レム睡眠とノンレム睡眠の違い

テーマ:眠りのお話
これも新しいネタ。広島大の林先生がわかりやすい説明をしてくださいました。

睡眠にノンレム睡眠とレム睡眠があることは良く知られています。

入眠するとノンレム睡眠になり、その後レム睡眠に移行。この1セットが平均90分です。
ノンレム睡眠は脳波によりステージ1~4に分かれます。睡眠の前半はステージ3~4の深い睡眠が多くなり、後半はレム睡眠が増えます。
眠りのリズム

一言で言えば
レム睡眠は「脳を創る睡眠」
ノンレム睡眠は「脳を休ませる睡眠」
といえるでしょう。

だから新生児から大人になるまではレム睡眠の割合が多く、新生児では50%にも達します。
一方、脳や体を使うと、その修復のためにノンレム睡眠の深睡眠が増え、成長ホルモンもこのときに多くでます。

で、いままでは上の図のようにレム睡眠は浅い睡眠だと思っていました。というのもレム睡眠時には脳波は覚醒に近いα波が多い(ノンレム睡眠ステージ1と同じ)のです、だから、すぐ起きやすいのだと思ったら、レム睡眠でも夢を見ている時は応答性が非常に悪い=起こしてもすぐに起きないのだそうです。一般の人はレム睡眠から中途覚醒に至ることは非常に少ないのだそうで、中途覚醒はノンレム睡眠ステージ1から起きるのです。

どうも、レム睡眠は覚醒とノンレム睡眠の中間にあるのではなく、ノンレム睡眠とは位相の違う睡眠ということなんだと理解ができました。
○覚醒状態
○ノンレム睡眠(ステージ1と2)=浅い睡眠=一般的な睡眠
○ノンレム睡眠(ステージ3と4)=深い睡眠=体を修復する睡眠
○レム睡眠=情報を処理し運動回路をつくる睡眠
となると、上の図は正確ではないわけです。

ただ、昨日の話で 記憶はレム睡眠だけというより全ての睡眠がかかわっているようなので、ますます不思議です。


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