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ずれている

テーマ:まちづくり
お昼に家の前の雪かきをしておりますと、向こうから・・・川島市長が歩いてこられます。
年が変わったら市長選というで回ってらっしゃるそうで 「ちょっとええか」

そこにあったのは、対立候補と噂されているF氏が「市庁舎の位置を見直す・・・」旨の新聞記事のコピー
もし立候補されると市庁舎の位置が争点になるのだそうです。

「こんなこと・・・」 あまりのレベルの低さに情けなくなりました。

市長選が無投票というのは健全ではないと思いますが、もうちょっとまともな争点があっていいはず。
先日のJCの事業で日本投資政策銀行の藻谷氏が、これからの超高齢社会の現状を示されました。現在の財政難を考えた時に、広域化する長浜市として最も重要なのは、小学校区を中心としたそれぞれの地域コミュニティの自立をいかにして図っていくか、ということと産業政策です。

アメリカの企業を誘致するという市長の浮世離れした考え方もどうかと思いますが、やるんならそういう政策の議論をしてください。

都市戦略とか都市構造というものを考えれば市庁舎の位置は議論するまでもありません。
姉妹都市アウグスブルクは26万の都市ですが、市庁舎は旧市内のど真ん中で市民のシンボルになっています。都市の顔になる部分に作る、そういうものです。
行ったことないけどヴェローナもそうでしょう。歴史のある、そのことを価値と考えるまちなら自然とそうなります。

前に広域合併の話をしていた時に、全体の中心だと湖北町あたり、なんて言う人がいましたけど、小谷城のてっぺんにするなら有りかもしれませんな。湖北一円が俯瞰できて、浅井氏かくありや、なんてことがわかりますけどね。
(てっぺんじゃないとダメですよ、ちゃんと天守閣を作って・・・)

あ~一気にテンション下がった。
これでは合併しても報われんわな。

店は文化を売るところ

テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
昨日から金沢へ。久しぶりに出島二郎先生の事務所へおじゃましました。

アーバングラスコンペのお礼や、今度の大河ドラマイベントのご相談や、来月の町座七日講のことやら、いろいろなんですが、先生とお話をしていると頭脳が賦活されます。

その中で先生がふと云われた、「店は文化を売るところやないか」。前々から聞かされていたことではありますが、あらためてはっと気付かされました。

ふとんを売るのではない、眠りを売るのだ、と常々社員に語っていることですが、眠りの文化を提供することが大切なのだということですね。

それぞれのお店が文化を語ること、これが長浜の再生につながるのではないでしょうか?

金沢は雪と雷。これから長浜へ戻ります。

買うならエコ!滋賀GPN10周年

テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
グリーン購入とは環境に配慮した商品の購入や流通をめざすものです。日本では1996年から全国組織であるグリーン購入ネットワークが設立され、取り組みが始まりました。
滋賀グリーン購入ネットワークは日本で最初にできた地域ネットで、今年で10周年になります。

たしか1997年に日本JCに出向していた際に、オフィス町内会という団体が、いまでは当たり前になった再生紙100%白色度70%の用紙を推進していると聞き、環境負荷を下げるという視点からの製品普及を行うということから、1998年から寝具のグリーン購入という取り組みをし始めました。

長年の取組や、自然素材を重要視した製品構成や羽毛のリフォーム機を店内に設置するなどの取り組みを評価いただき、当店は2007年にグリーン購入大賞で中小企業部門で大賞を受賞しています。この時の環境大臣賞が滋賀銀行さん、団体部門が滋賀環境生協さん(現NPO碧いびわ湖)、優秀賞も含め滋賀県で4団体が一気受賞の年でした。ちなみに大企業部門はパナソニックでした。

滋賀GPNでは10周年の記念誌を発行いたしましたが、その中で過去の受賞者ということで紹介いただいてます。

その文をご紹介してPR!
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株式会社沢田商店
眠りのプロショップSawada

かつて打直しによって再利用されていたふとん。しかしながら現在の粗大ゴミNO.1はふとんといわれ、東京では年間60万枚にもなる一方、リサイクル技術は確立されていません。
5年使えるものを、10年使えるものにすればゴミは半分になります。「良いものを長く使えばゴミは少なくなる」「天然素材なら生分解できる」「木綿ふとん、羽毛ふとんは再利用できる」そのような視点から、1998年から寝具のグリーン購入に取り組みました。最初は、製品ごとに環境への負荷を表示することから始まり、「長期使用可能」「生分解可能」「再利用可能」をめざして商品のオリジナル化を行いました。また、リサイクルが困難なベッドのマットレスは金属スプリングタイプの扱いを中止し、天然ラテックスなど非金属タイプの扱いのみに絞っています。
さらにオーガニックコットン(無農薬有機栽培綿)、エコテックス100規格品など、安全な製品を積極的に採用し、現在では売上の80%がなんらかの形で環境に配慮した商品になっています。また、2006年には、店頭設置では日本で2番目となる、ドイツ製の羽毛リフォーム機を導入。羽毛のリフォームを積極的に推進しています。
一方、地元近江産の「麻」や「真綿」など優れた素材を活かし、製造工場とのコラボレーションで、オリジナルの純近江産本麻ふとんや真綿ふとんを展開し、インターネットを通じての販売も行っています。特に本麻ふとんはクールビズに対応した「クールスリープ」をスローガンに人気を集めています。
さて最近では、睡眠障害が社会的な問題になっています。睡眠障害による社会損失は年間3兆5,000億円といわれていますが、睡眠を改善することにより効率が上がり、事故が減ることによってCO2の削減が期待できます。当社では、地元の滋賀医科大学睡眠学講座と連携し、睡眠指導士の資格を取得。睡眠に関する正しい知識をPRするとともに、良質の自然素材でカウンセリングによる睡眠の質を上げることにより、睡眠という切り口から、素材から社会生活まで通して省資源で、CO2削減可能な提案を行っています。

