どっちがホント?
テーマ:眠りのお話
2009/08/22 01:36
大阪で書店をぶらぶらしていると、最近は結構眠りの本が目に付きます。
それも医学書ではなく、ビジネス書のところに
タイトルをみていると 3時間眠ればOK という本と 4時間半眠ればOK という2種類の本。
どちらも、いかにQOLを落とさずに睡眠時間を縮めて、ビジネスに役立てるかという、よくよく考えればいじましい話です。
ざっと流し読んだところ、4時間半に軍配。4時間半×5日、7.5時間×1日、6時間×1日という組み立ては、無理が少ない短眠法といえるでしょう。3時間はどう考えても無理があります。限定ならともかく、毎日ではよほど短眠でもokという遺伝子を持っていない限り(だそうです)、免疫系にかなり無理がかかると思われます。
大切なことは眠りの時間ではなく、眠りの質です。この場合は深さということになりますが、睡眠深度を積分したもの・・・要は面積のこと・・・が等しければ、ある程度短くてもなんとかなります。
とはいえ、ストレスの多いビジネスマンは6時間睡眠+昼間15分の仮眠を確保して欲しいものです。4.5時間でもごまかせなくはありませんが、脳と体の休息のタイトロープを強いられることは間違いありません。
ただ、これらの本も(他の本も見ましたが)、睡眠時の質を左右する寝具に関しての言及があまりありませんが、睡眠の間のストレスを少なくし、深睡眠を維持するためには、体にあった寝具を選ぶ事も重要なのです。
それも医学書ではなく、ビジネス書のところに
タイトルをみていると 3時間眠ればOK という本と 4時間半眠ればOK という2種類の本。
どちらも、いかにQOLを落とさずに睡眠時間を縮めて、ビジネスに役立てるかという、よくよく考えればいじましい話です。
ざっと流し読んだところ、4時間半に軍配。4時間半×5日、7.5時間×1日、6時間×1日という組み立ては、無理が少ない短眠法といえるでしょう。3時間はどう考えても無理があります。限定ならともかく、毎日ではよほど短眠でもokという遺伝子を持っていない限り(だそうです)、免疫系にかなり無理がかかると思われます。
大切なことは眠りの時間ではなく、眠りの質です。この場合は深さということになりますが、睡眠深度を積分したもの・・・要は面積のこと・・・が等しければ、ある程度短くてもなんとかなります。
とはいえ、ストレスの多いビジネスマンは6時間睡眠+昼間15分の仮眠を確保して欲しいものです。4.5時間でもごまかせなくはありませんが、脳と体の休息のタイトロープを強いられることは間違いありません。
ただ、これらの本も(他の本も見ましたが)、睡眠時の質を左右する寝具に関しての言及があまりありませんが、睡眠の間のストレスを少なくし、深睡眠を維持するためには、体にあった寝具を選ぶ事も重要なのです。
リネンのおはなし
テーマ:眠るための道具・寝具のお話
2009/08/20 00:46
今日は、帝国繊維という会社の大阪支店をお邪魔しました。
日本で最初にリネンを創った会社です。リネンというと、ホテルのベッドリネン、リネンサプライなどベッドの用の生地に思われますが、亜麻を織った生地をリネンといいます。
今ではホテルのベッドシーツ、テーブルクロスなどは綿100%がほとんどですが、もともとはリネンだけでした。その名残がリネンサプライのように残っています。
同じ麻でも日本古来の麻は苧麻(ラミー)といいますが、リネンはもともとがヨーロッパ産。今では作られていませんが、北アイルランドで作られた「アイリッシュリネン」が最高級とされています。ラミーと違い、ソフトな肌触りで、熱がこもりにくいので一度使うと離せません。特に蒸し暑い日本の気候にも適しています。
ただ、リネンも原料のフラックス(リネン麻)の産地、紡績技術、織布などで実にさまざまです。特に最近では中国産が増えているために、価格はこなれてきているものの、本当の良し悪しについて勉強をさせていただこうというのが訪問の主旨。
