い。

大津は遠いが、ぜひ多くの方に参加いただきたいものだ。

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