快眠日記～極上の眠りプロジェクト

今回の睡眠学教育講座では、新しい情報を多く得ることができました。

その一つが「記憶を良くする睡眠」

結論から言うと、「睡眠することによって記憶は固定化する」ということ
いままでは、「レム睡眠時に記憶は整理される」と云われてきましたが、新しい研究では必ずしもそうではないようです。
記憶には「宣言的記憶」と「手続き的記憶」（なんかC言語みたい）の２つがあって、このうち宣言的記憶＝知識などは最初の徐波睡眠（深睡眠＝ノンレム睡眠のステージ3と4）で行われ、手続き的記憶＝技術や技能は睡眠後半に多いレム睡眠で固定化されるということだそうです。
もっとも、これに対し、手続き的記憶も徐波睡眠が必要だとか、ノンレム睡眠ステージ2で現れる紡錘波が大切だという見解もあり、「記憶には睡眠が大きく関わっている」ことは間違いないものの、中身は決定版はないそうです。

具体的にどうするといいか？　私も受験生を抱えています。

1.睡眠が少ないと成績が悪い
　1-a　睡眠不足になると、昼間の集中力が落ちる
　1-b　睡眠不足により、記憶の固定化が不十分になる
2.寝る前に学んだことは、寝ることによって良く固定化される

ベストは、夜、昼間習ったことの復習を行って十分寝ると最も効率が良いそうです。なんせ、今の子どもたちは生活習慣が乱れていて、本来あるべき睡眠時間が十分取れていないですね。小学校3年なら10時間は、中学でも8時間は確保したいところです。
ある県の調査でも、成績と睡眠時間の相関は明快に出ているそうです。

ついでに、技能を身につけるクラブ活動。技能の固定化は睡眠の後半で行われるので・・・朝練は効率が悪いということになりそうです。ただでさえ、朝は体温が低いので運動効率が下がります。体温が高い夕方の活動をみっちりして、睡眠を十分取った方が、上達が早いと云うことになりますね。

ちなみに、睡眠不足の子どもは、情緒が不安定になるだけでなく、社会的な対応能力が落ちて攻撃的になることも明快になっています。

もちろん、睡眠は量もさることながら、質も大事ということですよ。

睡眠学教育講座を受講していると店から連絡
「NASが壊れたようです」（NAS＝LANに接続するハードディスク）
「げげっ・・・」

店のメインデータを収納したネットワークディスクが立ち上げ不能とのこと。どうもHDDクラッシュらしい。

幸いなことに、先日から新しいNASとして高速型のLS-XH1.5TLに切替えようとして、メインデータ以外は新しい方に切替え済み。さらにメインデータはNASに接続したUSB接続HDDにバックアップを毎日取るようにしておいたために、そちらを新しいNASに接続してデータを移動して（これが結構時間かかる）OKの模様。

ただ、バックアップが一つというのは、ちょっと心許ないので同じNASを注文しました。ネットワーク上で同じものがあるという、ミラーリング状態にできます。

今回は、事なきを得ましたが、どうも不安です。もう一つバックアップが要りそうですし、念のためインターネット経由で家にもバックアップを取るようにしてみようと思います。

基本的にはバックアップは3重で取り、さらに定期的にHDDイメージをバックアップするようにしているのですが、ネットワークにコンピュータが何台もぶら下がっていると、共有データとローカルデータの管理がわけわからんようになり、ある日突然「このデータのバックアップ取っていなかった」ということになります。休みに全部再点検です。

壊れた（らしい）バッファローLS-300GL。中をばらしてみるとSAMSUNGのHDD
中身はLinuxなので、新しいHDD（5400rpmの1Gクラス）を買ってきて回復できそうなんですが・・・10年前なら喜んでやったでしょうね、今はそんな手間をかけているヒマがありません。

８月１日、２日と草津で滋賀医科大学睡眠学講座の睡眠学教育講座を受講しています。

これは睡眠指導士上級の認定を得られるもので、初日の昨日は朝10時～夜9時30分まで5講座びっちり。昼食も30分という過密スケジュール。

内容も上級だけあって、過去に受講した中級、初級を上回ります。（あたりまえだけど）
また、睡眠の研究もまだまだ途上とあって、最新の情報を得ることができます。

中級もそうだったんですが、医療関係者が大半。ふとん屋は、仲間に紹介させてもらったところ、碧南の綿桂さん、茨木のスヌーズタイムさんがご参加

今回2日、9月に2日計4日を受講して、試験を通って資格認定です。
がんばろう！