前述したとおり、有名なアイリッシュリネンというのは既に無く、現在、良質のリネン麻はフランス・ベルギー・オランダで産出されます。それを東欧地域で紡績して糸にして、それをイタリアで織ったり、日本で織ったりします。
私どもが現在ビラベック羊毛敷ふとん用の裏地に生産をお願いしているSiurus社のあるリトアニアも有名です。
一方で、中国のハルビンや新疆ウイグルなどで取れるフラックスは、背丈が低く、生成の色も黒く、細い糸を紡ぐことは難しいのだそうです。そういえば、リネンのエプロンやテーブルクロスなどは太番手の生地の方がいいのですが、カバーは細番手の生地で作らないと重くてしょうがないのです。
リネンも綿と同様、先進国で作られるのは高級品のみとなってきました。日本で織られている100番手という極細の生地を見せていただきましたが、これで作ると本当に気持ちよさそうです。(通常は60番手以上なら、重くないのでカバー用として使えます)
暑い夏にエアコンを使われるのなら、300gぐらいの羽毛肌ふとんに、リネンのカバーをして使うのがベスト。もちろんラミーでもOK。さらっとして気持ちがいいのです。
人気の本麻クール敷パッドも、30番手リネンで追加生産いたしました。(敷用なので、太番手が合います) 切れていたセミダブル、ダブルサイズも加わりました。
まだリネンの良さを味わっていらっしゃらないのでしたら、一度トライしてください。
人生の1/3が変わるかも
日本で最初にリネンを創った会社です。リネンというと、ホテルのベッドリネン、リネンサプライなどベッドの用の生地に思われますが、亜麻を織った生地をリネンといいます。
今ではホテルのベッドシーツ、テーブルクロスなどは綿100%がほとんどですが、もともとはリネンだけでした。その名残がリネンサプライのように残っています。
同じ麻でも日本古来の麻は苧麻(ラミー)といいますが、リネンはもともとがヨーロッパ産。今では作られていませんが、北アイルランドで作られた「アイリッシュリネン」が最高級とされています。ラミーと違い、ソフトな肌触りで、熱がこもりにくいので一度使うと離せません。特に蒸し暑い日本の気候にも適しています。
ただ、リネンも原料のフラックス(リネン麻)の産地、紡績技術、織布などで実にさまざまです。特に最近では中国産が増えているために、価格はこなれてきているものの、本当の良し悪しについて勉強をさせていただこうというのが訪問の主旨。
前述したとおり、有名なアイリッシュリネンというのは既に無く、現在、良質のリネン麻はフランス・ベルギー・オランダで産出されます。それを東欧地域で紡績して糸にして、それをイタリアで織ったり、日本で織ったりします。
私どもが現在ビラベック羊毛敷ふとん用の裏地に生産をお願いしているSiurus社のあるリトアニアも有名です。
一方で、中国のハルビンや新疆ウイグルなどで取れるフラックスは、背丈が低く、生成の色も黒く、細い糸を紡ぐことは難しいのだそうです。そういえば、リネンのエプロンやテーブルクロスなどは太番手の生地の方がいいのですが、カバーは細番手の生地で作らないと重くてしょうがないのです。
リネンも綿と同様、先進国で作られるのは高級品のみとなってきました。日本で織られている100番手という極細の生地を見せていただきましたが、これで作ると本当に気持ちよさそうです。(通常は60番手以上なら、重くないのでカバー用として使えます)
暑い夏にエアコンを使われるのなら、300gぐらいの羽毛肌ふとんに、リネンのカバーをして使うのがベスト。もちろんラミーでもOK。さらっとして気持ちがいいのです。
人気の本麻クール敷パッドも、30番手リネンで追加生産いたしました。(敷用なので、太番手が合います) 切れていたセミダブル、ダブルサイズも加わりました。
まだリネンの良さを味わっていらっしゃらないのでしたら、一度トライしてください。
人生の1/3が変わるかも
美味しい一夜
テーマ:よもやま話
2009/08/20 00:24
