省エネで麻の寝具

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
最近多いお問い合わせが麻に関するもの。特に首都圏からが多い。
省エネで夏を涼しくということで、涼感の強い麻が見直されている。近江は麻ちぢみの産地だから、地元の素材を使い、オリジナルの本麻クール掛ふとんと本麻クール敷パッドを作っている。
本麻クール掛ケットB
楽天のショップの麻寝具売場はこちら

ところが、その麻の敷パッドとウォッシャブルの掛ふとんの在庫がタイトになってきた。新しいバージョンを発注はしているのだけど、加工が混んでいて月末になりそう。なんとかぎりぎり間に合うか。今年の新製品は両面リバーシブルで使えるバージョンで、生地の交渉をして価格もお手頃を狙っている。表が25番手のリネン生地で裏地がさらっとした40番手のラミー生地を使った物と、表は60/80番手のよろけ織の近江ちぢみに裏は25番手のリネン晒生地を使ったものの2種類。

うちのオリジナルの本麻敷パッドは、これで5年目を迎える。生地と中わたが麻100%であることはもちろんのこと、丸洗いOKで、さらに、自社企画の強みを生かし、一般に出まわっている中わた200~400g(シングルの場合)に対し、600gを入れている。600gというのは吸湿性と、丸洗い時の取り扱いの容易性を考えたときにバランスの良い量だと考えている。

いろいろなバージョンを作っているが、一押しはタイプ10と呼ばれる表地が60番手ラミーの近江ちぢみで、裏地に生平の麻を使ったものだ。生平の麻というのは、麻を裂いて撚って作るざっくりした生地でのれんなどに多く使われる。たまたま110cm巾の生地が50mあったので、使ってみた。
シャリ感があって夏には一番いい出来だと思う。こちらから

涼しい寝具といえば、冷却ジェルを使ったものが多く出回っているが、汗をかく夏に気持ちが良いのは、自然の麻だろう。

店頭では5/29まで「近江の麻」展を開催中

近江の麻展1
近江の麻展2




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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

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