リネンのおはなし

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
今日は、帝国繊維という会社の大阪支店をお邪魔しました。

日本で最初にリネンを創った会社です。リネンというと、ホテルのベッドリネン、リネンサプライなどベッドの用の生地に思われますが、亜麻を織った生地をリネンといいます。
今ではホテルのベッドシーツ、テーブルクロスなどは綿100%がほとんどですが、もともとはリネンだけでした。その名残がリネンサプライのように残っています。

同じ麻でも日本古来の麻は苧麻(ラミー)といいますが、リネンはもともとがヨーロッパ産。今では作られていませんが、北アイルランドで作られた「アイリッシュリネン」が最高級とされています。ラミーと違い、ソフトな肌触りで、熱がこもりにくいので一度使うと離せません。特に蒸し暑い日本の気候にも適しています。

ただ、リネンも原料のフラックス(リネン麻)の産地、紡績技術、織布などで実にさまざまです。特に最近では中国産が増えているために、価格はこなれてきているものの、本当の良し悪しについて勉強をさせていただこうというのが訪問の主旨。

前述したとおり、有名なアイリッシュリネンというのは既に無く、現在、良質のリネン麻はフランス・ベルギー・オランダで産出されます。それを東欧地域で紡績して糸にして、それをイタリアで織ったり、日本で織ったりします。
私どもが現在ビラベック羊毛敷ふとん用の裏地に生産をお願いしているSiurus社のあるリトアニアも有名です。

一方で、中国のハルビンや新疆ウイグルなどで取れるフラックスは、背丈が低く、生成の色も黒く、細い糸を紡ぐことは難しいのだそうです。そういえば、リネンのエプロンやテーブルクロスなどは太番手の生地の方がいいのですが、カバーは細番手の生地で作らないと重くてしょうがないのです。

リネンも綿と同様、先進国で作られるのは高級品のみとなってきました。日本で織られている100番手という極細の生地を見せていただきましたが、これで作ると本当に気持ちよさそうです。(通常は60番手以上なら、重くないのでカバー用として使えます)

暑い夏にエアコンを使われるのなら、300gぐらいの羽毛肌ふとんに、リネンのカバーをして使うのがベスト。もちろんラミーでもOK。さらっとして気持ちがいいのです。
人気の本麻クール敷パッドも、30番手リネンで追加生産いたしました。(敷用なので、太番手が合います) 切れていたセミダブル、ダブルサイズも加わりました。

まだリネンの良さを味わっていらっしゃらないのでしたら、一度トライしてください。
人生の1/3が変わるかも



美味しい一夜

テーマ:よもやま話
久しぶりに大阪です。
大学のクラブ(洋弓部)の後輩であるK君が南海電鉄の取締役に就任した記念に4人でプチお祝い会。

今年4月に誘われて美味しかったANAクラウンプラザホテルのザ・ダイニングのなにわの野菜を生かしたコースを再びと、桜井シェフにお願いしました。

行くと、4人が入れるスペシャルな個室を用意してもらい、今回はワインも大阪産のものが中心。デラウェアのスパークリングワインなんて、ほとんどできないそうです。
「夏だから瓜が多くて」ということでしたが、料理もおいしく、楽しい会話が弾みました。最後はK君にレストランからのお祝いの花束というサプライズ。

その後、これも後輩のO君ご推薦のワインバーでロゼのシャンパン。シャンパン・サーベルという、サーベルでシャンパンのボトルを一発であけるという芸を披露してもらいました。

というわけで4人でワイン4本。ちょっと(だいぶ)飲み過ぎですが、それは体育会の仲間なので気楽で心地よくエレガントな一夜でした。

こういうのも、たまにはいいものです。(毎回は財布がもたんけど)

両方とも新地のど真ん中なので、道を歩いていると、おねえさん方に目が奪われますが、こちらはぐっと敷居が高い・・・。


最近の記事一覧

カレンダー

<<      2009/08      >>
26 27 28 29 30 31 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 1 2 3 4 5

ブログランキング

フリースペース

ねむりはかせのキャラクターの名前はネムタといいます。なまけものです。
元サンリオにいらっしゃったキャラクターデザイナー井上・ヒサトさんの作品をご厚意でお借りしています
ネムタのホームページはこちら

通販サイトはこちらから
眠りのプロショップSawada 楽天市場店

ショップの地図はこちら
長浜の曳山博物館の前です

Facebookページ


ビデオクリップYouTube
店のプレゼンテーション
滋賀経済Now紹介
ヒュスラーネストの説明
プレジールのエアーピローの説明

アーカイブ

HTMLページへのリンク

プロフィール

ネムタ1

ねむりはかせ

曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

眠りのプロショップSawada

最近のトラックバック

参加コミュニティ一覧