久しぶりに大阪です。
大学のクラブ(洋弓部)の後輩であるK君が南海電鉄の取締役に就任した記念に4人でプチお祝い会。
今年4月に誘われて美味しかったANAクラウンプラザホテルのザ・ダイニングのなにわの野菜を生かしたコースを再びと、桜井シェフにお願いしました。
行くと、4人が入れるスペシャルな個室を用意してもらい、今回はワインも大阪産のものが中心。デラウェアのスパークリングワインなんて、ほとんどできないそうです。
「夏だから瓜が多くて」ということでしたが、料理もおいしく、楽しい会話が弾みました。最後はK君にレストランからのお祝いの花束というサプライズ。
その後、これも後輩のO君ご推薦のワインバーでロゼのシャンパン。シャンパン・サーベルという、サーベルでシャンパンのボトルを一発であけるという芸を披露してもらいました。
というわけで4人でワイン4本。ちょっと(だいぶ)飲み過ぎですが、それは体育会の仲間なので気楽で心地よくエレガントな一夜でした。
こういうのも、たまにはいいものです。(毎回は財布がもたんけど)
両方とも新地のど真ん中なので、道を歩いていると、おねえさん方に目が奪われますが、こちらはぐっと敷居が高い・・・。
大学のクラブ(洋弓部)の後輩であるK君が南海電鉄の取締役に就任した記念に4人でプチお祝い会。
今年4月に誘われて美味しかったANAクラウンプラザホテルのザ・ダイニングのなにわの野菜を生かしたコースを再びと、桜井シェフにお願いしました。
行くと、4人が入れるスペシャルな個室を用意してもらい、今回はワインも大阪産のものが中心。デラウェアのスパークリングワインなんて、ほとんどできないそうです。
「夏だから瓜が多くて」ということでしたが、料理もおいしく、楽しい会話が弾みました。最後はK君にレストランからのお祝いの花束というサプライズ。
その後、これも後輩のO君ご推薦のワインバーでロゼのシャンパン。シャンパン・サーベルという、サーベルでシャンパンのボトルを一発であけるという芸を披露してもらいました。
というわけで4人でワイン4本。ちょっと(だいぶ)飲み過ぎですが、それは体育会の仲間なので気楽で心地よくエレガントな一夜でした。
こういうのも、たまにはいいものです。(毎回は財布がもたんけど)
両方とも新地のど真ん中なので、道を歩いていると、おねえさん方に目が奪われますが、こちらはぐっと敷居が高い・・・。
クセもの
テーマ:羽毛ふとんのお話
2009/08/14 10:37
羽毛ふとんのリフォーム機のおはなし
きれいにお化粧して完成したのは、数日前のことですが、キカイそのものを設置してからは、ほぼ1ヶ月経ちました。
何に限らず、キカイというものはある種のクセがあって、これを理解しないと使いこなすのが難しい。
今回の場合でいうと除塵機はともかく、充填機の計量部分にクセがあります。
計量槽は2つに分かれていて、片方を充填している時に、もう一方は次のマスに入れる分を計量しています。このときに自然落下で行うと一番正確にでるのですが、それでは時間がかかりすぎます。そこで、ブロアーを使って加圧しながら計量します。
ただ加圧するために、加圧ムラが計量に及ぼすわけで、そのあたりは計量器がうまくピンポイントをつかんでくれるようになっているのですが、プラス・マイナス1g程度の誤差がでます。
プラス方向の誤差が多いと、最後に足らなくなりますし、マイナス誤差が積み重なると、原料があまります。また、羽毛の原料が多い最初はプラス方向の誤差が、少なくなる最後はマイナス誤差が増えます。
最初はこわごわ、少なめに入れて後で足していたのですが、このあたりのクセがだいたいわかってきたので、概ね快調です。
コンピュータには基本的にクセが無いはずですが・・・実際は相性みたいなものがあって、ある人間が使うとやたらにフリーズするなんてことは、良くありました。
プリンタなんかの可動部分が多いものもクセものですね。