チャイナフリー

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
今度は寝具のお話。

チャイナが世界の工場であることは疑いもありませんし、その昔NIESなんて言われていた頃から比べると品質は格段に上がっています。
ですが、私の店では極力チャイナフリーを心がけています。といいましても、100番手以上の高級素材以外は、生地はほとんどがメイドインチャイナなのでお手上げですが、問題は染色と仕上げです。
かつて昭和30年後半~40年代、高度成長期絶頂の時代に日本では多くの公害問題が発生しました。同じことがチャイナでも起っています。成長の過程で歪みがでるのは無理もないのでしょうが、特に低価格を要求される繊維製品には染色や仕上げの過程でホルマリンなどの有害物質が残留していることがあります。

もちろん全てのチャイナ製がそうではなく、高い技術を持った工場もありますが、仕入れた商品が実際にどこで作られたのかを知ることもできません。

ヨーロッパ向けの大手向け工場なら、エコテックス規格100(有害物質に関する規格)をクリアすることが、ほぼ必要条件となっているので安心といえますが、工場レベルでエコテックス規格をクリアしているところはまだまだ少数派。先日も展示会で話をしたある企業はヨーロッパの企業と連携して、向うでエコテックス規格を取っていると聞きました。

国産も絶対安全かというとそうともいえない場合があります。チャイナで製織、染色した生地を日本で縫製すれば立派な日本製です。低価格の国産羽毛ふとんはほとんどがこうだ、と断言できますが、側は製織、染色、縫製までチャイナ、羽毛は洗浄をチャイナで行い、それを日本で充填すれば日本製表示なのです。

市場の流れが安く、安くとなっているので、コスト要求されると、どこかで手を抜こうとします(というか手を抜かざるを得なくなります)

結局素性の確認できる日本製と、安全さがほぼ確実なヨーロッパ製しか頼れないのが現状。
眠りのプロショップは可能な限り素材のルートをチェックしながら、安全で長く使える品質のものをお届けするべく、取組んでいます。

チャイナ

テーマ:よもやま話
You弁inNagahamaでの中国からの留学生の流ちょうな日本語とを思い返しながら、一方で、国会議員ぞろぞろ引き連れての小沢幹事長の中国訪問が「あれは朝貢使節団か」と揶揄されているのを思いながら感じたこと。

それは日本が大国であると錯誤して中国と対峙してしまうことの危険性です。日本は独自性を持った独立国ですけれども、歴史的に見て大国であったとはいえません。せいぜいこの40年ほどの経済力がそう思わせているだけ。前の大戦でアメリカとやった手痛い失敗はすべきではありません。

地政学的に考えれば、ユーラシア大陸は西がEC、中央がロシア、東が中国、南がインド。これらに属さない部分や境界部分は多くが紛争地域=政治的安定性があまり望めない地域ですね。ECも元々紛争地域です。

そう考えれば、東アジアの覇権国は中国ということになります(歴史もそうです)。やっかいなことに、覇権国というのはアメリカが典型ですけど、自己の主義や主張を押しつけて無理難題をいいます。
それを前提にして、日本の位置づけを明確にすれば、外交戦略も見えてくるように思いますけどね。

日本では中国をシナと呼ぶのは新聞によっては差別的表現のようにいわれます(ATOKやMS-IMEでは支那と出てこない)。シナ=chinaですから差別的でもない一般的な呼称なんですけどね。逆に中国(中華)というのが差別的表現で、周辺の国はバルバロイ-蛮族だと言っているようなものです。

孫文は欧米列強に食い物にされている母国の現状をみて、かつての栄光を取り戻すべく「中華民国」と名付けたのでしょうが・・・(勝手な推測)。

チャイナやコリアで先の大戦に関して日本に対する反発心が高いのは、国内向けや外交カードもあるかもしれませんが、中華秩序で下と思っていた国に蹂躙されたことが気に入らないんでしょうね。イギリスやフランスには歴史認識なんて決していわんでしょうから。

ということで、中国ではなく、チャイナという表現を使いたいと思います。

P.S. チャイナは壊れやすいので、取り扱い要注意です。

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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