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冷えが続かないクールジェルシート

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
国民生活センターのホームページに載りました。

通販・量販店・ホームセンターなどの店頭で「朝までクール」などとうたったジェルシートが朝まで冷えないどころか、30分しか持たないという記事です。

内心は「それみたことか」であります。

このジェルシートは3年前に福井の会社が開発して販売。私も好奇心旺盛なので、展示会の発表と同時に注文、その年は数枚販売いたしました。ところがお客様の声をお聞きするとかんばしくない。この会社が同時に発売した本麻のクール敷きパッドと一緒に使うとそれなりに効果はありましたが、朝になると生ぬるくなってしまうということでした。朝まで冷えないということより、汗を吸わずに遮断する性質が体温近くなると蒸れ感が増大する点に問題ありとみて、昨年は大手が2匹目のどじょうねらいで参入する中で、私の店は取り扱いを中止しました。


それで新たに取り組んだのが本麻生地と麻わたによる敷パッドでした。一方昨年ジェルシートはさらに販売が伸びたために、今年は大手量販店・ホームセンターが参入、大乱戦になってしまいました。メーカーさんに「来年は終わっているよ」と話していましたが、この記事で今年で終わってしまいそうです。

今日、あるホームセンターに行ったら、山のように詰んで販売されていましたが、そばに「30分程度しか持続しない場合があります云々というPOP」。だれも買わんだろうなぁ。

実際は睡眠に入るとヒトは体温が下がるので、おそらく起きた状態で測定した国民生活センターの事例ほどシビアにはならないかもしれませんが、「目が覚めたら生暖かく、汗がべっとり」という状態は変わらないでしょうね。

結局何が一番いいかって?
私の答えは「通気性の高いハニカムシート(5900円)の上に、本麻敷パッド(12800~18900円)を組み合わせること」ですね。
先日も昨年1枚お買い上げいただいたお客様が「夏になるとこれが気持ちが良いといって、子ども達が寄ってくるので」とご家族の分を追加でお買い上げいただきました。

枕用本麻クールパッド登場

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
私は汗かきで、夏になると枕のあたる首の裏にいっぱい汗をかいてしまいます。
そこで、今年は本麻クール敷パッドを作るのと一緒に枕用パッドを作りました。

一般的に麻の生地は110cm巾がほとんどです。これからだと、シングルサイズしか作れません。
そこで、160cm巾の麻100%近江縮の生地を使えば、セミダブルやダブル用の敷パッドを作れます。その際には一緒にシングルサイズも作りますから、その残りを使って枕用のパッドを考えました。

上出来とはいえないかもしれませんが、縁まきも本麻100%のバイアステープを使いました。
使い心地はまずまずで、起きたときに汗ねっちょり、という感じはすごく低減しました。二重丸であります。
お値段は40×60cmで3,990円 もちろん純近江産で、丸洗いが可能です。

ビッテ長浜

テーマ:まちづくり
アウグスブルグ姉妹都市提携50周年の記念事業が行われます。
私もわらじがまた一つ増えて、コンセプト部会を担当しています。

7日に発表された記念事業の中で、今後の姉妹都市交流のコンセプトづくりを行いました。コンセプトの内容はこちら

50年前はヨーロッパと交流するということは珍しいことであり、それぞれの市をあげての交流行事が続いてきました。しかし、現在ではずいぶんとハードルが低くなっています。またインターネットなどで、向こうの様子を知ったり、メールで交流することもごく普通になってきました。だから、これからの姉妹都市交流ってどういう視点で行うのかを整理しようというのが当部会のミッション。

文章も一字一句をめぐって、結構議論を費やしました。結局めざすのは「普段着のおつきあい」
お互いの文化歴史を相互理解しながら、特に次代を担う青少年にフォーカスして、末永いおつきあいをしていくことで、お互いのまちが高めあうこうことを目指します。

