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日本沈没とコンピュータシミュレーション

テーマ:コンピュータ
やっと「日本沈没」の完結編を読むことができました。

油甚さんの「待ち時間の予測」のコメントに書きましたが、大学の卒論は「待ち行列とコンピュータシミュレーション」でした。

なんでそうなったかの伏線が高校のときに読んだ「日本沈没」。あの中で、日本が沈没する過程をコンピュータシミュレーションによる3Dモデルで表すくだりがあります。当時はパソコンもありません。IBM360というメインフレーム全盛の時代、3Dディスプレイなんて夢のまた夢みたいな時代だったと思います。(今でも結構大変なはず)「すごいな~」と感じて、コンピュータシミュレーションの本を買いに行った記憶があります。

大学2年の時だったか、工学部に行っていた従兄弟から「おい、マイクロプロセッサが出たぞ」と聞いたのが始まり。NECのTK-80とか富士通のLkit16と行ったトレーニングキットが発売されていました。専攻は経営工学。学校のメモリ32KバイトのミニコンでFORTRANのプログラムをパンチカードで実行していたという、ほほえましい時代。
3年の夏に親に話をふっかけて、TRS-80というBASICが使えるパソコンを購入。クロック1.7MHz、メモリ16Kバイト。これでプログラムを書いて、卒論を仕上げました。と書くとあっさりしていますが、当時は処理速度が遅く全部で200パターンのシミュレーションを想定したのですが、モデルが複雑で1つにまる半日かかってしまいます。これでは締め切りにとても間に合いません。

そこで、当時バイトしていた神戸の星電社でマイクロソフトのBASICコンパイラが入荷した際、日本語用のパッチを当てるということで借り出して(今から考えればずいぶんとおおらかです) それで30分に短縮、それでも10日間ぶっつづけに動かして、なんとか間に合わせたという記憶があります。

日本沈没完結編では地球シミュレーターの話がでてきます。これは実際すごいですが、プレステ3のようなゲームもいわば仮想空間のシミュレーター、処理速度の変遷に感慨深く思います。

とはいっても人生をシミュレーションするようではおしまいですね。

羽毛ふとんのリフォーム新企画

テーマ:羽毛ふとんのお話
【トピック(エコプロ-みんなのエコプロジェクト-)】会社のエコプロ

昨日・今日と大阪へ出張にいってきました。

春から展開する羽毛ふとんのリフォーム企画のためのネタ探しです。リフォームに使う羽毛ふとん側の値打ちモノがないか、生地メーカーを数社回ってきました。同時に、新情報の収集も兼ねています。
私の店ではできるだけ問屋を使わずに、生地メーカーと加工メーカーを直に結んでコストダウンを図るようにしています。生地は110mロールなのでロットリスクもありますが、生地メーカーと直接話しをすることで、生産現場を知ることができ、問屋を通しては得られない情報も多いのです。

アンチ中国製の嵐が吹き荒れました。私の店でも中国製の割合は10%を切るところまで、国産もしくはヨーロッパ産に切り替えています。全ての中国製が悪いわけではないのですが、寝具はかなり甘いのでできるだけ避けたいところです。

ところが、羽毛の側となると完全に中国製を抜きにしてしまうと組み立てが非常に限られてきます。私の店では羽毛ふとんの定番の製品では、生地も縫製も日本製にしています(もちろん羽毛の洗浄も仕上げも日本製という純日本製です)
ところが、コストが厳しいリフォーム用の生地はある程度頼らざるを得ません。特に立体縫製や2重立体縫製は日本の加工コストもずいぶんと安くなりましたが、まだまだ中国が安いのです。メーカーの中には日本でプリント仕上げしたものを中国へ持ち込み縫製加工して再輸入しているケースもあります。

中国もコストアップが続いてきましたが、ここに来ての円高+不況で価格は前年より少し安くなる見込みです。

ただ、本心は純日本製にしたいので、何柄かピックアップしてきました。

スパゲッティ・ボウル

テーマ:よもやま話
油甚さん同様、議会を傍聴しないかというお誘いで、本日9時に行ってまいりました。
傍聴なんか初めて・・・ 市役所3階の議会のさらに上で記帳するだけですが・・

