隠蔽体質
昨日(23日)夜中国高速鉄道で発生した追突事故は死者43名、負傷者211名とありました。写真で見る事故の様子からその数は?を付けざるを得ません。
過去においても大躍進政策失敗時の餓死者数、文革時の死者数、天安門事件の死者数、新教ウイグル自治区暴動の死者数、チベット暴動での死者数等々、中国共産党政府は明確な数を出したことが一度もありません。
今回は、24日には重機10台で土を掘り先頭車両の運転部分を壊して埋めてしまいました。これは事故原因を隠蔽する埋葬としか思えません。必要な事故原因や再発防止に向けてこれで良いのでしょうか?
しかも今日(25日)午前中、事故から1日半で通常通り開通したとのことです。日本ではとても考えられないことです。中国政府は人命より国の面子や威信しか考えていないのです。
6月末に北京ー上海に開通した中国新幹線は、日本や欧州の技術提供で完成?したものです。この事故多発電車を中国政府は独自開発したものだと主張し、米国などで特許申請をしています。厚顔無恥とはこのことでしょう。
中国政府のように、パフォーマンスはしても知られたくないことは隠蔽して自分たちの立場を守ろうとする体質は、民主党の現政権にも共通したものを感じます。