黒壁の田中君に無理をいいまして、素晴らしいロゴを作っていただきました。現在これのピンバッジを作成しておりまして、1個500円にて販売いたします。7/18からのゆかたまつり、黒壁ビアフェスタでドイツワインフェスタをアイデアイベント部会が開催しますが、その際にも販売します。ぜひ買ってください。これで事業費を稼がなくてはなりません。

ホームページも予算があまりないので、当コブログのシステムに乗っかりました。プロクルーさんありがとう。

来年5月には、「勝手に市民使節団」を作ってドイツへ行こうと盛り上がっています。
10月には市長さんはじめ公式訪問団や金管五重奏団が来浜します。

町座七日講

テーマ:まちづくり
今日から町座七日講が始まりました。まちづくり役場が主催する毎月七日に開催するまちづくり塾です。

33名の方に参加いただきました。 おおのさん、駅長さんもありがとうございます。
黒壁誕生から20年、来年には超広域となる長浜市が誕生します。
時代の転換期にどのような視点を持って、地域づくりに取り組むのか、
地域づくりに取り組むウェーブを、人材をどのようにして生み出していくのか、
簡単な答えはありません。いろいろな方の話をネタに、次の仕掛けを考えることを願って企画しました。

町座七日講1


初回は黒壁常務の伊藤光男さん。
私にとっては、青年会議所でも人生でも大先輩。この20年もの間、いろんな活動を一緒にして、いろんな視点を教えていただきました。自分ではわかりきったつもりでも改めて聞くと新しい発見があります。

2次会も含め、良いお話をたくさん聞くことが出来ました。
ありがとうございます。

来月8月7日は高槻市で「ジャズストリート」を仕掛けた北川潤一郎さん。
千名近いボランティアが終結し、盛り上げていくさまは長浜とはまた違った凄みがあるイベントです。
ぜひご参加ください

地域の人づくりのために、とにかく長く続けていこうと始めました。
行政の計画などに、よく「住みやすいまちを作ります」ということがありますが、私は「住みごたえのあるまちを作る」ほうが、皆元気になっていいんじゃないかと思っているのです。



クールジェルの評価

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
何回か書いてますが・・・相変わらずなのでもう一度。

昨日、あるお客様から「子どもが暑がるので、冷えるジェルシートみたいなのがあるけど、どうですか?」とのご質問。

朝までクールパッド


夏の寝具の基本は2つです
1.出来るだけ素早く吸湿・発散して寝具の湿度を上げないこと
2.寝具にこもりやすい温度をできるだけうまく逃がすこと(排熱)
特に子どもは代謝量が大きいので、冷やすよりも汗を吸う方を重視してやる必要があります。

クールジェルシートの問題点は
1.汗を吸わない
2.身体の温度と平衡すると、生ぬるくなる
ことですね。使っているうちに、温度が上がってしまうと、汗を吸わないために蒸れてしまい不快感が強くなるということです。

クールジェルシートは使い始めにかなり身体を冷やします。ところが身体の表面をあまり冷やしすぎると、皮膚近くの血行が悪くなり、あまり好ましい状況ではありません。

どうすればいいか?
まず、身体表面から汗を素早く吸うことを第一の目標にします。理想は熱も逃がすし、吸湿も行える麻わたを使ったパッド、それ以外にはパシーマ(敷はサニセーフ)などの中わたに脱脂綿を使ったものが優秀です。残念ながら汗取りパッドとして販売されている敷パッドのほとんどが表面はパイルや麻の素材であっても、中わたがポリエステルです。

もちろん、ポリエステル層もうまく使えば、湿気を逃がす通路になってくれますが、肌のすぐ側は天然素材がベスト。

湿気を逃がすには、その吸湿層の下に空気層を作ります。ハニカムシートなどですね。

クールジェルシートを使うとすれば、その下ですね。直接的な冷感は感じにくくなりますが、放熱をうまく吸収することができますし、冷感が長持ちします。

優先順位とすれば、まず汗を吸う敷パッド、次に表面の熱を逃がしやすくするために、接触面で麻のような熱伝導性の高い素材を使うこと。次に汗を放出する通路の確保。それから、ジェルシートでしょうね。

順番を間違えないこと





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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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