20名を超す方が傍聴をされています。ところが・・・始まりません。8時から行っている議院運営委員会がもめている・・・というか結論が出ない状態・・・

結局9時40分頃(たしか)に議長が本会議でなく、先に合併特別委員会を10時半から行い、今日中に本議会を行うとのメッセージ。仕事の関係で時間が取れなかったので、企画でよろず話をして帰りました。

傍聴席にすわっていると、いろいろな話が聞こえてまいりまして・・・やっと雰囲気が理解できました。
本会議は推進派が約1名ほど優勢。議院運営委員会と合併特別委員会は慎重派、反対派が優勢でねじれているために、反対派が本会議にかけたくない、というのが実状のよう。

ただ、雰囲気からするとお互いの主張と面子がスパゲッティ・ボウル化していまい。議論をするという以前の状態の様子。

スパゲッティボウルをほぐすには、私の主観ですが・・・

1.合併したら損をする・・・のは現状から見れば不可避でしょう。それがいやなら、6町を見捨てて合併しない。

2.湖北を一つの広域圏としてまちづくりを進める立場なら、損することは承知で共存を図るために合併する

この2者択一ではありませんか?時間切れ云々というみっともない牛歩戦術するより、双方とも、このことを真っ直ぐ問えばいいでしょう。

私は後者の立場を取ります。合併の利点は、コスト削減もさることながら、戦略的見地からいえば、政策決定を一本化できることのメリットが大きいと思うのです。
ただ、市長はそのことを市民に対して説明不足であると感じますね。

10年も前から云っておりますが、合併みたいなものをそれぞれの自治体の判断にまかせるということが大間違い。膨大なマンパワーのロスと不要のいがみあいを生んでいます。
戦略レベルの意志決定を、戦術レベルでしか議論できないところで決定しようとすることに、そもそも無理があります。こんなことこそ、お上が主導すべきなのですよ。

まったくもう

アウグスブルグ

テーマ:よもやま話
今年はドイツ・アウグスブルグとの姉妹都市交流50周年。

その記念事業をどのように進めていくかということで、先日何名か呼ばれて意見交換会のようなものが市役所で行われました。これからの市民交流のあり方を、もっと議論していこうということでしたが、たまたま娘が卒業旅行でミュンヘンまで行くという話しをしたら、「ぜひアウグスブルグまで」とのこと。それもそうだと、ミュンヘン観光をアウグスブルグ観光に変更。

今日、友人4人と一緒にアウグスブルグ市へ行ってきたそうです。市庁舎の中をご案内いただいたと、1時間ほど前に満足そうな娘からの電話。アウグスブルグの皆さん、お世話になりました。

ちょうど25年前ヨーロッパ一人旅の途中でアウグスブルグで2泊しました。ミュンヘンからは電車で一時間弱。大津の姉妹都市でもあるヴュルツブルグ市へ至るロマンチック街道バスはアウグスブルグの駅前から出発します。

初代ローマ皇帝アウグストゥスの名前に由来するアウグスブルグは2000年以上の歴史を持つ古い街。ローマ帝国はライン・ドナウ河を防衛線としていたので、それに伴って造られた防衛&植民都市です。長浜の5倍の歴史ですね。

ゆっくりと時間が通り過ぎるドイツらしいいい街です。


長浜市議会だより

テーマ:よもやま話
(以下フィクションです)
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この度、長浜市議会では惨憺たる議会運営の現状に鑑み、「税金ドロボー」と抗議する市民に対して深い反省の意を表するために、向う一年間議員歳費の半額を返上することを決定した。この期間議員バッジは半分になったものを付ける予定である。

なお、歳費が半分に減額されることにより、もともとの発端であった木之本町での7,000万円の歳入不足のおおかたは解消されるはずである。

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こんな情けない話を書く気になってしまうとは・・・
虚構新聞にのせてください。
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睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

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