きれいにお化粧して完成したのは、数日前のことですが、キカイそのものを設置してからは、ほぼ1ヶ月経ちました。
何に限らず、キカイというものはある種のクセがあって、これを理解しないと使いこなすのが難しい。
今回の場合でいうと除塵機はともかく、充填機の計量部分にクセがあります。
計量槽は2つに分かれていて、片方を充填している時に、もう一方は次のマスに入れる分を計量しています。このときに自然落下で行うと一番正確にでるのですが、それでは時間がかかりすぎます。そこで、ブロアーを使って加圧しながら計量します。
ただ加圧するために、加圧ムラが計量に及ぼすわけで、そのあたりは計量器がうまくピンポイントをつかんでくれるようになっているのですが、プラス・マイナス1g程度の誤差がでます。
プラス方向の誤差が多いと、最後に足らなくなりますし、マイナス誤差が積み重なると、原料があまります。また、羽毛の原料が多い最初はプラス方向の誤差が、少なくなる最後はマイナス誤差が増えます。
最初はこわごわ、少なめに入れて後で足していたのですが、このあたりのクセがだいたいわかってきたので、概ね快調です。
コンピュータには基本的にクセが無いはずですが・・・実際は相性みたいなものがあって、ある人間が使うとやたらにフリーズするなんてことは、良くありました。
プリンタなんかの可動部分が多いものもクセものですね。
羽毛工房が完成!
テーマ:羽毛ふとんのお話
2009/08/13 11:18
すでに動いておりましたが、壁を作ってお化粧直しをして、新しい羽毛工房が完成しました。
今回は、羽毛除塵機とサイクロン羽毛充填機を導入です。経緯はこちら
ドイツLorch社の羽毛リフレッシュマシン(店頭設置は日本で2台だけ)はこちら
リフォーム工程を説明しますと、まず一番左側の洗濯機で羽毛を直接洗浄します。羽毛ふとんや袋に入った羽毛を洗うのと違い、細かな汚れも非常にきれいに洗ってくれます。もちろんスチーム洗浄なんかとは格段に違うきれいさです。
これが洗い終わったところ。ドラムにへばりついているのが羽毛です。これを中央部の乾燥除塵機に送ります。ここでは120℃の熱風で洗った羽毛を乾燥しながら、ゴミを取ります。
湿度が35%ぐらいになったら乾燥終了です。
乾燥した羽毛は送風機によるミニ選別機にかけられます。これは、羽毛工場の選別機と考え方は同じで、この時に大きなフェザーなどは取り除かれます。(Lorch社は大手羽毛原料メーカーの洗浄・選別機を作っていますので、そのあたりのノウハウはバッチリですね)
ここまでは従来と同じです。ここからが新しくなったプロセス。
まず羽毛除塵機に送り込みます。こちらです
羽毛除塵機はメッシュのドラムに羽毛を入れ、攪拌と空気圧によって細かなホコリを取り除きます。というのもLorch社のリフレッシュマシンは乾燥除塵でしたので、もう一つファイバーの取り除きが弱かったのです。約5分間の除塵を行います。
充填機は正確な充填ができるように仕様を求めたため、少し大きくなってしまいました。計量器は全部で3個使っています。全体計量と、充填量計量に2つです。
より正確な充填をするために、2つの計量槽を使い、交互に1マスごとの充填量を計測して充填します。従来のタイプが減算式という充填しながら減算して計量するタイプだったために、細かな軽量は難しかったのです。今回は1マス1g単位で制御できます。
計量を制御するパネルも2つ分あります。
そして、吹き込みの目玉がサイクロン。計量した羽毛をそのまま入れるのではなく、円筒型の容器を通すことにより、羽毛は竜巻のように回りながら充填されます。この時、ホコリやフェザーなど今までの工程で取り切れなかったゴミを取り除くことができます。
画像は充填中のものですが、重いゴミだけ下へ落ちるようになっています。
落ちたゴミはこのような状態です。
羽毛直洗い-乾燥除塵-送風分別-羽毛除塵と行ってきても、まだこれだけのゴミが残っているのです。実はリフォームに限らず、全く新品の羽毛を充填しても、少しゴミが混ざっているのです。
実はこのサイクロンを行うと充填効率がかなり悪くなります。時間が倍以上かかるわけなので、通常の工場では行われていないことがほとんどです。でも効果は抜群ですね。
充填量も例えば4×5マスの標準的な羽毛側の場合、通常の工場では均等に入れるのがほとんどですが、中央部を100とすると、へたりやすい襟元は105、両側の保温に関係ない部分は95というように、身体にフィットしやすい充填を行っています。
現時点では日本で最高レベルの羽毛ふとんのリフォームかな。
価格ソフトな超長綿60サテンの立体キルト側を使い、基本的な足し羽毛を含めて、加工手順これだけ全てで29,800円です。
お使いになる方の体質に合わせて、生地やキルティングの方法をおすすめしています。
今回は、羽毛除塵機とサイクロン羽毛充填機を導入です。経緯はこちら
ドイツLorch社の羽毛リフレッシュマシン(店頭設置は日本で2台だけ)はこちら
リフォーム工程を説明しますと、まず一番左側の洗濯機で羽毛を直接洗浄します。羽毛ふとんや袋に入った羽毛を洗うのと違い、細かな汚れも非常にきれいに洗ってくれます。もちろんスチーム洗浄なんかとは格段に違うきれいさです。
これが洗い終わったところ。ドラムにへばりついているのが羽毛です。これを中央部の乾燥除塵機に送ります。ここでは120℃の熱風で洗った羽毛を乾燥しながら、ゴミを取ります。
湿度が35%ぐらいになったら乾燥終了です。
乾燥した羽毛は送風機によるミニ選別機にかけられます。これは、羽毛工場の選別機と考え方は同じで、この時に大きなフェザーなどは取り除かれます。(Lorch社は大手羽毛原料メーカーの洗浄・選別機を作っていますので、そのあたりのノウハウはバッチリですね)
ここまでは従来と同じです。ここからが新しくなったプロセス。
まず羽毛除塵機に送り込みます。こちらです
羽毛除塵機はメッシュのドラムに羽毛を入れ、攪拌と空気圧によって細かなホコリを取り除きます。というのもLorch社のリフレッシュマシンは乾燥除塵でしたので、もう一つファイバーの取り除きが弱かったのです。約5分間の除塵を行います。
充填機は正確な充填ができるように仕様を求めたため、少し大きくなってしまいました。計量器は全部で3個使っています。全体計量と、充填量計量に2つです。
より正確な充填をするために、2つの計量槽を使い、交互に1マスごとの充填量を計測して充填します。従来のタイプが減算式という充填しながら減算して計量するタイプだったために、細かな軽量は難しかったのです。今回は1マス1g単位で制御できます。
計量を制御するパネルも2つ分あります。
そして、吹き込みの目玉がサイクロン。計量した羽毛をそのまま入れるのではなく、円筒型の容器を通すことにより、羽毛は竜巻のように回りながら充填されます。この時、ホコリやフェザーなど今までの工程で取り切れなかったゴミを取り除くことができます。
画像は充填中のものですが、重いゴミだけ下へ落ちるようになっています。
落ちたゴミはこのような状態です。
羽毛直洗い-乾燥除塵-送風分別-羽毛除塵と行ってきても、まだこれだけのゴミが残っているのです。実はリフォームに限らず、全く新品の羽毛を充填しても、少しゴミが混ざっているのです。
実はこのサイクロンを行うと充填効率がかなり悪くなります。時間が倍以上かかるわけなので、通常の工場では行われていないことがほとんどです。でも効果は抜群ですね。
充填量も例えば4×5マスの標準的な羽毛側の場合、通常の工場では均等に入れるのがほとんどですが、中央部を100とすると、へたりやすい襟元は105、両側の保温に関係ない部分は95というように、身体にフィットしやすい充填を行っています。
現時点では日本で最高レベルの羽毛ふとんのリフォームかな。
価格ソフトな超長綿60サテンの立体キルト側を使い、基本的な足し羽毛を含めて、加工手順これだけ全てで29,800円です。
お使いになる方の体質に合わせて、生地やキルティングの方法をおすすめしています。